R4.4.26(火)サンパチ日報管理者K編@在宅看護学実習生

R4.4.26(火)サンパチ日報管理者K編@在宅看護学実習生

 

AM

Zoom朝礼

八戸学院大学看護学科
実習生受け入れ

〈講義〉
介護保険制度とケアマネジャー
社会福祉士について

 

PM

提供票交付

歯医者受診

会議参加

帰宅

 

【今日のいいこと】

本日は、八戸学院大学看護学科の実習受け入れの日でした。

今年度は、毎月2名ずつ、計8名の看護学科4年生が来所する予定です。

在宅看護学実習として、訪問看護実習がメインで、その関連事業所として、居宅介護支援事業所も1日だけ実習に組み込まれています。

 

午前は、私のほうから、介護保険制度とケアマネジャーの役割について、法律上の役割から、実際の現場で求められる+アルファの役割について説明しました。

午後は、ケアマネジャー2名のモニタリングに同行する形で、利用者の自宅と有料老人ホームへ訪問実習をしました。

 

 

インテーク、アセスメント、サービス担当者会議、モニタリングといった一連のケアマネジメント業務や、ケアプランの帳票類について、事例を交え説明しました。

それ以外の、法律にもテキストにも載っていない業務があること、できる限り、+アルファの支援にも対応していることを伝えました。

また、当事業所の特徴として、柔軟で自由な勤務体制と業務効率化と生産性の向上の取り組みということで、リモートワークやiPhone、iPadの活用、ペーパーレス、書類のデータ化、ICTツールの活用についても説明しました。

未来ある看護学生ですから、ネガティブな視点ではなく、ポジティブに前向きに伝えたつもりです。

どさくさに紛れて、実習内容から外れている社会福祉士についても説明しました。

とても、素直に熱心に耳を傾けてくれていました。

看護師として、自立支援、自己決定、精神的自立、自己実現などの考え方を理解することは非常に有用であると思います。

自己決定を引き出す言葉かけと接遇、障がい者の自立、成年後見、虐待対応など、少し脱線しました。

対応したケアマネジャーたちも、日頃の実践を言語化し振り返る貴重な機会となり、初々しい看護師の卵である学生さんたちから、心地よいエネルギーをもらった気がします。

事業運営上、マンネリ化防止を強く意識していますが、こういったケアマネ業務以外の時間を意図的にもつことで、専門職としての初心に立ち返り、フレッシュな感覚で、事業運営、利用者支援に望んでいける気がしています。

 

市内の医療機関に就職を希望しているとのことで、数年後、専門職同士でお会いできれば嬉しいなあと思います。

数年後、数十年後、現場でバリバリの心優しい看護師になった時に、今日の私たちとの関わりが1ミリでも良い影響を与えていればとても幸せですが、うーん、どうでしょうか笑

明日からまたがんばります。

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R3.12.16(木)サンパチ日報管理者K編@地域ケア圏域会議

R3.12.16(木)サンパチ日報管理者K編@地域ケア圏域会議

 

AM

Zoom朝礼

調停員業務

 

PM

地域ケア圏域会議

サービス事業所連絡調整

ご家族連絡調整

介護施設連絡調整

支援経過記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

本日は午後から、地域ケア圏域会議に出席しました。

 

高齢者支援センター(地域包括支援センター)主催のもと、民生委員、地区連合町内会長、行政担当者、介護サービス事業所担当者が出席しました。

 

民生委員、町内会長からは地域の現状として、

・地域のひとり暮らしの人がどこにいるのか把握できない。

・アパートひとり暮らしの人の安否確認、見守りができないケースが多い。

・ひとり暮らしの方を訪問しても、自宅にこもって玄関ドアを開けてくれない。

・顔にアザがある高齢者を見かけたが、自宅訪問しても出てきてくれない。どうしたらいいのかわからない。

・町内会に入会していると行事や回覧板等で安否確認できるが、入会していない人の見守りがしにくい。

・民生委員のなり手がいなく、現在2名の欠員が出ている。

・民生委員1人で、140人弱の見守りを行っている。

・川沿いに住んでいて歩くことができない方の、災害時の避難に不安がある。

・町内会に入会する人が少ない。

・町内会の班長をできないからと脱退しようとする人もいる。

 

介護サービス事業所からは、

・事業所を地域に開放し、安否確認や見守りができる場にしていきたい。

・デイサービスの送迎時など、利用者以外でも、地域の高齢者等の見守りをするように意識している。といった報告。

 

行政担当者からは、

八戸市の高齢者の状況や、高齢者の安否にかかる緊急通報の件数と死亡事故の件数等の現状報告、見守り機能付き電球など安否確認機器の活用などの情報提供がありました。

 

私からは、

・ケアマネジャーとしては、利用者宅を訪問時に、ご近所のひとり暮らし情報があれば積極的に関わり、関係機関へ相談、紹介をしていること。

・地域のひとり暮らし高齢者の応答がなかったり、行方不明となったケースに対して警察等と連携し緊急対応を行った事例の報告。

・ひとり暮らし高齢者の見守りと安否確認を、介護サービス+αを利用しても、完全には行えないこと等、報告しました。

 

また、社会福祉士として、介護保険以外の暮らしや福祉全般の相談受ける体制があること、成年後見や身元保証の相談、子どもや家庭に関する相談にも応じていく体制があることなどを説明しました。

 

主催者より、”何か事業所の案内やチラシがあったら配布してアピールしてください”との連絡いただき、急遽、開業当時に作成したきり使用していなかったパンフレットを手直ししました。

 

ちょっと文字数多めですが、見やすくなるよう修正を加えながら、今後も介護保険やケアマネジメントに限らず、サンパチの多様な支援機能を地域の社会資源として、地域福祉のためご活用いただけるよう、今後アピールしていきたいと思います。

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R3.7.16(金)サンパチ日報管理者K編@第三者委員

R3.7.16(金)サンパチ日報管理者K編@第三者委員

 

AM

Zoom朝礼

書類整備

第三者委員会

 

PM

合同事例検討会準備

利用者後見人連絡調整

サービス事業所連絡調整

主治医変更手続き

帰宅

 

【今日のいいこと】

今日は、今年度から委嘱を受けた社会福祉法人の第三者委員として、第1回の委員会に出席してきました。

 

 

初めての出席で若干緊張しましたが、私は社会福祉士として、他にケアマネジャー事業所の代表の方、地域の町内会長の方も出席されていました。

 

 

法人側としては、理事長、特養施設長、デイサービス・ショートステイ・小規模多機能事業所2ヶ所・居宅介護支援事業所の各管理者が出席していました。

 

 

第三者委員の役割は、法人より苦情内容の聴取、利用者からの苦情の直接受付、苦情申出人や法人への助言、双方の話し合いの立ち会い等になります。

 

 

今回は、法人より、苦情受付の報告がありましたが、一般的に、苦情なのか?要望なのか?の明確なボーダーラインは存在せず、中には、どちらにでも分類できるケースもあります。

 

 

大切なのは、
「これは、苦情ではなく、単なる要望であり、利用者・家族もそこまで怒ってないから、特にそこまで改善に取り組む必要はない」

といった、都合の良い解釈をしないことだと思います。

 

 

「苦情」という響きは、ネガティブなイメージが強いために、十分意識しておかなければ、事業所に起こりうるワナのひとつです。

 

 

苦情や要望は、顧客からの強いニーズの裏返しであり、強い顧客ニーズは、事業運営上、大きなビジネスチャンスにつながる可能性もあります。

 

 

第三者委員として、地域の社会福祉法人の質の向上に関わることは、社会福祉士として地域の貴重な社会資源をエンパワメントしていくことにつながりますので、微力ながら、その職責を果たしていくと共に、自事業所の運営にも生かしていきたいと思います。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

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