2/15(金)サンパチ日報@八戸市健康福祉審議会

2/15(金)サンパチ日報@八戸市健康福祉審議会

AM

書類整備確認

PM

八戸市健康福祉審議会 介護・高齢福祉専門分科会

有料老人ホームモニタリング

ケアプラン点検最終面談

支援経過記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

午後から、八戸市健康福祉審議会 介護・高齢福祉専門分科会(http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/8,12594,34,53,html)に出席。介護保険事業の運営状況、地域密着型介護老人福祉施設等の公募状況、行政処分等についての報告を受け、審議。複雑な介護保険制度や多種多様なサービスの状況、専門職である自分たちさえもその内容を理解し審議するには相応の努力と勇気を要する。
数年後の地域密着型サービスの整備内容が着々と決定されている。社会問題化する人材不足や介護保険財政悪化に伴い、以前より、事業者の公募申し込みは少ない。
競争の原理は働きにくく、実際に質の高い事業者、高い志しを持つ事業者のみならず、単にお金のある事業者、単に思い切りの良い事業者らが、サービス開設の許可を受ける可能性がある。ケアマネジャー、社会福祉士として、事業所の質を見極める目がさらに求められる。

その後は、八戸市介護保険課にて、ケアプラン点検の最終面談。担当高齢者支援センター主任ケアマネジャーにアドバイスをもらいながら、指摘事項を改善シートにまとめ、介護保険課職員よりチェックを受ける。薬剤の効能、服用方法の確認や、活動性の確保等の指導を受ける。
その他、住宅型有料老人ホームにおける併設ケアマネジャーによるケアマネジメントの状況や、住宅型有料老人ホームの栄養・体重管理等について意見交換。
まだ動き出したばかりのケアプラン点検事業、ケアマネジャーと行政が歩み寄り、お互いを信頼しながら、利用者、行政、ケアマネジャー、お互いの利益のため共に創り上げていく必要がある。最終的にコンプライアンスの観点からケアマネジャーや事業者の身を守ることにもつながる。

今日も一日お疲れさまでした。

はじめてのベアレンバレンタインビール↓

2/6(水)サンパチ日報@南部町ケアプラン点検

2/6(水)サンパチ日報@南部町ケアプラン点検

AM

南部町新規利用者ケプラン点検

PM

八戸市ケアプラン点検フォローアップ打ち合わせ

福祉用具事業所連絡調整

ケアプラン作成

採用面接

帰宅

【今日のいいこと】

南部町新規利用者のケアプラン点検を初めて受け、南部町のケアプランに関しての考え方を理解する貴重な機会。

和やかムードながら、特殊寝台貸与について、貸与不適切、ケアプラン変更となる。
以下、備忘録的指導事項一部抜粋。

・特殊寝台貸与は、市販品や、自費レンタルでは対応できない場合に、最後に利用検討すべきである。

・布団からの「立ち上がりが不安定で何かにつかまらなければならない状態」であっても、リクライニング機能が必要なければ、特殊寝台貸与は不適切。

・リクライニング機能不要の場合の1モーター(高さ調節のみ)特殊寝台貸与は、通常は布団やマットレスで高さ調整できると思われるため、頻繁に高さ調節をする場合や、極端に高くしたり、低床にする場合を除いて、特殊寝台貸与は不適切。

・当該利用者にとって、ベッドは必要と思われるが、介護保険給付対象ではない。要介護2以上だからといってすべて特殊寝台貸与対象ではない。自費レンタルを検討するように。必要であれば、置き型手すり貸与を検討してもよい。

・自費ベッドレンタル価格が、介護保険特殊寝台貸与価格よりも高額となり、利用者の自己負担が増えても、介護保険給付対象の理由にはならないため、対象外。

・リクライニング機能が必要な理由として、例えば、逆流性食道炎や眩暈なども該当になり得る。

・薬カレンダーを用意することで、自力で薬を取り出せる可能性はないか。

・認知症の進行を予防し、今できることを続けていけるように支援することが必要。

・居室からトイレまでの動線、段差や、照明スイッチの位置などもアセスメント必要。

・排尿回数だけでなく、尿量も観察する必要がある。

・長谷川式の点数(認知症評価点数)は把握しているか。

・本人の生活歴を生かした、デイサービスでの「おやつ作り」もサービス内容に位置づけるとなおよい。

今日も一日おつかれさまでした!

1/31(木)サンパチ日報@ケアプラン点検見学

1/31(木)サンパチ日報@ケアプラン点検見学

AM

ケアプランチェック

サービス付き高齢者向け住宅モニタリング

家族連絡調整

 

PM

自宅訪問 アセスメント

南部町ケアプラン点検見学

デイサービス見学 利用打ち合わせ

自宅モニタリング

来客

支援経過記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

先日の八戸市ケアプラン点検に見学に来ていた南部町の保健師さんよりお誘いを受け、田子町・三戸町・南部町ケアプラン点検を見学。
前回は、チェックされる立場で、今回は客観的な視点で他者のケアプランを見る貴重な機会。
ケアプラン点検のキーワードは、栄養・リハビリ・認知症。

以下、点検での質問、指導内容。
一部、個人的な捉え方、主観も入ってます。

 

【サービス付き高齢者向け住宅入居中の要介護重度の方】

・義歯は歯ブラシで磨くとキズがつき雑菌の原因となる。義歯は外して洗浄液に浸け、口腔内を磨く。

・「入浴介助」だけでなく、何ができて、何ができないのか、具体的にアセスメント。

・長期、短期目標が、本人の目標になっていない、ケア側の目標となっている。(主語がケア者になっている)

・評価表を毎月サービス事業所からの報告に使用する方法もある。

・家族意向欄に、サービス名は書かない、サービスありきでなく、どう生活したいか。

・糖尿病だが、施設の食事のカロリー、食事制限、主治医の指示をアセスメントしているか?

・食事摂取は、左右どちらの手で、どの程度自力で、どの程度介助を受けているのか?ムセがあるからと安易にキザミ、トロミにしていないか?

・尿意は本当にないのか?

・口腔ケア動作、介助の方法を把握しているか。義歯取り外しは可能か?プクプクうがいは可能か?

・介護職が、薬を口の中に入れる介助は、法律違反となる。

・リハビリ専門職が介入することで、寝たきりから、座位、離床への訓練や、家族、スタッフへのポジショニング指導、福祉用具選定指導が可能となる。

・ベッドの足上げ機能は使っているか?必要か?高さ調整は必要だが、不要な3モーターは要らない。

・要介護重度者でも、昔の本人の意向やニーズを探り、社会参加につなげることも必要。

・ケアマネジャーとして、どう予後予測をし、どういった目的でケアマネジメントしているのか?本人の意欲はどこにあるか?それらをケアプランに載せてほしい。

・支援経過「家族が今までのサービスを外さないようにとのこと」→家族が言ったからサービスを組んだのか?

・ケアマネジャーはサービスプロバイダーと呼ばれないようにしなければならない。

・支援経過に主語がない。

・排便、下剤コントロールが難しい時、薬剤師に相談したか?

・アルツハイマー型認知症なのに、認知症プログラムがない。認知症初期から中度の時こそ、認知症プログラムをケアプランに載せてほしい。

・前回の改正にて、PTやOTを病院からアウトソーシングできるようになった。

・地域サロンや、銭湯を利用できれば、デイサービスが必要じゃなくなるケースもある。

・要介護重度になる前の段階、軽度中度の段階で、しっかりとリハビリ、生活機能向上のケアプランを作っていくことが重要。

 

今日も一日おつかれさまでした!