2/20(木)サンパチ日報SY編@八戸えんぶり

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【今日のいいこと】
令和初となるえんぶりも17日に始まり20日でフィナーレを迎えました。

街へ見に行かれた方もいれば、商店でたまたま居合わせて目にすることができたラッキーな方、はたまた忙しくてそれどころじゃなかった方もきっといたと思います。

この時期の訪問は、お客様やご家族様との会話の中にも「えんぶり」が出てきてしばし話に花が咲くことがあります。
私的には、運転中に沿道でえんぶり組を見かけるというパターンが一番多く、雰囲気を見ていつも満足していたのですが、なんと今年は手を伸ばせば届きそうな位置で見る事が出来ました。(拝)

摺りはやはり文句なしの迫力と見ごたえがありました。地元民ですがえんぶりの事詳しく知らないなと思い、ちょっと調べてみました。

まずは由来、諸説あるようですが、鎌倉時代の始めに、南部氏の祖・南部光行が奥州の地にやってきた頃に始まったというのが通説。

なんでも、酒の勢いで抜刀乱舞となった家来たち(酒は飲んでも飲まれるな!ですね。)の騒ぎを、機転を利かせた農民・藤九郎がにぎやかに田植歌を歌い、農具を手に持って踊り騒ぎを収めたことが、えんぶりの起源だそうです。(VISIT HACHINOHE HPより抜粋させて頂きました)

それが今日まで引き継がれて国の重要無形民俗文化財の指定を受けているのですから、まさかこんなことになるなんて藤九郎さん夢にも思わなかったでしょう…

そして、学生さんたちによる祝福芸の完成度とかわいらしさも最高でした。
喋って舞ってすだれってどれだけ練習したら出来るようになるんでしょう…
しかもあの長い口上も丸暗記しなければならないのですから脱帽です。

それぞれ仕事や学業が終わってからの練習は、本当にお疲れ様でしたの一言に尽きます。

昔はもっとたくさんのえんぶり組があったのだとお客様が教えてくれました。数は減っても、こうして伝統は守られているのでこれからも細く長くえんぶりが息づいてくれればいいなと密かに思いました。(…他力本願)

すべてのえんぶり組の皆様、この4日間雨にも負けず冬の寒さにも負けない素晴らしい舞をありがとうございました。

もう少し寒い日は続きそうですが、これでようやく春に一歩、近づけました。

今日も1日お疲れ様でした。