R5.3.5(日)サンパチ日報管理者K編@独立型社会福祉士実践研究報告会

R5.3.5(日)サンパチ日報管理者K編@独立型社会福祉士実践研究報告会

 

本日は、青森県社会福祉士会、独立型社会福祉士委員会主催の実践研究報告会にて報告する機会をいただきました。

 

 

青森県には、なんと、日本社会福祉士会の独立型社会福祉士委員会の委員長をされている、弘前学院大学の小川先生がいらしゃいます。

 

独立当初、東京まで、講演を聞きに行ったこともあり、今回も、実践現場での入念な調査に裏打ちされた非常に説得力がある、独立型社会福祉士を取り巻く現状や課題について伺うことができました。

 

県内でスケールの大きい実践をされている弘前市の鹿内さんの前座という軽い気持ちで引き受けましたが、独立7年目を迎え、その当時や今までの経過を振り返ることで、新たな気付きや動機づけをいただく、とても良い機会となりました。

 

社会福祉士とは?

ソーシャルワークの価値とは?

マクロ、メゾ、ミクロのソーシャルワークとは?

社会変革とは?

ソーシャルワーク実践で認識した課題とは?

 

 

資料を作りながら、本を読みながら、自問自答する良い機会となりました。

 

そして、社会福祉士事務所として独立して以来、ソーシャルワークと書かれた重い十字架を背負い続けてきたことに、今更ながら気づきました。

 

 

ひとりケアマネ事業所から始め、7年目。年数は経過するも、個人的には、何かを成し遂げた感は薄く、日々悶々とした感情に襲われることもありますが、現在6名体制となり、ケアマネから、成年後見、スクールソーシャルワーカー、コンサルテーション、調停委員など、徐々に活動を増やし、当時周囲から心配された倒産も一家離散もせず、生き残っている点だけは、少し自分を認めてあげたいと思います。

 

まだ、どこにもたどりついてはいませんが、十字架の心地よい重さを感じながら、これから自分にできること+アルファを地道に実践していきます。

 

広島県からご参加の方もいらっしゃり、ICTの凄さを感じると共に、緊張しました😅

 

 

数年後には、もっと具体的にソーシャルワーク実践の報告ができるよう努力したいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

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R5.2.23(木)サンパチ日報管理者K編@ぱあとなあ(成年後見人)研修

R5.2.23(木)サンパチ日報管理者K編@ぱあとなあ(成年後見人)研修

 

Zoom朝礼

ぱあとなあフォローアップ研修

施設モニタリング

記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

本日は、自宅にてオンライン朝礼に参加後、青森県社会福祉士会のぱあとなあフォローアップ研修にオンラインで参加しました。

 

ぱあとなあとは、社会福祉士会の成年後見人としての要件を満たした会員が所属する委員会です。

 

研修では、

ぱあとなあへの家庭裁判所からの後見人等推薦依頼は地域により差があり、青森家庭裁判所(青森市)、青森家庭裁判所弘前支部は多いが、青森家庭裁判所八戸支部は少ない傾向にある。

との説明があり、八戸地域の社会福祉士への成年後見の依頼は他地域より少ないということで、どういった背景があるのか気になりました。

八戸地域には、民間の身元保証サービスを行う会社が比較的充実しているという点も関係しているのかと思います。

サンパチでも、よりスピーディで柔軟に対応できる身元保証サービスと契約する利用者が増えています。

成年後見制度と重なる部分はありますが、判断能力の有無など、基本的に対象者は異なりますので、対象者に合わせて両者を使い分けることになります。

 

成年後見制度は万能ではありませんが、もし、本当に必要な方に届いてないとすれば、これは、社会福祉士として改善の余地があると感じました。

身寄りがない方や虐待を受けた方、認知症や障害を持った方、福祉や医療的課題に直面する方など、複合的な生活課題を抱えた方に、社会福祉士だからこそできる後見活動があります。

社会福祉士は、そういった生活課題を抱える方への支援の知識と経験を有しており、原則、月1回の面談を行いながら、本人を第一に尊重し、生活の質の向上を支援することができます。

青森県社会福祉士会三八支部としても、啓発、アピールする必要があると感じました。

 

司法書士の講師からは、

・遺産分割協議で分割できるのはプラスの財産だけ。相続を開始した段階で、借金は法定相続分に応じて相続されている。

・遺産を何も受け取らないこと=相続放棄、ではない。
家庭裁判所へ相続放棄申述しなければ、借金を相続することとなる。

・生命保険は相続財産ではないため、相続放棄しても受け取れる。

・成年後見人は、被後見人や他相続人の特別受益や寄与分、遺留分が適正か確認する必要がある。

 

など、専門的な知識を学ぶことができました。

 

実践報告とグループワークでは、死後事務において、相続人調査が難航したために財産を引き渡すことが困難であった事例が報告され、早い段階から、死後事務に関わる調査や見立てをし準備することの重要性を学びました。

 

今回の司会はN夫婦、実践報告はSさんと三八支部の会員が大活躍、司法書士も八戸の先生ということで、三八地区が大活躍の研修会で嬉しくなりました。

 

有意義な研修を開催いただき、ありがとうございました。

 

現在、入会促進キャンペーン中とのことです。

この機会にぜひ😌

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

 

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R4.12.16(金)サンパチ日報管理者K編@福祉と政治

R4.12.16(金)サンパチ日報管理者K編@福祉と政治

 

AM

Zoom朝礼

ケアプラン作成

サービス事業所連絡調整

 

PM

自宅モニタリング

自宅モニタリング
ショートステイ契約立ち会い

施設モニタリング

歯科通院

記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

寒気がいよいよ厳しくなってきた師走の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は変わらず元気です。

 

 

目の前の仕事に没頭し、福祉や地域を俯瞰し、大局的視点で捉えることを忘れがちな日々ですが、先日、青森県社会福祉士会三八支部にて、衆議院の神田潤一議員と、南部町議会議員で青森県社会福祉士会会員でもある工藤愛議員をお招きし、このような研修を開催しました。

 

 

三八支部通信11号(PDF)

 

 

社会福祉士やケアマネジャーが支援の現場で直面する困難は、個別課題ではなく地域課題であることも多く、その解決のために行政・公的制度との連携・協力は不可欠です。

 

その根本となる法律や条例を制定する議会(国会・地方)を構成し国民の代表である議員との意見交換を通し、地域や福祉の現状や課題について認識の共有を図る良い機会となりました。

 

何事も個の力では限界があるため、福祉や介護の枠にとらわれず、マクロの視点で福祉や地域の未来を考えていく必要性を改めて感じました。

 

国の政治の流れは新聞やテレビで大まかに把握しているつもりですが、この地域の政治や選挙に強い関心があったかといえば、答えはNOでした。

 

最も身近で、自分自身や大切な人々の今の暮らしと将来に直結する、この地域の政治について、関心を持つだけでなく、積極的に必要な声を上げていくことの必要性を感じました。

 

声を出せない、”社会的弱者”とされる人々のアドボカシー(権利擁護)を図るために、私達には代弁機能が求められていることを再認識しました。

 

ゲストお二人とも、とても丁寧に真摯に、そして柔らかく温かく、参加者と向き合っていただき、政治が身近に感じることができる時間となりました。

 

とはいえ、まだ何も変わってはいませんので、今後は、日々の支援実践の中で、「政治」という要素も意識しながら、取り組んでいきたいと思います。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

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