実践のアウトプット

NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークの第23回 全国の集い in はちのへ 2017に2日間参加してきました。

http://tsudoi2017.com

率直に楽しかったです。研修も、懇親会、2次会…も。

全国の著明な方々の話を伺うことができ、勉強になりました。

県外の、専門職の皆さんと交流することができ、楽しかったです。


がしかし、それで喜んでいるとダメなんだとも思います。

もし自分があの場でプレゼンするとすれば….何ができるのか?

そして、聴講者に学びを提供できるか…?

自信を持って外に出せる実践ができているか。

 

自分自身のこの問いが、一番の収穫でした。

 

話聞いて、仲間できて、喜んでいるだけだとダメですから、明日から少しずつ、仕事に忙殺されず、考えていきます。

ケアマネへの批判

今日は八戸地域介護支援専門員協議会の研修会に参加しました。

会報に自分の寄稿が掲載されていました。

字数制限あるとはいえ、内容の薄さに、我ながら少々辟易しました。

講演内容の一部として、

・次回改正は、ケアマネジャーに関する大きな改正はない。

・介護保険内だけではなく、地域における総合的福祉課題解決に向けた、ケアマネジメントが求められる。

・認知症による介護抵抗、介護負担がある→ショートステイ利用。というケアプランではなく、どのようにして、認知症による介護抵抗を軽減するかを分析、改善する。

・転倒リスクあり→筋力増強。ではなく、白内障など多様な要因が考えられる。

・ケアマネジメントへの批判

課題分析ができていない。

自助・互助(地域資源)活用ができない、介護保険ありきプラン。

などなど。

新たな気づきと、分かってはいてもできていないこと、両面勉強になりました。

明日からの仕事に役立てたいと思います。

事実質問と思い込み質問

今日は、弘前まで、勉強しに行ってきました。

 

とても、雰囲気の良い、オープンなコラーニングスペースにて開催された、第4回近未来くらし方検討会に参加してきました。

 

ムラノミライの代表理事である中田豊一さんを講師にお招きする予定です。発展途上国で自立支援を続けてきた中で事実質問やメタファシリテーションという方法論を体系化された方です。」

事実質問とメタファシリテーションについて、お話を伺ってきました。
モニタリングに利用者さんのところへ訪問し、

私「最近、体の調子はどうですか?」

 

と質問することが多い私ですが、

利用者「良くないなあ」

私「体の調子良くないんですね」

私「どこが良くないですか?」

利用者「みんなどご」

 

私「今、腰とか膝が痛いですか?」

 

利用者「いいや」

私「今、頭が痛いですか?」

利用者「いいや」

私「じゃあ、今は、調子いいですか?」

 

利用者「まあ、悪くないな」

 

 私「それは良かったです」

といったやり取りをすることがありますが、

「最近、体の調子はどうですか?」⇒思い込み質問

「今、腰とか膝が痛いですか?」 ⇒事実質問

事実質問をしない場合、

「◯◯さんは、体の調子が良くない」

という、思い込みに基づく、モニタリング結果になってしまいます。

最終的に、事実質問をすることで、

「(体の調子は)まあ、悪くない」

 

ということになりました。

思い込みを引き出す質問をしないこと、事実質問を繰り返し、利用者の心身状況の事実を把握することを意識したいと思います。