ケアプラン作成ソフトの機能の中で、意外と活用されていない文章の定型文登録機能。
ケアプラン作成業務と並行して、事業所の業務標準となるケアプランの表現・文章を都度、雛形登録し活用することで、業務の効率化のみならず、適正なケアプラン作成につながります。
もちろん、定型文そのままでケアプランを作成するのではなく、定型文をアレンジして個別性を実現していきます。
例えば、短期目標など、具体的かつ評価指標が明確な表現が求められ、ケアマネが頭を悩ます場面において、事業所内で事前に吟味し登録した定型文を選択することで、通常ゼロから文章を作成し、何度も検討を重ね、完成率0割→10割を目指す作業において、0割→7割を考える時間と手間を削減し、7割→10割を考える作業に全力を注ぐことができます。
ケアマネが100人いれば100通りのケアプランが存在すると言われる中、事業所が登録した定型文は、特に新人社員にとって、そのまま事業所の文章表現のお手本となり、ケアプラン作成の大きな手助けとなります。
また、不十分な文章表現の出現率を低減することで、事業所としてのケアプラン標準化が図られます。
国も推進するケアプラン作成へのAIの活用。
AIが、膨大なデータから導き出した最も適切な文章表現や、改善可能性の高いサービスの組み合わせを提案してくる等の仕組みとなっています。
そのいくつかの提案から、ケアマネジャーが選択し、その専門性をもって再検討し、ケアプランを作成していきます。
正に、登録した定型文を選択し、そこからケアプランを作成していく一連の作業に似ています。
近い将来実現されるであろうAIの活用、それと同様の手順で業務効率化と生産性の向上が図られ、さらには、将来のスムーズなAI活用へと移行が可能となります。
✔ゼロから文章を考える、入力する時間と手間の削減。
✔記載内容の漏れや文法間違い、誤字脱字の防止。
✔事業所のケアプランの標準化が図られる。