令和3年度制度改正により「事務の効率化による逓減性の緩和」が可能となり、40件未満ではなく44件未満まで減算しませんよということになり、その要件のひとつとして、ICT等の活用が要件となりました。
サンパチでは、開業当時から、タブレット(iPad)やスマートフォンを導入しています。
タブレットは、持ち運びしやすいパソコンのように、活用次第で、あらゆることが可能ですが、業務効率化・生産性向上の観点から、その活用頻度が高いものは、タブレットを利用しての、モニタリング訪問時のその場での記録、訪問と訪問の間の隙間時間での記録があげられます。
モニタリング訪問時にも分厚い個人ファイルや各種資料を持ち運ぶことからも解放されました。
ケアプラン、利用票、アセスメント、基本情報の確認や、福祉用具カタログの確認、受信FAXの確認、デイサービス等のホームページを見ながら利用者に提案したり、Zoomオンライン朝礼への参加、スケジュール管理、LINEやメッセンジャー、電子メールでの情報共有、写真撮影などが可能となります。
さらに、利用者とのコミュニケーションの際に、グーグルマップのストリートビューを利用して、生まれ育った家や長年暮らした馴染みの家や街並みを一緒に見て盛り上がったりしています。
また、将棋相手がいないという利用者にタブレットで将棋ゲームを楽しんでもらったり、東京にいるご家族とビデオ電話で話していただいたり、サービス担当者会議にビデオ電話で参加していただいたりもできます。
また、休憩時間にYouTubeを見たり、孫とLINEビデオができます。
セルラーモデルのiPadを全ケアマネジャーが所持しています。
✔モニタリング訪問中のリアルタイム記録や、隙間時間での記録が可能となり、時間を有効に利用できる。
✔訪問時は、タブレットのみ持参。分厚い個人ファイルや資料など持ち歩き不要。クラウドストレージとの併用ですべてのことがタブレットでできる。
✔利用者とのコミュニケーション、難聴者、聾唖者とのコミュケーションにも多様なアプリを活用できる。