R7.9.12(金)サンパチ日報代表小泉編@はちのへ市民後見連絡会

R7.9.12(金)サンパチ日報代表小泉編@はちのへ市民後見連絡会

AM

朝礼

記録作成

市民後見打ち合わせ

記録作成

 

PM

市民後見人連絡会 研修会

新入社員研修

帰宅

 

【今日のいいこと】

すっかり日報を書く期間が空いてしまいました。すみません。
管理者を降りましても、さして時間の余裕はできず、おかげさまで充実した日々を送っています。
私が管理者を降りて数ヶ月間、特に問題なく運営できていること、新管理者並びにケアマネの皆さんと、関係各位の皆様に感謝したいと思います。

 

さて、本日は、市民後見関係の活動がメインの日。

午前中は、事務所にて市民後見人の方との打ち合わせ、午後は、はちのへ市民後見人連絡会の研修会に参加。

私は、元・市民後見人として、市民活動団体であるはちのへ市民後見人連絡会の監事を拝命し、微力ながら、市民後見人のサポートをしています。

 

八戸市福祉部 高齢福祉課の担当者をお迎えしての研修会。

行政は、市民後見人が無理なく活動できるよう市長申し立て時の各ケースの精査をしながら、市民後見人の受任件数がさらに増加し活躍の場が広がるよう、取り組んでいることがわかりました。

市長申し立てのうち市民後見人を候補者とした件数は、近年、年間2件程度で推移しており、今後はさらに増加していく予定。

成年後見人のニーズは高まっていくことと思われ、今後も市民後見人養成も継続していく予定である。などなど。

 

質疑応答では、

市民後見人の活躍の場がさらに広がっていくためには?

市民後見人として名簿登録するも、受任していない期間のモチベーションを維持するためには?

高齢期の市民が、市民後見人養成研修の受講や、名簿登録、受任することに関して。
高齢や一身上の都合による辞任、交代の申し立てなど。

市民後見人が初めて受任する際の不安や心配に対する今後の支援について。

などなど、活発な意見交換がなされました。

 

私は現在、社会福祉士として成年後見活動に取り組んでいますが、八戸圏域において、成年後見制度の普及啓発のための活動を継続的かつ積極的に行っている団体は、はちのへ市民後見人連絡会であると思います。

しかも、営利目的ではない市民活動団体としての活動です。

定年退職された方や就業中の方々の、プライベートの時間を使って社会貢献したいという強い意欲に毎回頭が下がる思いです。

私にとっても、日常の事業活動とは違う、人のために貢献することの初心に戻らせていただくような貴重な機会となっています。

今後も微力ながらお手伝いしたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R7.8.14(金)サンパチ日報研修報告編@令和7年度 第1回包括的支援事業研修会

R7.8.14(金)サンパチ日報研修報告編@令和7年度 第1回包括的支援事業研修会

大変遅くなりましたが、7/24にケアマネジャー2名が参加した研修報告を紹介します。

日時:令和7年7月24日(木)
内容:「認知症の方を地域で支えるために」
主催:八戸市福祉部高齢福祉課
講師:青森県認知症ピアサポーター 佐々木静氏、佐々木法子氏
   あんずの里小規模多機能ホームおりあい 森越和幸氏
   地域密着型通所介護きずな 久慈希望氏
   共用型デイサービスすみれ 田村裕美氏

 

 

★学び・気づきになったこと

・印象的だったのは、若年性認知症と診断されながらも就労・子育てを続けている体験談である。発症による苦しみや不安を抱えながらも、家族と共に支え合い、デイサービスを利用しながら住み慣れた地域で暮らし続けている姿に深く心を打た。

・認知症ピアサポートの重要性について、仲間同士が体験や悩みを共有し、互いに支え合うことで生まれる安心感や意欲は、制度だけでは生み出せない力があると感じた。

・支援側としては、病気の症状だけを見るのではなく、その人の背景や大切にしている思いに寄り添うことで「その人らしい生活」に近づけることができるのだと実感した。

★明日からの業務へ活かせること
・認知症は誰もが関わる可能性のある身近な課題である。専門職だけでなく、地域全体での見守りや理解促進が不可欠であるという視点を得た。

・小規模多機能型居宅介護や認知症対応型通所介護など、各施設の特徴や利用前の説明の重要性も改めて認識。各施設の特徴を理解してケアマネとして情報提供していきたい。

 

 

今日得た知識と気づきを、日々の支援に少しずつ織り込みながら、利用者も家族も安心して暮らせる地域づくりに貢献していきたいと思います。
そして、「人を支えたい」という情熱は、夏のアイスのように溶けることなく、むしろどんどん増量中です🍦

今日も一日おつかれさまでした!

 

 

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R7.6.20(金)サンパチ日報管理者小泉編@働く意味

R7.6.20(金)サンパチ日報管理者小泉編@働く意味

 

AM

入院時情報連携シート作成

スクールソーシャルワーカー勤務

八戸市スクールソーシャルワーカー連絡会

 

PM

有料老人ホームモニタリング

有料老人ホームモニタリング

利用者対応

帰宅

 

【今日のいいこと】

今月、新たに入社したケアマネジャーに対する研修が継続的に行われています。OJTによる同行研修を中心に、OFF-JTとしての座学研修も、管理者や主任がマンツーマンで実施しています。

入社時に必須となる高齢者虐待防止、感染症対策、BCP(業務継続計画)等の基本研修はもちろんのこと、サンパチが特に重視しているのが「運営基準」に関する具体的かつ実践的な理解です。

介護保険制度という国の社会保障制度の中核を担うケアマネジャーに最も求められる資質は、言うまでもなく法令遵守です。

そして、その法令遵守の根幹をなすのが「居宅介護支援事業の運営基準」であり、これはケアマネジメント業務の基本にして最重要の指針です。

皆さんは、この運営基準を日々の業務の中で意識的に活用できていますか?

定期的に読み返し、根拠を確認する習慣はありますか?

ケアマネジャー9年目を迎えた私自身も、運営基準を読み返すたびに、毎回新たな気づきを得ています。それほどまでに、制度の基盤として深みのあるものです。

そこでサンパチでは、新任ケアマネジャー研修の一環として、ケアマネジャーが確認すべき法令の体系を体系的に整理し、運営基準、費用算定基準、解釈通知、国が発出するQ&Aや「介護保険最新情報」などの制度的根拠の説明と、その実務への活用方法をOFF-JTとして取り入れています。

↑私の中のイメージ

 

意外なことに、これらの法令や制度解釈に関する実践的な教育は、ケアマネジャー資格取得時の実務研修ではほとんど扱われません。だからこそ、実務現場での基礎固めが極めて重要なのです。

どんなに丁寧にアセスメントを行い、よくできたケアプランを作成したとしても、日々の業務において法令遵守ができていなければ、ケアマネジャーとしての信頼は失墜します。

その結果として、報酬の返還や加算の取消し、事業所指定の取消し、さらにはケアマネジャーとしての職を追われる事態にもつながりかねません。

制度の中で業務を行う専門職として、根拠と規範を持つことは最低限の責任であり、専門性の根拠でもあります。

 

サンパチで働くことの意味は何か?

給与?ランチ会?リモートワーク?ICT?AI?業務効率化?生産性向上?

サンパチで働くことの本質的な意義は、ケアマネジャーとして、福祉専門職として、そして一人の人間として“成長できること”にあると考えます。

お金はすぐになくなり、ランチも食べればなくなります。

しかし、サンパチで得られた、幅広いネットワークを活用した福祉実践における成長は、一生の財産になります。

だからこそ、サンパチでの研修は、知識や技術の習得にとどまらず、ケアマネジャーとしての「在り方」を問い続ける時間でもあります。

法令を読み解き、制度の根拠を理解し、自らの判断に責任をもつ。

その一つひとつの積み重ねが、信頼される支援者としての成長に直結します。

制度に強く、倫理に敏感で、利用者に真摯に向き合う

そんなケアマネジャーでありたいと考えています。

そのためには、一人ひとりの意欲と覚悟、そして日々の努力が不可欠です。

サンパチで働くことは、決して楽しいことばかりではなく、辛さや痛みを感じることもあるでしょう。

成長には、多少なりとも痛み・辛さが伴います。

いわゆる成長痛です。

そして、痛みの後に成長があります。

これは経営者である私も同様です。

 

専門職としての本質を深め、自らを磨く場であり続けるられるよう、日々精進していきます。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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