本日の研修は2本立て!

今日は、午後から、市民後見人フォローアップ研修会でした。

市民として地域貢献できればと考え、昨年、養成講座受講し登録、最近1名受任しました。

実際の後見業務の実務について、経験者からお話を聞き、グループワークをしました。

一番の話題は、死後事務について。

後見人は、被後見人の死亡とともに効力が亡くなるのが基本。

でも実際は、遺体の搬送や火葬、埋葬まで、やらざるを得ない状況があり、実際に、後見人1人で骨を拾ったとのことでした。

本来は、身寄りのない人の死後の対応は、生活福祉課と聞きました。

原則と、実際の取扱いが違う場合もあるので、やはり、こういった実務を聞ける機会は貴重です。

明日は、裁判所にて打ち合わせがあります。しっかり務めたいと思います。

そして、夜は、ハチケンでした。

 

こちらは、ガチガチの専門職の事例検討会です。

 

いつもは、虐待あって、生活困窮で、精神障害あって、アル中で、ゴミ屋敷で、というようなハードな多重困難ケースをテーマにしているようですが、今日は、ソフトなテーマでした。

まだ2回目の参加ですが、行政やサブセンター、今日は弁護士さんも参加して、とても面白い話が聞けます。

施設介護とケアマネ経験しかない自分には、まだ未経験の困難ケースの興味深い話が聞けます。

研修は実践に移さなければ意味がありません。

いつしか、確実に実践に結びつけたいと思います。

自分をゼロに戻したい

「なんで前のとこ辞めたんですか?」

先日も、2年ぶりくらいにお会いした看護師さんに聞かれました。

たしか、

「なんか新しいことをやりたくて…」

と答えた気がします。

昨日読書していたら、

「自分をゼロに戻したかった」

という表現があり、自分もこれに近いかなと思いました。

介護の仕事につき20年、施設系でしか仕事をしてこなかった自分。

ありがたいことにある程度のポジションにいさせてもらって、まあまあ毎日安定していました。

以前、とある会社の社員研修会にて、ちょっとしたお話をさせていただいた後、社長さんに、

「そのまま居れば良かったのになあ…なんで辞めたのか…」と真顔で言われたこともありました。

自分の人生観、仕事観、起業について話した後でした。笑

その疑問も当然ですね。

40歳まで、20年かけて50の経験とスキルを身につけたとして、普通は、その後20年勤め続けて、50から100の経験とスキルにさらに積み上げ、集大成となるよう努力することでしょう。

それが一番、効率良い方法にも思えますが、僕には、それができなかったということだと思います。

あのままの仕事を続けても、これ以上、自分で自分を成長させていく自信がありませんでした。

自分をゼロに戻したい。

ある意味、悶々としていた自分のやるせない部分を捨て去りたかったのかもしれません。

独立、新たなチャレンジといえば聞こえはいいですが、自分から逃げ出したかっただけかもしれません。

もちろん、独立、起業した方々を見て、凄いなあと思うこともありますが、だからといって、起業した人が偉い、一番凄いとは思いません。

逆に、一つの会社で、長く勤め上げ、キャリアとスキルと実績を積み上げる方の精神力、集中力、忍耐力は素晴らしいと思います。

結局どのポジションでも、
自分の思いをもって、実践している人。
自分の思いにそった、結果を出している人。
はかっこいいですね。

ゼロに戻った自分は、一年で10くらいにはなったでしょうか?

自分の弱さと向き合い、もう少しもがいてみたいと思います。

アルツハイマーデー啓発活動!

八戸の買い物のメッカ、ピアドゥで、認知症の人と家族の会として、リーフレットを配ってきました。

今年で3年目で、だいぶ慣れてきました。

厳しい表情で受け取りを断られても、メンタル的にダメージを受けなくなりました。
レジリエンス?がアップしました。

こちらから一方的に、相手が望んでないものを渡しているので、断られて当然といえば当然ですね。

大部分の方は受け取ってくださり、中には、立ち止まって話を聞いてくださることも。

数百枚配ったうちの、一枚でも、認知症で悩んでいる方、興味ある方に届けばいいです。

認知症の人の入店を拒否するコンビニなど、まだまだ、社会の理解が必要ですね。

普段、ビラはもらわないことも多い自分ですが、今度からもらうようにしたいと思います。

配る人の気持ちがわかったので。

相談援助も、多職種連携も、やはり相手の立場になって、相手の思いを知ることが大切ですね。

今年も貴重な経験ができました。