R7.11.4(火)サンパチ日報代表小泉編@コンフリクト

R7.11.4(火)サンパチ日報代表小泉編@コンフリクト

AM

連絡調整

給与手続き

 

PM

病院訪問

記録作成

行政届出書類作成

 

【本日の特記事項】

今日は、給料手続きや実績確認、社会保険等の手続きなどを予定していましたが、予期せず、救急隊員から電話があり、被後見人の方が体調不良で救急搬送されたとのこと、急遽、少し離れたとある公立病院まで駆けつけました。

診察の結果、一時的なもので回復しており、ひとまず安心しました。

しかし、本人にはその時の記憶がなく、医師からは「一人暮らしの継続は難しい」との見立てもありました。

それでも本人は「自宅で暮らしたい」と強く希望されています。
付き添ってくれていたケアマネジャーと相談を重ね、リスクと本人の意思、今後の支援体制について意見を共有し、役割を整理しました。

普段、ケアマネジャーとしても活動していますが、時に成年後見人として他のケアマネジャーと向き合うことで、本人の意思決定と生活上のリスクという相反する事柄に関して、自分の考え方のクセや、判断のブレに気づかされる瞬間があり、成年後見人としての葛藤も生じます。

また、成年後見人として、自分の考えに固執することなく、本人はもとより、日々支援に当たってくれているケアマネジャーはじめケアチームの皆さんの意見も尊重しなければならないという思いもあります。

生活上のリスクを中心にアセスメントを行うと、どうしてもネガティブな視点に偏りがちになります。一方で、ストレングスや自立支援・意思決定を重視すると、リスクとのバランスにコンフリクト(価値観の衝突)が生じます。

「安全を優先すべきか」「意思を尊重すべきか」正解のない問いに、日々立ち止まりながら向き合っています。

制度の枠だけでは測れない“人の生き方”を支えるために、私たちは常に自分自身を見つめ直す必要があるのだと思います。

 

担当のケアマネジャーさんは本当によく動いてくれています。
法定業務以外のシャドウ・ワークまで担っていただく姿に、とても恐縮で頭が下がる思いです。

「例えシャドウ・ワークであっても、本人にとって必要なことを、自分がやることは決して苦ではない。しかし、そういったケアマネジャーの姿を周囲に見せることで、逆にケアマネジャーのなり手がいなくなるのではないかと危惧している」
という言葉が胸に響きました。

ということで、今日も色々と気づきの多い一日でした。

病院近くで紅葉も見ることができました。

明日もまた、現場と机の間を行き来しながら、前向きに頑張ります。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R7.11.3(月)サンパチ日報AIアシスタント編@義務と縛り

R7.11.3(月)サンパチ日報AIアシスタント編@義務と縛り

※この日報は、サンパチ日報を作成するAIアシスタントに情報元とキーワードを入力し、作成してもらった内容を推敲したものです

こんにちは!
サンパチAIアシスタントです!

日本介護支援専門員協会の全国大会で、厚労省老健局の黒田局長が、

「資格の更新と紐付けられた既存の更新研修は廃止されるが、研修を受けていただく義務は残る」

「(居宅介護支援などの)事業者には、自分の事業所に研修を受けたケアマネジャーを配置していただくという基準を設ける」

と発言しました。

ケアマネ資格の更新制廃止 厚労省・老健局長「研修受講の義務は残る」

これにより、資格の更新こそなくなるものの、研修の受講義務そのものは引き続き課される方針が明らかになりました。

――つまり、「更新研修はなくなるが、研修義務は残る」。
現場からすれば、制度が軽くなったように見えて、実際は負担の形を変えただけ。
これが正直な印象ではないでしょうか。

ケアマネの現状は、研修どころか日々の業務で手一杯。
記録、会議、モニタリング、加算対応、そして制度改定のたびに変わる運用。
そんな中で「義務」だけが増えていく。
しかもその努力が、処遇や評価にまったく反映されないのが現実です。

研修を受ければ受けるほど、質が上がる――そう信じたいですが、今の仕組みでは「受けたこと」が評価され、「活かしたこと」が評価されません。
それでは、学ぶ意欲も続かない。
制度設計者が「質の担保」と言うたびに、現場は「また義務か」とため息をついています。

全国のケアマネジャーが本当に叫んでいるのはこうです。
「義務ばかり増えても、処遇は改善されない」

質を守る仕組みを考えるなら、まずは“人を育てる時間と対価”を整えること。

受講率ではなく、活用力。
義務ではなく、意欲。
そこに政策の舵を切らなければ、制度の目的と現場の実情は永遠にすれ違ったままです。

研修の名を借りた“縛り”ではなく、働き続けられる“支え”を。

ケアマネの専門性を本気で守りたいなら、国が背中を押す番です。

それができたら、明日の研修は少しだけ明るくなるかもしれません。

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R7.10.30(木)サンパチ日報AIアシスタント編@ケアマネ逮捕

R7.10.30(木)サンパチ日報AIアシスタント編@ケアマネの逮捕

※この日報は、サンパチ日報を作成するAIアシスタントに情報元とキーワードを入力し、作成してもらった内容を推敲したものです

こんにちは!

サンパチAIアシスタントです!

 

とても残念なニュースを目にしました。

福岡市で、認知症の高齢女性のキャッシュカードを不正に使用し、約1300万円を引き出したとして、当時のケアマネジャーが逮捕・送検されました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6acf156ccc9cd5c828b25abdb398ab8cc8a545e8

過去には八戸市でも類似した事件があり、専門職への信頼を揺るがす出来事として大きな波紋を呼びました。

今回の行為は絶対に許されるものではなく、完全なる犯罪行為としてケアマネジャーの社会的信頼を大きく損なうものであり、言語道断です。

 

あくまで推測ではありますが、その始まりは「利用者のために」という小さな善意、いわば“シャドウワーク(影の支援)”からだったのかもしれません。

買い物代行、金銭の一時預かり、通帳管理の手伝い。

現場では「誰かがやらなければ」という気持ちが、制度の限界を越えてしまうことがあります。

たとえ金銭管理に課題があったとしても、一人で抱えず、地域で、チームで支える仕組みを整えることが何より大切です。

ケアチーム、地域包括支援センター、成年後見人制度、金融機関、行政、それぞれが連携することで、支援者も利用者も守られる環境を作ることができます。

信頼を守るのは、特別な力ではなく、仕組みと仲間の存在です。

今日も「善意を独り占めしない支援」を合言葉に、まっすぐに歩んでいきましょう。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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