R5.2.21(火)サンパチ日報管理者K編@スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会

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第2回スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会

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【今日のいいこと】

本日、朝イチで、被保佐人とスタッフからの電話があり、携帯電話がつながらなくなったとの相談あり。

 

不安そうな様子あり、すぐに対応することと、明日訪問することを伝え、心配しないように説明をする。

 

その後、自宅から直接、モニタリング訪問のため、ご利用者の自宅を訪問し、その足で、青森市へ車で向かいました。

 

途中までは、道路状況も良かったのですが、やはり、みちのく有料道路に入った途端に急に軽い吹雪になりながらも、無事に到着。

 

オンラインでの研修や会議が普及し、久しぶりの青森市までのドライブで、その前までは、社会福祉士会の委員会や基礎研修、ケアマネジャーの更新研修などで毎月のように通った記憶が思い出され、当時の自分と、現在の自分を比較し、もっと今しかできないことを必至にやるべきだ、などと思いを巡らせました。

 

 

 

午後からは、青森県総合学校教育センターにて、こちらに参加しました。

 

 

第一部は、青森県立精神保健福祉センターの鈴木早苗先生の講義がありました。

 

印象に残っているのは、以前も、ヤングケアラーの研修で学んだ、逆境的小児期体験(ACEs)についてです。

 

暴力、虐待、ネグレクト、暴力の目撃、家族の自殺(未遂)、家庭内での薬物乱用、精神障害、親との分離、家族の服役などのACEs体験を4種類以上経験している人は、ACEsのない人と比べて抑うつや不安のリスクが3〜6倍、薬物乱用が7倍、自殺未遂が30倍、糖尿病が1.5倍、循環器・呼吸器疾患やがんが2〜3倍。(米国の疫学調査)

 

12種類のACEs(親の死別/離婚/別離,家族の精神障害/物質乱用/犯罪、家庭内暴力、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、身体疾患、経済的困難)のうち、3種類を経験している人は、ACEs経験のない人に比べて、何らかの精神障害を有するリスクが2.5倍。(日本の疫学調査)

 

このデータは、こどもを取り巻く環境が、こどもの心身の健康に非常に大きな影響を与えていることを表しています。

 

もちろんこれは、そういった環境で成長してきた大人にもいえることであり、障害や高齢分野にも関係するデータです。

 

ACEs経験が、がんにまで影響しているというデータがあるということでした。

 

 

不登校や自傷行為など、目に見える表層的な部分だけにとらわれることなく、その背景や因子を細かくアセスメントし、ニーズと優先度を導き出し、あらゆる社会資源を活用しながら、人と環境に働きかけていくソーシャルワーカーの役割が、教育現場においてもとても重要になると再実感しました。

 

 

第二部は、グループワークにて、他地域のスクールソーシャルワーカーや教頭先生らとの意見交換を通して、明日からの取り組みのヒントをいただきました。

 

2年目となる今年は、まず生徒との関わりを増やすこと、こどもを取り巻くネットワークを広げること、から始めていきたいと思います。

 

 

県内各地で活躍する社会福祉士の方々とも久しぶりにお話することができ、明日からの仕事の動機づけをいただいたような気がします。

 

私もまだまだ負けずにがんばります😌

 

たった2.3日少ないだけのはずの2月の仕事も充実を極めています。

 

ありがたい限りです。

 

場面場面で自分にしかできないことを意識してがんばります。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

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