次期改正において、居宅介護支援事業所の管理者を、主任介護支援専門員とすることが議論されていることと、将来、事業所加算をとり、より、効率的なケアマネジメントを実現していくために、主任介護支援専門員研修を受講しています。3ヶ月に及ぶ
長丁場です。
主任介護支援専門員の役割は、
①包括的・継続的ケアマネジメントの実践が可能な環境整備と介護支援専門員へのサポート
②介護支援専門員に対する個別支援
となっています。
①はざっくり言うと「地域づくり」であり、
研修テキスト46ページにも
居宅介護支援事業所においても「包括的・継続的ケアマネジメンとの実践が可能な環境整備をおこなわなければならないのか。事業所の中だけで精一杯ではないか。」と疑問に感じるかもしれません。
という記述があり、そのような 疑問は大いにあるのは否定できません。
先輩ケアマネの中には、
「どこまでがケアマネジャーの仕事なのか。誰もやる人がいないと、全部ケアマネジャーの仕事になる」
と嘆いている方もいました。
言ってる意味はよくわかりますが、何でも屋の御用聞きがケアマネの専門性ではないのは明白なので、本人、家族、関係者のチカラを引き出しながら、絶妙なバランス感覚で関わっていく必要があると思います。
あれもこれもやっていると、潰れてしまいます。
ケアマネ本来の役割、優先順位をつけ、利用者、家族、関係者のチカラを見極めながら、絶妙なバランス感覚で、限りあるケアマネのパワーを注いでいく必要があると思います。
まだまだ、精進が必要のようです。