介護福祉士会 国家試験対策講座

昨日は青森県介護福祉士会 南部支部主催「介護福祉士会国家試験対策講座」の解説を担当させていただきました。

 

本試験まで2週間という直前の時期に、皆さん、熱心に受講されていました。

 

 

本試験度まったく同じ、問題数と時間である、125問、220分、での模擬試験でした。

 

 

今年は、大きな変更点が3つもある、おおきな変革の年です。

 

 

喀痰吸引・経管栄養の「医療的ケア」がの科目が新たに追加。

 

 

科目追加により、問題数が120問→125問に、時間が210分から220分へ変更

 

 

実務者研修の受講が必須に。3年の実務経験だけでは受験できなくなりました。

 

 

受験者数や合格率、合格ラインとなる得点率が、今年は大きく変わるかもしれませんね。

 

本試験2週間前ということで、皆さん、とても熱心に学んでおられました。

 

 

 

アサから夕方までの、長時間の模擬試験と解説でしたので、テキストや解説を説明するだけでなく、所々、アクセントを加えた資料を準備しました。

 

 

2週間前ということで、とりあえず暗記したものがちという、語呂合わせや、

 

 

やる気を刺激する言葉を入れ込んでみたりしました。(多分あまり刺激できていない…)

 

模擬問題、過去問題を見てみると、社会福祉士やケアマネジャーの試験と同等かそれ以上と思われる難問がみられました。

 

国家試験の内容が、正に、介護福祉士という専門職に求められている知識であるとすれば、かなり高度な専門性が必要とされてきていると思われ、自分も含め介護に関わる専門職は、さらに知識、専門性を深めていく必要があると痛感しました。

 

 

 

ついつい、国家資格をとって満足してしまい、その後の自己研鑽を怠ってしまうのが人間の性でもありますが、決して良好ではない介護福祉士を取り巻く環境から、アタマ1つ抜け出るためには、そういった努力が必要と思います。

 

 

 

既に、介護福祉士である皆さんも、ぜひ、試験問題を解いていただきたいと思います。

 

 

僕もそうですが、どの程度、自分が資格に見合った知識を持っているのか、いないのか確認することができます。

 

 

 

初めての解説でしたので、講義より、準備に時間がかかりましたが、とても良い機会をいただきました。

 

介護福祉士としての知識量が増え、ケアマネ、社会福祉士としてもスキルアップした気分で、これからの実務に生かしていきたいと思います。

 

 

 

このような機会をいただきました、青森県介護福祉士会南部支部の皆さん、本当にありがとうございました。

 

受講者の皆さん全員の合格と、南部支部のこれからの発展・会員数増加を心よりお祈りいたします。