ケアマネジャー業務の半分を占めるといっても過言ではない、記録や帳票作成などのパソコン入力業務。
たまに、事務所のデスクトップパソコンでなければ、記録や利用票作成、実績確認ができない!という話も耳にしますが、そもそも、訪問・外出してナンボのケアマネ業務、その時点で非効率です。
ケアマネジャー1人1台ノートパソコンを利用することで、在宅勤務はもとより、訪問と訪問の隙間時間の車内、研修や会議など出先での入力作業が可能となり、時間を有効活用できます。
私は、車の中が第2のオフィスになりつつあります。
また、訪問先で、利用者やサービス担当者と会話をしながら、利用票のシュミレーションをしたり、資料を調べながら、打ち合わせができます。
さらに、事業所に戻らずとも、クラウドFAX・メールの受信確認・送信、ケアプラン作成、提供票の変更・差し替え、、etc、なんでもできます。
先日、医療機関訪問した際に、”どうしても利用者情報がすぐ欲しい、でもメールはやっていない”といった要望があり、その場で、ノートパソコンを開き、ネットFAXにて、情報送信した所、とても喜ばれ、速やかな医療介護連携ができました。
もちろん、タブレットやスマートフォンでも代用できます。
出先では、iPhoneやiPadからのテザリング(インターネット共有)にて、ノートパソコンをネットにつないでいます。
「ケアマネジャーたる者、記録は事業所に持ち込むな」
SNSで目にした言葉ですが、ケアマネはそのくらいの記録への強い意識が必要ということだと思います。
「今さら、ノートパソコン?」
と思われるかもしれませんが、ケアマネ1人1台ノートパソコン、しかもクラウド(ネット)上で、記録からケアプラン作成から実績入力までできる状態は、介護業界では、まだまだ当たり前ではないようです。
ノートパソコンの価格も、昔に比べだいぶ下がりました。
私が介護職員として初めてのボーナスで、当時まだ普及し始めた頃のノートパソコンを購入した時、27万円くらいでしたが、今や5分の1、5万〜10万円程度でも買えます。時代の流れとは、すごいものです。
ということで、5万円程度のノートパソコン1つの効果は絶大です。
介護業界において、モバイル勤務や在宅勤務ができるということは、ケアマネジャーならではの働き方で、最大のメリットであり、上手に有効活用しない理由はありません。
当たり前過ぎて、記事にしてませんでしたので、今回取り上げてみました。
ぜひ、ご参考にしてみてください(^^)
✔訪問や研修、会議などスキマ時間の有効活用で仕事ができる。結果、パソコン業務に追われることなく余裕を持ったケアマネジメントができる。
✔訪問先、会議など、その場でできることはその場で、スピーディに利用者支援、介護医療連携ができる。
✔家族の育児や介護、自身の体調不良時など、在宅勤務を取り入れることで、無理なく柔軟に仕事を続けることができる。