R4.3.20(日)サンパチ日報管理者K編@SSWrオンライン会議

R4.3.20(日)サンパチ日報管理者K編@SSWrオンライン会議

 

AM

雪かき

スマートフォン返却手続き

 

PM

青森県社会福祉士会
スクールソーシャルワーカーオンライン会議

帰宅

 

 

【今日のいいこと】

昨日は思わぬ3月の降雪により、雪かきで1日終わりました。

 

 

今年から、少し雪かきをすると腰が重くなるという、年齢的な身体の変化を強く感じております。

 

 

 

午後からは、先輩のSSWrと一緒に、青森県社会福祉士会のスクールソーシャルワーカー部会によるオンライン会議に参加しました。

 

初めての参加で、少し緊張の中、

 

「新型コロナウィルスの影響による教育現場の実情と課題について」をテーマに、県内のスクールソーシャルワーカーの方から発表がありました。

 

・児童、生徒間の交流機会の減少

・ストレスや不安の増大

・家庭の経済的な困り感の増大

・学校側のオンライン授業への対応

・新型コロナウィルスを原因として出席停止から不登校へつながるリスク

・家庭の経済的事情に関する相談をしづらい状況

 

 

私はまだ数ヶ月のSSW活動であり、特に何か意見を発するまでの経験や知見はないのですが、県内で活躍するスクールソーシャルワーカーの諸先輩方の実践状況と課題について拝聴する貴重な機会となりました。

 

自分の周りでは、生徒児童や保護者、先生から「新型コロナウィルスが原因で…」といった言葉を耳にすることはなく、その影響はさほど大きくないと考えがちでしたが、目に見えにくい部分での、ストレスや不安、経済的困窮などの影響が、不登校や家庭の課題等の根本的な要因として存在する可能性が多分にあると感じました。

 

スクールソーシャルワーカーとしても、社会福祉士としても、ケアマネジャーとしても、これだけ世界にインパクトを与えている新型コロナウィルスによるクライエントへの身体、精神、心や思考への隠れた影響がないか丁寧にアセスメントする必要があると思いました。

 

今後のスクールソーシャルワーク活動、ケアマネジメント活動に役立てていきたいと思います。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

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R4.2.20(日)サンパチ日報管理者K編@ヤングケアラー

R4.2.20(日)サンパチ日報管理者K編@ヤングケアラー

 

AM

カーリング決勝応援

 

PM

弘前大学「子どもの貧困」プロジェクト・セミナー
「ヤングケアラーの支援を考える」

 

【今日のいいこと】

今日は休みでしたので、自宅で、午前中はオリンピックのカーリング女子決勝の応援、素晴らしい銀メダルでした。

ゲーム中の逆境においても、常に笑顔で、仲間に声を掛け合う姿にとても感銘を受け、自分を振り返る良い機会となりました。

 

そして午後からは、

弘前大学「子どもの貧困」プロジェクト・セミナー
「ヤングケアラーの支援を考える」

にオンラインで参加させていただきました。

 

最近耳にする機会が多い、「ヤングケアラー」ですが、具体的には下記のような状況にある子どもたちのことを指しています。

 

今までは、「ヤングケアラー」と言われる子どもたちは、家庭内で非常に大変な状況に置かれているといった認識程度しかありませんでしたが、今回のセミナーに参加し、そのリスクはより重大であり、子ども自身の生涯に渡り、うつ、自殺、犯罪に巻き込まれるリスクが高まる可能性がある研究データも存在し、子どもの将来に非常に重大な悪影響を及ぼしかねない状況であることを学びました。

 

ヤングケアラーは、定時制や通信制の高校に多い傾向にあるとのことで、現在、スクールソーシャルワーカーとして、そこに勤務している自分にとって、理解しておかなければならない課題であると改めて感じました。

 

拝聴し、心に残った点、今後の子どもや家庭の支援で生かしていきたいと思ったことは、

 

学校において、遅刻・欠席が多い、居眠りをする、提出書類が送れる、学費の滞納といった生徒に対するアセスメントでは、ヤングケアラーであるかどうかの視点も必要である。

 

生まれてからケアをされて、ケアをする立場になり、やがてケアを受けて死んでいくのは当たり前といった考え方が重要。
大切なのは、子どもや家族の特定の人にケアの負担が集中しないように様々な社会資源を活用しケアをすること。

 

コロナ禍でヤングケアラーは増加しているが、ヤングケアラーはみつけにくい。
自覚できない、相談しない・できない、ケアしないといけないと思いこんでいるといったことがある。

 

支援する際に気をつけなければならない児童生徒の気持ちとして、

・家族をとても大切に思っているので、家族のことを悪く思われたくないと必死に隠している。

相談したことがとても恥ずかしく、後悔している。

「助けてあげる」「困っているんでしょ」という視点で近づくと、とても嫌な気持ちになる。

そして、

いつでも向こうから相談できる体制を作る。新しいことにつなぐ場合はグイグイ行かない。

児童生徒を焦らせず「頑張ってるね」と見守る。必要な場合は、先が見通せるよう支援する。

児童生徒が大切に思っているものは何か、誰か、何を願っているか、それが家族なのか、丁寧なアセスメントが必要。

・ケアも人生の一部であり、取り上げると穴が開いて苦しみもがくため、取り上げるのではなく、自分の楽しみもできるよう調整する。

 

これらのことは、児童生徒のみならず、高齢者支援においても、ぜひ実践していきたいと思いました。

 

 

貴重なお話を聞くことができ、充実した休日となりました。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

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「父ちゃん死ぬなら僕も」

とても悲しい出来事が起きました。

自分には、平和で豊かに見えている世の中の、ほんの表面の部分だけしか見えていないのかと、考えさせられます。

自ら命を落とした人が、すべて正義とは限りませんが、このお2人が天国で仲良く幸せに暮らせますように。

<愛知・父子死亡1カ月>

「父ちゃん死ぬなら僕も」メモ残す

◇室内に複数メモ
長男「大学に行って医者になる」と夢語る

愛知県一宮市のアパート一室で昨年12月14日、この部屋に住む父親(48)と小学5年の長男(10)の遺体が見つかった事件で、「父ちゃんが死ぬなら、僕も一緒に死ぬ」と記したメモが残っていたことが、関係者への取材で分かった。

父子は2人暮らしで、長男の親権を失った父親が将来を憂える内容のものもあった。市や県一宮児童相談センター(児童相談所)は2人を見守っていたが「父子の関係は良好」と判断し異変を察知できなかった。

市と児相は一連の対応について報告書をまとめ、県は問題や課題を検証する方針。

県警一宮署によると、父子は居間に並んで倒れており、父親は自殺と判断された。
長男の死因は不明で病理解剖をして検査している。

関係者によると、メモは複数あり、パソコンなどで印字されたものだった。
父子がこのアパートで暮らし始めたのは2013年10月。
児相は翌年11月、体調が悪くて働けず生活保護を受けていた父親から「養育が難しい」と相談され、長男を保護した。
昨年9月までに長男を計8回保護したが、うち6回は勉強への取り組みなどを巡る父子の口げんかが理由。
長男は自ら児相を訪れることも多く、保護時はいずれも父子の同意を得ていた。

児相の担当者は長男について「とても頭が良く『今は父親とクールダウンの時だ』ぐらいの感覚で連絡をくれていた」と話す。

長男は一定期間が過ぎると帰宅を望むことも多く、担当者が理由を尋ねると「勉強を教えてくれる父ちゃんが好きだ」とはにかんだという。

関係者によると、長男は「大学に行って医者になる」と将来の目標を掲げており、児相は「自分で方向を選べる子」とみていた。

保護回数の増加を受けて児相は、長男を児童福祉法に基づく「要保護児童」とすることを市に提案し、15年10月から月1回開かれる児相と市の定例会議で父子の状況を確認していた。

それでも市教育委員会の説明では、長男の学校生活に問題はなく、昨年11月の会議でも「特別な対応は必要ない」としていた。

しかし、関係者によると、昨夏ごろから長男の親権を巡る争いが起こり、父親の環境は変化していた。

長男が通う小学校の校長は遺体発見の5日前、父親から「息子といられなくなる」と転校の相談を受けた。校長は「父親は理路整然と冷静に話し、変化に気付かなかった」と話す。

市子育て支援課の担当者は「父親への対応が会議で主題になることはなかった」と説明する。

児相の担当者は「最後の保護の際、強制保護を検討すべきだったのかもしれない。でも、父子が死を選択することは考えられなかった」と話した。

◆相談窓口

◇相談窓口 ~ 一人で悩むより、まず相談を。~

http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/soudan.html

◇こころの健康相談統一ダイヤル

0570-064-556=相談対応曜日・時間は都道府県によって異なる

◇自殺予防いのちの電話

0120-738-556=毎月10日(午前8時か~11日午前8時)にフリーダイヤルの電話相談。全国のいのちの電話はこちら(http://www.find-j.jp/zenkoku.html)

◇東京自殺防止センター(NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター)
03-5286-9090=年中無休、午後8時~午前6時(毎週火曜日は午後5時~午前6時)

◇児童相談所全国共通ダイヤル

189=年中無休、24時間

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170113-00000005-mai-soci