R5.10.21(土)サンパチ日報主任S編@社会福祉士三八支部 研修会
青森県社会福祉士会三八支部 令和5年度第2回研修会
「社会課題の解決に向けて~障がいのある方の就労と自己実現~」
「農福連携による障がい者の自立支援」
講師:社会福祉法人ユートピアの会 事務長 沼田智美氏
https://yutopia-world.com
日本の農業の現状として、国民の食糧危機、農業者の減少、障がい者の就労者が少ないところから、農福連携の取り組みへ!
作業の適正を見極め、作業しやすい環境を整え、ひとりひとりに得意な作業を提供し、工賃が向上できるようにしているそうです。
平成27年度より三八地域障害者農業就労促進ネットワーク事務局の運営となりました。
行政とも、農福連携事業の取組指導や農業者への普及活動としてタイアップ。
農業体験交流会やイベント出店(ノウフクマルシェ、はちまるてtoて→市内ショッピングセンターやはちのへホコテンの合同即売会)と活動されています。
機会があれば、即売会へ足を運びたいと思います!🥦
「環境リサイクルと福祉の融合」
講師:株式会社ライブワークス 代表取締役 中里光明氏
http://www.live-works.jp
株式会社エコブリッジ(自動車・電子情報機器リサイクル事業)の解体分別作業をライブワークスへ委託。
外部就労として、水産加工品(煮干し・ミール)、草刈り、オフィス家具リユースの清掃及び物販展示会の委託に加え、更に漁網リサイクルとして廃棄プラスチック部類の分別回収作業の生産活動が拡大しています。
労働賃金評価制度を作成し、本人の自己評価と職員全員の評価を数値化することで、「労働技術向上の見える化」を図ると共に「生活環境」も評価に加え、総合評価制度を実施。
更に、班長グループ制を用い、連帯協調性の向上も図っています。
資格習得等にも積極的に指導されている他、八戸三社大祭や南部町主催の長ぐつアイスホッケー、農業ボランティアとしてりんご収穫作業の参加など、地域との結びつきも大切にされています。
中里氏より、仕事を教えていく工程で「可視化」したり「それぞれの個性に合わせて、わかりやすく工夫」をしているというお話しから、ハッとさせられました。
私は、新人スタッフのペースに合わせて「わかりやすく伝えていたか?」と…。
自分のペースに合わせて、教えていたのではないか…と、気付かされました。
私が心がけていることは、「 *気持ちよく仕事ができる* 」です。
スタッフが気持ちよく仕事ができるように、自分自身を見つめなおし、更に気が引き締まった一日でした。
おつかれさまでした!