R6.4.21(日)サンパチ日報管理者K編@準ケアマネ

R6.4.21(日)サンパチ日報管理者K編@準ケアマネ

 

週末は、ほぼ仕事せず、のんびり過ごしました。

お花見ランニングをしたり、読書したり。

 

 

先日、利用者の自宅でのモニタリング中に、家族より

「そういえば、ケアマネっていろいろ大変みたいだねえ。テレビで見たよ、やることが多過ぎて大変だって。やっぱり政治がおかしいよなあ」

といったお話を聞きました。

テレビでケアマネジャーが取り上げられてるのも知らず、驚きました。

 

 

そして今日何気なく、X(旧Twitter)で情報収集していると、なんと、ケアマネジャー関連が2つもトレンド入りしているという奇跡的な状況を目にしました。

 

 

「介護支援専門員の法定研修と更新制の廃止」

「準ケアマネ」

 

2つもケアマネ関連のことが、Xのトレンド入りするのは非常に珍しいことです。

 

「介護支援専門員の法定研修と更新制の廃止」については、以前からSNSでよく目にするワードで、国民民主党が公約に掲げるなどもありましたが、今回、「準ケアマネ」という新たなパワーワードが、厚生労働省の「ケアマネジメントに係る諸課題を検討する検討会」にて出され、再び、バズっているという状況のようです。

 

そして、このような署名まで開始されています。

https://chng.it/Kr8VnQ28n7

 

それらの賛否は別として、全国の現場のケアマネジャーたちが、現場じゃない偉い行政官僚や政治家、国の検討会に対して、自分ごととして、将来のケアマネジャーの在り方に危機感をもって声を上げ始めています。

 

あなたは、ケアマネジャーとしての自分、ケアマネジャーの未来について、どう感じていますか。

 

ケアマネジャーは、上手に仕事ができれば、やりがいが大きく、高い裁量権により、誰かに指示された業務ではなく、主体的な職務が可能です。

 

それらが、更新研修や、本来のケアマネ業務以外のシャドウワークや膨大な記録作業などにより損なわれ、人材離れ、人材不足が進んでいるのではないか、という課題提起がなされています。

 

この職種を生業として選んだ身として、自分ごととして真剣に考えながら、明日からまたケアマネジャーとして精進してまいります。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

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R6.4.17(水)サンパチ日報管理者K編@引き抜き

R6.4.17(水)サンパチ日報管理者K編@引き抜き

 

AM

朝礼

介護老人福祉施設訪問 面談

サービス付き高齢者向け住宅訪問 面談

 

PM

医療機関訪問 退院立会い

自宅訪問

記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

先日、事務所にいらした関係者の方が、今年入社したケアマネジャーの顔を見て、

 

「あら、お久しぶりです」

「こんなに引き抜いていると、他から恨まれるんじゃないですか(笑)」

 

といった冗談話をされ、帰られました。

 

人材不足の昨今、巷でよく聞く社員の「引き抜き」。

 

「あそこに◯人引き抜かれた💢」

 

といった穏やかでない話もたまに耳にします。

 

その定義は

「他社で働いている人材に積極的に声をかけ、自社へ転職させる」

といったところでしょうか。

 

 

正直に言います。

実は、サンパチでは過去に引き抜きをしたことが・・・

 

 

ございません。

 

現在いる社員6名のうち、

入社するまでまったく面識がなかった人が3名。

かろうじて面識はあったがほぼ話したことがなかった人が2名。

仕事上面識はあったが数年間会ってなかった人が1名。

といった状況です。

 

その理由として、

①人材を引き抜くことへの責任が待てない。

サンパチがその人にとって良い職場かどうか、合うかどうかは保証できません。

 

②引き抜いたことでの忖度をしたくない

引き抜くからには、給料や業務の面で好条件で優遇する必要があるでしょうし、指導の際にも多少なりとも私や社員が遠慮する場面が出てくるかもしれません。

 

③サンパチで働きたいと思ってくれる能動的な意思を大切にしたい。

受動的ではなく能動的な意思を持った人と一緒に前向きに仕事をしたいと思っています。私の事を嫌いになっても、サンパチで働きたいと自発的に思った時の気持ちを思い出して耐えてほしい笑。

 

④引き抜くほどの人材かどうか見分けることができない。

外部からは有能に見えていても内部での評価が低いという場合もあり、私も常に社員からの評価に気をつけている所です笑。徹底的に調査しない限り、ハロー効果(一部分が秀でていると、全てが秀でているように見えてしまう)に左右されない自信がありません。

 

⑤引き抜きトラブルに巻き込まれたくない。

そんな意味のないトラブルに巻き込まれている暇はないですし、連携を重んじる介護業界において、引き抜きは仕事に支障を生じかねません。

 

⑥居宅介護支援事業所なので、引き抜かなくても人員基準を満たせる。

欠員補充できない場合でも、担当利用者数を調整することで人員基準違反になることなく、焦って引き抜く必要もなくなります。

 

 

ということで、メイン人材がケアマネジャーであるため、ほぼ他社から転職した人材ではありますが、サンパチから積極的に声をかけて引き抜いたことはありせん。

サンパチはシロですので、誤解なきようお願いします笑

ただし、知らぬ間に引き抜かれている可能性はなくはないです笑。

 

ただ、一般的にはよくあるヘッドハンティングによる転職は、スキルアップや待遇アップには有効だと思いますし、我慢してダメな会社で働く必要はもちろんありません。

 

そんな甘いことを言っているとこれから人材不足が進むの世の中を乗り切れないぞという側面も理解できます。あくまで現時点での方針ではあります。

 

引き抜かれるのも、転職するのも、ある意味では同じ、本人の意思であり、職業選択の自由です。

なんかトラブルめいてしまうのは、その引き抜き方でしょうか。

 

上記のポイントを凌駕するほどのどうしようもない状況となり、どうしようもないほどの人材が現れた際には、こっそりヘッドハンティングするかもしれません。悪しからず笑。

その際は上手に引き抜きます笑。

 

ということで、今回の求人も、引き抜かなくても採用できそうな良い兆しの面接予定が入っています。

 

引き抜かなくても、よい人材が能動的かつ意思的に集まる職場づくりを目指します。

 

良いケアマネジメントは、良い職場環境と、良い人材から。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

店主を引き抜きたいほど旨いラーメン、青森出張のついでに。

 

 

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R6.4.11(木)サンパチ日報管理者K編@ケアマネという仕事

R6.4.11(木)サンパチ日報管理者K編@ケアマネという仕事

AM

朝礼

家庭裁判所 調停委員職務

 

PM

職場見学者の説明

事務処理

帰宅

 

【今日のいいこと】

今日は午前中、家庭裁判所の調停委員の日でした。

現在の課題だけ解決すればOKではないという、中長期的な福祉的視点、ソーシャルワーク的視点を生かしつつ、家庭問題の調整を担っています。

 

そして、午後は、当ホームページ、求人情報を見て、見学希望をいただいていた方が、職場見学に来てくれました。

 

先日主任ケアマネを取得した社員Oからはことあるごとに、

「サンパチは(私たちって)顔採用ですよね。」

と真顔で言われ、いまだにリアクションの正解がわからずにいます。

今日も言われました。

もちろん、否定はできません。

どなたか、返しの正解を教えてください。

 

ということで、主任Sと共に、見学者への説明、お話を伺いました。

まずは、星の数ほどあるケアマネ求人の中から、サンパチに興味をもってもらったこと、とても嬉しいです。

あえて、ケアマネと社会福祉士に特化した零細企業であるサンパチはホームページも完全手作りですが、地道にこだわっています。

ですので、ホームページを見て、引っかかりを感じてくれたこと、本当に嬉しいです。

 

まだ見学の段階ではありましたが、入社いかんに限らず、良い出会いであったなあと主任Sと感じました。

わざわざ知らない事業所に見学に飛び込んでくるその勇気と意思、すでに自分の可能性と潜在的な欲求に気づき、一歩前に踏み出している状態です。

その場所がサンパチであること、とても光栄です。

寝る間も惜しんで、業務と働き方の仕組みを考え、ホームページの修正を重ねた甲斐がありました笑

 

ケアマネは利用者のウェルビーイングの自己決定の瞬間に直接関わるとてもやりがいある仕事です。

もちろん、それと同等の責任も伴います。

 

ケアマネの仕事の自己裁量権は専門職随一ではないでしょうか。

組織のルーティンに組み込まれることなく、自分の業務スケジュールは自分で組み立てられます。

自由度が高いスケジューリングはケアマネの醍醐味であり、そこには自己決定、自己責任の側面もあります。

 

 

働く人の内的動機づけ(モチベーション)の源泉は、金銭的報酬ではなく、他者からの評価でもなく、自律性、意思決定権であると言われています。

いかに、自らの仕事の裁量権、意思決定に基づき、自律的な仕事ができているか、ということです。

これは正にケアマネジャーの仕事そのものです。

サンパチではもちろん、国の基準に決められた最低限の業務ルールを確実に遵守する決まりがあります。

遵守できてない場合は、優しく指導します笑

 

それ以外の部分のケアマネとしての裁量権はできる限り維持できるよう意識しています。

 

 

サンパチでは、各種の資格取得を推奨していますが、採用の際は、資格や経験、学歴で人を見ていません。

実際、採用選考において、社会福祉士や主任ケアマネ資格を有していても、ご縁がなかった方もいます。

どちらが良い悪いではなく、その時のタイミングでは、お互いたまたまご縁がなかったということです。

 

ケアマネジャーはコミュニケーションの仕事であり、専門的知識と技術は、経験を積みながら、じっくりと身に付けてもらいたいと考えています。

なぜならば、ケアマネとして確実に成長できる環境、知識と技術、ネットワークを有しているという多少の自負があります。

利用者が求めるのは、立派な資格や経験、学歴ではなく、ケアマネの人間性、信頼性であり、具体的には、挨拶、言葉遣い、笑顔、話をじっくり聞くこと、的確に相槌をうち、100%の答えはわからなくとも一緒に隣で最適解を考えること、だと思います。

そして、誠実(そうで)あること。

 

ケアマネジャーの資格を所持したのであれば、一度はケアマネジャーを経験してほしいと思っています。

ケアマネジャーは日本の社会保障制度、介護保険制度の入り口です。

入口がなければ、ケアマネジャーがいなければ、どんな素晴らしい介護サービスにもつながることは難しくなります。

地域の社会保障を支える非常に重要な役割を担うケアマネジャー。

福祉職なら日本の社会保障制度の仕組み、介護保険制度の仕組みを理解する必要があり、その上でケアマネジャーという経験はとても有用です。

色々な人の人生に触れさせていただくことで、福祉職として、人として、物の見方、考え方の幅、視点が広がります。

 

ということで、サンパチでは、ケアマネジャーを共に楽しむ仲間を求めています。

今日は、ケアマネに興味を抱き、おそらく将来ケアマネとしてどこかで活躍するであろう方に出会えただけでも、良い一日でした。

それがサンパチであれば、なお良し!ですが😌

地域の社会保障に貢献すべく、ケアマネジャーが、自信とプライドをもって、安心して活躍できる場づくりに、今後も取り組んでいきたいと思います。

今日も一日おつかれさまでした。

 

春の陽気となり、サンパチにも緑が戻り、癒しを与えてくれています

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