R2.6.19(金)サンパチ日報管理者K編@成年後見&身元保証勉強会
AM
高齢者支援センターより情報収集
↓
サービス担当者会議日程調整
↓
サービス調整
PM
グループホーム計画作成業務
↓
有料老人ホームモニタリング
↓
帰宅
【今日のいいこと】
本日は、午前は居宅介護支援事業所業務、午後からは、法人業務として契約しているグループホームの計画作成業務の日でした。
20代の頃はグループホームのケアマネジャーとして計画作成業務に携わっていましたので、懐かしい、グループホーム独特の穏やかでゆっくりとした空気感に毎週癒やされています。
利用者支援の実践の場に触れることで、介護福祉専門職として初心に帰る貴重な機会となっています。
昨日は、他法人の居宅介護支援事業所から、成年後見制度と身元保証サービスの勉強会の講師を依頼され、身元保証サービスを積極的に展開している株式会社すみれーなさんもお誘いし、少しだけお話させていただきました。
事前にいただいた質問では、
- 成年後見制度についての質問
・どのような方が利用すると有効的な制度なのか。利用することでのメリット、デメリットが知りたい。
・期間がある制度なのか。また、更新手続きは必要なのか。
・市町村申し立てにするにはどのようにすればよいか。
・必要な費用について。
・申し込みで必要な書類は何か。基本情報(フェースシート等)はどの程度のものが必要なのか。また、契約時などはケアマネの同席も求められるのか。
・制度を利用してもできないことを知りたい。また、できない部分はどのように支援していく方法があるのか知りたい。
・判断能力が著しく低下する前に早めに制度を利用したことで、結果、本人が困ることなく生活できたなどの事例があればうかがいたい。
・本人が施設入居後、入院し、亡くなった場合において成年後見人としてできることは何か。どのような流れでかかわっていくのか。
・成年後見人を利用することにより、本人の社会生活において制限などが加わるのか。
・印象に残った事例などがあれば伺いたい。
- 身元保証事業についての内容などへの質問
・費用はいくらくらいかかるのか。生活保護の方もお金がかかるのか。
・どのようなことで困っている方に必要な事業か。また、具体的にはどのようなことを保証してくれるのか。
・できることの内容において成年後見人と同じ部分はあるのか。できること、できないことについて知りたい。
・印象に残った事例などあれば、伺いたい。
・身元保証事業を始められるきっかけや支援をしていて親族や当事者とトラブルになった等大変だと感じるエピソードがあれば伺いたい。
・身元保証事業をする事業所として守るべき法律はあるのでしょうか。
・利用する際に本人の意思確認能力の程度や本人が署名できるなどの条件はあるのか。
ケアマネジャー皆さんの成年後見、身元保証への強い関心、意欲が伝わってきました。
それぞれがそれぞれの質問に回答する形でしたが、成年後見制度と身元保証サービス(生前事務委任契約・死後事務委任契約)の実践の明確な対比がなされ、対照的な違いとそれぞれの特徴が浮き彫りとなり、自分自身、とても興味深く拝聴しました。
国や行政は成年後見制度を推進しており、社会的信頼性は高いですが、ニーズへの即応性や柔軟性、迅速性などにおいて委任契約が適しているケースも多く存在すると考えられます。
本日も、唯一の子が行方不明となっている独居認知症高齢者の紹介がありました。
財産管理と身上監護の多種多様なニーズに即した支援やリファー(紹介)ができるよう、今後も支援技術とネットワークを深めていきたいと思います。
今日も一日おつかれさまでした。