R6.12.23(月)サンパチ日報研修報告編@もっと知ろうヤングケアラー
先日、2名のケアマネージャーが参加した研修報告を紹介します。
日時:令和6年12月18日(水)
テーマ:「もっと知ろう ヤングケアラー」
主催:青森県介護支援専門員協会 八戸支部
講師:八戸学院大学短期大学部 介護福祉学科 学科長 柏葉英美 先生
研修報告①
★学び・気づきとなったこと
ヤングケアラーについて正しい理解をし適切な支援を行わなければならない。
親や本人を責め立てるような言動はしてはいけない。
ヤングケアラーの相談できるような環境を作り、適切な機関へ情報提する。
★明日からの業務に活かせること
ヤングケアラーはまじめな子供が多く自分が勉強できない環境に置かれていることが理解できないため、相談できるように声がけ、居場所作りができるように支援すること。
研修報告②
★学び・気づきとなったこと
ヤングケアラーの何が問題なのか分からなかったが、研修を受けてヤングケアラーの家庭は困窮している家庭が多く、将来的にさらに困窮を招いてしまうという事を学んだ。
子供のうちは他の家庭の状況が分からないため、自分の家が当たり前になる。
そうすると子供が我慢をしなければならない、自分のせいで家族の負担になる等の感情が湧いてくるため、自分が頑張らなければと周囲の支援を受け入れることができなくなってしまう。
その結果、高校にもいかず、ケアが終わったときには中年を迎え学歴もなく就職もできないという状況になってしまう事もある。
これを未然に防ぐためには、訪問時の家族状況等の聞きとりをしっかりと行っていくことが大切だと感じた。
★明日からの業務に活かせること
訪問時には、家族の支援についての聞き取り時にヤングケアラーがいないかの確認を行い、もしいた場合には支援できるように専門職への情報提供を行う。
研修後の懇親会にも参加し、各事業所の皆さんとお酒を交えてたのしい交流ができたそうで、料理もおいしくて何度もおかわりしたのは内緒です🍺
サンパチでは、今後もケアマネジメントスキル向上のため、多種多様な研修・セミナー等に積極的に参加していきます!
今日も一日おつかれさまでした!