R6.4.17(水)サンパチ日報管理者K編@引き抜き

R6.4.17(水)サンパチ日報管理者K編@引き抜き

 

AM

朝礼

介護老人福祉施設訪問 面談

サービス付き高齢者向け住宅訪問 面談

 

PM

医療機関訪問 退院立会い

自宅訪問

記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

先日、事務所にいらした関係者の方が、今年入社したケアマネジャーの顔を見て、

 

「あら、お久しぶりです」

「こんなに引き抜いていると、他から恨まれるんじゃないですか(笑)」

 

といった冗談話をされ、帰られました。

 

人材不足の昨今、巷でよく聞く社員の「引き抜き」。

 

「あそこに◯人引き抜かれた💢」

 

といった穏やかでない話もたまに耳にします。

 

その定義は

「他社で働いている人材に積極的に声をかけ、自社へ転職させる」

といったところでしょうか。

 

 

正直に言います。

実は、サンパチでは過去に引き抜きをしたことが・・・

 

 

ございません。

 

現在いる社員6名のうち、

入社するまでまったく面識がなかった人が3名。

かろうじて面識はあったがほぼ話したことがなかった人が2名。

仕事上面識はあったが数年間会ってなかった人が1名。

といった状況です。

 

その理由として、

①人材を引き抜くことへの責任が待てない。

サンパチがその人にとって良い職場かどうか、合うかどうかは保証できません。

 

②引き抜いたことでの忖度をしたくない

引き抜くからには、給料や業務の面で好条件で優遇する必要があるでしょうし、指導の際にも多少なりとも私や社員が遠慮する場面が出てくるかもしれません。

 

③サンパチで働きたいと思ってくれる能動的な意思を大切にしたい。

受動的ではなく能動的な意思を持った人と一緒に前向きに仕事をしたいと思っています。私の事を嫌いになっても、サンパチで働きたいと自発的に思った時の気持ちを思い出して耐えてほしい笑。

 

④引き抜くほどの人材かどうか見分けることができない。

外部からは有能に見えていても内部での評価が低いという場合もあり、私も常に社員からの評価に気をつけている所です笑。徹底的に調査しない限り、ハロー効果(一部分が秀でていると、全てが秀でているように見えてしまう)に左右されない自信がありません。

 

⑤引き抜きトラブルに巻き込まれたくない。

そんな意味のないトラブルに巻き込まれている暇はないですし、連携を重んじる介護業界において、引き抜きは仕事に支障を生じかねません。

 

⑥居宅介護支援事業所なので、引き抜かなくても人員基準を満たせる。

欠員補充できない場合でも、担当利用者数を調整することで人員基準違反になることなく、焦って引き抜く必要もなくなります。

 

 

ということで、メイン人材がケアマネジャーであるため、ほぼ他社から転職した人材ではありますが、サンパチから積極的に声をかけて引き抜いたことはありせん。

サンパチはシロですので、誤解なきようお願いします笑

ただし、知らぬ間に引き抜かれている可能性はなくはないです笑。

 

ただ、一般的にはよくあるヘッドハンティングによる転職は、スキルアップや待遇アップには有効だと思いますし、我慢してダメな会社で働く必要はもちろんありません。

 

そんな甘いことを言っているとこれから人材不足が進むの世の中を乗り切れないぞという側面も理解できます。あくまで現時点での方針ではあります。

 

引き抜かれるのも、転職するのも、ある意味では同じ、本人の意思であり、職業選択の自由です。

なんかトラブルめいてしまうのは、その引き抜き方でしょうか。

 

上記のポイントを凌駕するほどのどうしようもない状況となり、どうしようもないほどの人材が現れた際には、こっそりヘッドハンティングするかもしれません。悪しからず笑。

その際は上手に引き抜きます笑。

 

ということで、今回の求人も、引き抜かなくても採用できそうな良い兆しの面接予定が入っています。

 

引き抜かなくても、よい人材が能動的かつ意思的に集まる職場づくりを目指します。

 

良いケアマネジメントは、良い職場環境と、良い人材から。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

店主を引き抜きたいほど旨いラーメン、青森出張のついでに。

 

 

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R6.3.26(火)サンパチ日報管理者K編@報酬改定

R6.3.26(火)サンパチ日報管理者K編@報酬改定

 

AM

朝礼

ケアプラン軽微変更手続き

報酬改定提供票修正

 

PM

管理者業務

給与改定事務

個人面談準備

報酬改定書類整備

帰宅

 

【今日のいいこと】

すっかり日報の更新が滞るほど、3年に一度の介護保険報酬改定の波にのまれそうになっています(注:言い訳)。

毎度毎度のことですが、今回は改定内容が特に激しくなっています。

BCPから虐待防止、感染対策、担当標準件数の増加、福祉用具の選択制などなど。

今までケアマネ1人当りの標準担当件数35件とされていたのが、急に、44件〜49件になる時代です。

もう何があってもおかしくない時代です。

とはいえ、日本の人口動態は、少子高齢化で完全にバランスが崩れていますので、労働人口が減って、要介護者が増え続けているので、これはもう必然で仕方がない結果であるとも言えます。

明日は我が身です。

日本にいる限り、避けきれない現状ですので、ましてやこの福祉業界にいる身としては、こんな人口構造の世の中にいても、なんとか世のため、社会のために、できることを全力で行い、もがいて、目の前の利用者を、そして、将来の自分や、社会の子どもたちを少しでも良い方向へ向けたいと思います。

そのための策を、管理者として、経営者として、日々考える毎日です。

正しい答えは出ません。

危機意識を持って、ある意味、楽観的に、こんな小さな会社ですが、ほんの少しでも社会の支えになるべく、考えること、行動すること、それが、結果的に社員や会社の利益につながると思います。

ケアマネジャーの介護報酬は少し上がりましたが、やるべきことも増え、標準件数も増え、なかなか厳しい戦いが続きます。

が、だからこそ、やれることはあるし、特にサンパチにとっては、柔軟に臨機応変に生き抜ける優位性があるとも思っています。

事業所開設当初から、コンプライアンス(法令遵守)と業務効率化、生産性向上には特に力を入れて取り組んできましたが、その成果が強く求められる時代になりました。

やっと時代がサンパチに追いついてきました笑

 

課題は、私の管理者として、経営者としての立ち振舞と資質、センスであることは承知しています。

不足していることを知っているからこそ、成長する余白は大きいと思います。

まだまだがんばり、努力していきます。

どうにかできる自信はあります。根拠はないですが。

地域のケアマネジャーとも連携、団結し、この地域のケアマネジメントの良心を守ってといきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

今月ひっそりと燃える誕生日を迎えました
クルクル回転しだし、ボヤがおきないか心配でした

 

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R6.3.3(日)サンパチ日報管理者K編@人を伸ばす力

R6.3.3(日)サンパチ日報管理者K編@人を伸ばす力

 

AM

フィットネスジム

 

PM

仕事と読書

息子送迎

帰宅

 

【今日のいいこと】

今日は、久しぶりにフィットネスジムへ行きました。

マシントレーニングはほどほどに、目標を5月19日(日)の八戸うみねこマラソンに定め、10km程、ゆっくり走りました。

昨年のレース終盤、ご高齢のランナーや女性ランナーたちにスイスイと抜かれまくったことが昨日のことのように思い出されます。

圧倒的に走り込み不足、スタミナ不足でしたので、年々、年齢とともに低下する体力、持久力に少しでも抗うべく、昨年の自分より1秒でも前へ、を目標に楽しみながチャレンジしたいと思います。

 

 

午後からは、カフェで読書にチャレンジしましたが、実は読書が苦手で、読書量は他の経営者や管理者に比べ、圧倒的に少ないと思います。

スマホはずっと見てられるのに、本を開くとなぜかすぐ眠くなります。

仕事でペーパーレスに取り組んでいるからでしょうか、紙の文字を見ても、頭に入りにくい気がしています。

Kindleなどの電子書籍のほうが得意です。

ただ、家族や社員にもシェアできるかなと思い、最近は、紙の本にこだわっています。が、読書が進みません😅

そんな私がようやく最近読み終えた本がこちらです。

「人を伸ばす力」

あまり自信ないです😅


かなり黄ばんで年季が入っていて、買ってから読み終えるのに10年かかりました、というように見えますが、中古本を購入したためです。

以前、知り合いの経営者らと話題になったケアマネジャーの給料歩合制の可否、給与システムと人材育成の考え方など、参考となる内容でした。

 

私の理解した内容の一部としては、

・報酬、目標の押しつけ、監視、評価など、これらすべてが人の内発的動機づけを低下させる可能性がある。

・時に報酬は内発的動機づけを低下させる。報酬を打ち切られると、もはやその活動をしたいと思わなくなる。
人は金銭によって動機づけられる一方で、内発的動機づけが低下し、さまざまなマイナス面の影響がもたらされる。
その活動を金銭という報酬を得るための単なる手段としてしか見なくなり、その活動に対して抱いていた興奮や熱意を失ってしまうのである。
金銭が人を統制し、人は疎外され、真の自己を放棄する。

・報酬や評価などで外から動機づけられるよりも、自分で自分を動機づけるほう(内発的動機づけ)が、創造性、責任感、健康な行動、変化の持続性といった点で優れている。

・内発的動機づけとは、活動それ自体に没頭している心理的な状態であって、(金を稼ぐとか絵を完成させるというような)何かの目的に到達することとは無関係なのである。

・しかし、目標や構造を定め、制限を設定すること(外的動機づけ)は組織、文化においてしばしば重要である。
他者の自律性を支えながら統制しないためには、他者の視点で考え、他者の自発性や責任感ある姿勢を積極的に励ましていくことである。

金銭的報酬によって人が動機づけられることも事実である。
報酬を提供しようとする人が統制しようとする意図をもたず、報酬が成し遂げられたことに対する承認として提供されるのであれば、統制するものとして感じないはずである。

・内発的動機づけを高める→自律性を支える=選択を与えること、意思決定する役割を与えること。

 

いかがでしょう。
ご理解いただけましたでしょうか。

 

 

「テストで100点とったら、ゲーム買ってあげるよ」

「たくさん売上をあげた人には、給料を◯万円加算します」

達成されると、もらうほうも、あげるほうも、嬉しいだけで、WIN-WINに見えますが、このことによって、勉強や仕事が報酬を得るための単なる手段となってしまい、本来の楽しみ・やりがいを感じることを奪う可能性があると、この本は訴えています。

 

でも、報酬は必要ですから、

報酬で人を統制しないこと、成果に対する承認としてつかうこと、そして、自律性を支えるために選択を与えること、意思決定の役割を与えること、それらを、相手の視点で積極的に励ましていくこと、が重要であると理解しました。

今まで、なんとなく考えていたことが明文化されスッキリした面もありますが、なかなかに難しいです😅

 

4月の昇給、給与制度の検討を前に、良い学びを得ました。

 

内発的動機づけにより、仕事の楽しみを感じ、自律性をもって責任ある仕事をし、成果の承認として十分な報酬を与えられるような環境づくりに取り組んでいきたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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