R3.6.21(月)サンパチ日報管理者K編@在宅看護学実習②

R3.6.21(月)サンパチ日報管理者K編@在宅看護学実習②

 

AM

Zoom朝礼

在宅看護学実習

 

PM

在宅看護実習

有料老人ホーム連絡調整

家族連絡調整

支援経過記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

本日は、八戸学院大学看護学部4年生の実習の日でした。

 

前回に続き、2回目の受入れで、3名の看護師の卵が来所しました。

 

在宅看護実習として、訪問看護ステーション、有料老人ホーム、居宅介護支援事業所での実習を実施しているとのことでした。

 

今回も、挨拶や言葉遣いなどの接遇面がしっかりとしていて、自然な笑顔が印象的な学生さんたちで、説明に熱心に耳を傾け、メモをとっていました。

 

 

ケアマネジャー役割、日々の業務内容、看護師との連携について、説明しましたが、

ケアマネジャーとは何をする人なのか?

この単純な問いに、明快に一言で解答することは、簡単なようで難しく、介護保険法第7条には、

「介護の相談に応じ、ケアプランの作成や市町村・サービス事業所・施設等とのとの連絡調整を行う者。」

と明記されています。

 

が、実際は、これだけに収まらないことは言うまでも有りません。

 

付随する業務は多数あり、時には、本来業務ではない、住所変更手続き、入院手続き、夫婦喧嘩の仲裁、警察現場検証立会い、など多岐に渡ります。

 

多職種連携で、誰の役割でもないことは、

「ケアマネジャーに相談すればいいよ」

と言われたと相談に来る利用者もいらっしゃいます。

 

利用者が遠慮なく何でも相談してくれることは、ケアマネジャーとして、社会福祉士として、相談援助職冥利に尽きることではありますが、とは言え、すべて何でもやってあげることは自立支援、エンパワメントの理念に反し、ケアマネジメントではなく、利用者の力を奪い、依存的関係をつくってしまうことにもなりかねませんので、利用者・家族の力を引き出し、活かしながら、ケアマネジャーの本来業務から逸脱しない範囲での、過不足のないギリギリをせめぎ合うマネジメントが必要になります。

 

ケアマネジャーに限らず専門職がやり過ぎればやり過ぎるほど、利用者や家族の力を奪い、パワーレスの状態にしてしまい、自立を阻害してしまうことになりかねません。

 

多職種連携を通して、介護職出身のケアマネジャーは、医療とリハビリの視点が欠如しないよう、強く意識しなければなりません。

 

学生に伝えることで、自分の中のケアマネジャー論が整理されていきます。

 

テキストに記載されていない実際の現場の動きを意識してお話しました。

 

午後からは、住宅型有料老人ホームや、サービス付き高齢者向け住宅へのモニタリング訪問へ同行してもらいました。

 

積極的に質問をするなど、意欲が見られました。

 

無事に国家試験に合格し、心温かい看護実践ができる専門職へ成長し、また、地域のどこかで再開し、連携できることを楽しみにしたいと思います。

 

それを楽しみにしながら、おじさんも成長し続けたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

→日報一覧はこちらから

 

 

R3.6.13(金)サンパチ日報管理者K編@介護職員初任者研修

R3.6.13(金)サンパチ日報管理者K編@介護職員初任者研修

 

AM

Zoom朝礼

有料老人ホーム連絡調整

家族連絡調整

支援経過記録

 

PM

自宅モニタリング

銀行手続き

有料老人ホーム連絡調整

支援経過記録

ケアプラン原案作成

初任者研修講師

帰宅

 

【今日のいいこと】

今週は、数年ぶりに、介護職員初任者研修の講師の依頼をいただき、終業後、5日間に渡り、講義をしておりました。

 

 

 

私の担当科目は、尊厳や人権、高齢者に関連する制度に関するもので、アドボカシー、ストレングス、エンパワメント、ノーマライゼーション、高齢者虐待防止法、身体拘束禁止、マズロー欲求階層、QOL、自立支援、自己決定、障害者総合支援法、成年後見制度といった内容です。

 

社会福祉士の専門知識と技能、ソーシャルワークの原理原則に関わる内容であり、介護職員初任者研修ではありますが、社会福祉士を意識しての講義となりました。

 

今後、介護という仕事を本格的に目指すであろう受講生の皆さんを前に、お話する機会を得たこと、大変光栄なことです。

 

テキスト通りの言葉を並べるだけでなく、介護事業所勤務時代の実体験や、現在のケアマネジメント業務の中での、多様な介護事業所との関わりの中での実例を多く交え、ひとつでも受講生の胸に残るよう意識しました。

 

介護職として、利用者の尊厳を守り、人権を擁護することとは、人として当たり前に優しく丁寧に接すること、利用者の自己決定を引き出すこと、そのために選択肢を提示すること、言葉掛けは必然的に、質問形、疑問形とすること、決して、命令形、指示形にはなりえないこと、など。

 

丁寧な言葉掛けをし、食事・排泄・入浴のみの低次の人間欲求だけでなく、高次の自己実現、楽しみ、生きがいを目指す支援をするのが、介護職の楽しさ、やりがいであること、など。

 

そして、そういった支援が可能となる職場を見つけること、など、お伝えしました。

 

また、社会福祉士としては、成年後見制度のメリットと、テキストにはないデメリットとなりうる点、申し立てから後見活動の実際についてお話しました。

 

おそらく、1割も胸に残すことはできなかったと思いますが、いつかどこかの評判の良いサービス事業所で再開できたら嬉しいなと思います。

 

受講生の皆さんの、介護職としての健全なるスキルアップと、ご多幸を心よりお祈りいたします。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

→日報一覧はこちらから

 

 

R3.6.8(火)サンパチ日報社員SY編@社会福祉士基礎研修Ⅱ

R3.6.8(火)サンパチ日報社員SY編@社会福祉士基礎研修Ⅱ

 

AM

Zoom朝礼

モニタリング

記録

 

PM

記録

モニタリング

連絡調整、記録

 

 

皆様、こんにちは。

 

先月より社会福祉士基礎研修Ⅱが開講となりました。

 

昨年の基礎研修Ⅰは9月に始まり12月で終了でしたが、基礎研修Ⅱからは期間もボリュームも大幅にパワーアップとなり、なんと来年の2月までのロングランです。

 

研修に加えレポート提出もありで、無事にカリキュラムを終えられるのかと不安に慄く中、1日目と2日目の研修に参加となりました。

 

 

今年は、ZOOMによるオンライン形式での研修となります。

 

オンラインは賛否両論あるかと思いますが、会場に向かう時間をとられなくてよい事や休憩時間の混みあうトイレに並ばなくていい事(最重要)は個人的にはメリットに感じています。

 

一方で、ネット環境を整えなければならない事や通信障害による中断、グループワーク時なかなか目線が合わない(カメラの位置による)などいい面もあれば不便さを感じる面があるのも致し方ない事ですね。

 

さて、そんなこんなで1日目となった5月8日(土)。

 

もうこの時点で圧巻ですよね。

 

昨年は、コロナの影響で基礎研修Ⅱは開講にならなかったそうなので、昨年の受講者も含めこの人数となっておりました。

 

 

今回だけ2日連続での研修スケジュールで、オリエンテーションから始まりソーシャルワーク理論系科目Ⅰ 相談援助の視座と社会福祉援助の展開過程を一日目に、実践の為のアプローチを2日目に行いました。

 

テキストやレジュメを見ながら、講義が行われその後にグループ討議が行われました。

 

グループでの話し合いは、学生のころから嫌というほどやっているはずなのに、未だ慣れることなく表情が引きつります…(^^;)

 

グループワーク大好きという方いましたら、是非ともその極意を教えて頂きたいです。(切実)

 

苦手なものはなるべく静かにやり過ごしたい性分なのですが、せっかくの勉強の機会ですので、思い切って発表者に立候補させて頂き、両日ともにグループで話し合った中身を全体にお伝えさせて頂きました。

 

画面越しだから気楽に伝えられると言う事は全くなく、会場で発表するのと同じくらいの緊張度合いでした…

 

今週の日曜日に、3日目の研修を迎える事となります。今回は先週提出したレポートを一人ずつ、グループ内で発表していく形になるはずなので緊張半分楽しみ半分で臨めたらなぁと思っています。

 

 

休憩時間を満喫できるのも、オンライン研修ならでは…(?!)

 

 

今日も一日お疲れさまでした。

 

 

 

 

→日報一覧はこちらから