6/3(月)サンパチ日報

6/3(月)サンパチ日報

AM

ケアプラン作成

サービス付き高齢者向け住宅連絡調整

PM

自宅訪問 サービス担当者会議

お悔やみ

支援経過記録

帰宅

【今日のいいこと】

昨日、末期癌で高齢者住宅で療養していた方が旅立たれ、最期のお別れに県境を越えて会いに伺う。全く苦しむことなく、家族に見守られ、きれいなお顔のまま。「ここまでよくしてもらって、施設も良かったけど、やっぱり小泉さんが良かったからだよな〜笑」家族の冗談と笑顔、笑い声が絶えない。「こうやって笑って送れて本当に良かった」亡くなる1週間程前の担当者会議時は、施設の庭に出てスタッフや家族と共に野菜の種植えをしていた。

時にはバッシングの的にもなるサービス付き高齢者向け住宅。看取りを終えた家族らの前向きな表情。ここまで、本人、家族にとって満足度の高い別れを演出できる施設がどれだけあるだろうか。謂わゆる「サービスの囲い込み」のメリットを十二分に生かした看取りケア。大切なのは、サービスの囲い込みやサービスの集中減算などの数字の話ではなく、本人家族の最期の満足度の結果の話である。その満足度の高い結果に対して「過剰サービスであった、サービス利用の根拠がない、社会保障費の無駄遣いだ、自立支援になっていない」などといった批判は意味を持たない。そんな批判をかいくぐりながら、満足度をさらに高めることがケアマネジャーの役割。

いつ訪問しても、グチや文句を言わず、常に穏やかで優しい、何ごとにも動じない強さ。自分も目指すべく老いの姿。短いお付き合いでしたがありがとうございました。奥様のことはお任せください。安らかに。

今日も一日お疲れ様でした。