R4.6.16(木)サンパチ日報管主任SH編@人生会議

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ショートステイ事業所連絡

支援経過、アセスメント作成

 

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支援経過記録

勤務終了

 

【今日のいいこと】

少し前になりますが、6月4日に開催されました、青森県社会福祉士会三八支部のオンライン研修会の報告をいたします。

 

今回は、「人生会議のメゾ・マクロ実践報告」八戸市立市民病院 地域医療連携室の柳沢さん、「救命救急医が考える人生会議の意義」と題しまして、八戸市立市民病院の近藤医師よりご講義いただきました。

 

人生の最終段階における医療に関する意識調査において、どこで最期を迎えることを希望するかの問いに、国民の半数以上は「自宅」と答えていますが、実際は13%です。

 

救命救急に搬送されてくる方は、突然病に倒れ、意識が確認できない場合もあります。本人に代わって治療方針や最終段階の意向を決めるには、とても辛く、判断しにくいこともあります。

 

このような状況を鑑みて、患者や家族、医療者にとっても、限られた時間や、せかされた状況で判断を迫られることがないように、TLT(Time limited trial)「お試し期間」の治療が行われています。

 

TLTとは、まずは一定期間治療を行い、①予後がさらに確実になるまで(患者が期待する結果が得られるかどうか明確になるまで)、②治療の負担や苦痛がどの程度か理解できるまで、実験的に治療をしてみるという選択です。

 

特定の治療を行い、
・患者が改善→治療を継続
・患者が悪化→治療を差し控え、緩和治療に目標を変更
・不確実な要素が残った場合→新たなTLTを相談
という流れです。

 

ICU滞在期間の短縮、家族との話し合いの増加、患者の好みや価値観についての話し合いの増加が可能となります。

 

講義を受けて、過去に担当した60代の方を思い出しました。独居でしたが、連絡が取れないと、家族が訪問し倒れているところを発見。救急搬送、治療の末、寝たきりで経管栄養となりました。その後、部屋から「自分に何かあったら、延命治療は一切希望しない」というメモが見つかりました。

 

自分が望む最期。いつか、迎える時間。

 

私も、40歳半ば。人生100年とは言いますが、家族と人生会議をしてみようと思いました。

 

今日も一日おつかれさまでした!