R4.4.18(月)サンパチ日報管理者K編@スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会

R4.4.18(月)サンパチ日報管理者K編@スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会

AM

Zoom朝礼

ケアプラン作成

移動

 

PM

令和4年度第1回スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会

移動

帰宅

 

【今日のいいこと】

本日は、青森市に移動し、令和4年度第1回スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会に参加しました。

 

 

久しぶりの集合研修であり、スクールソーシャルワーカーとして初めての活用連絡協議会への参加ということで、心地よい期待と緊張の中、受講することができました。

 

県内各地の先輩スクールソーシャルワーカーと高校教頭、教育事務所指導主事、教育委員会、県総合学校教育センター、県教育委員会の方々が50名程度集合しての連絡協議会でした。

 

「児童相談所の業務と関係機関との連携について」

「学校現場の実状とSSWの役割」

「グループ協議・意見交換」

 

といった内容で、現代の社会課題である児童虐待、不登校について、スクールソーシャルワーク実践において活用できる知識と考え方に触れることができました。

 

それらの課題に対して、ソーシャルワーカーが関わることの意味と支援の考え方についてスクールソーシャルワーカーの実践報告を通して学ぶことができました。

 

私的な理解として、ソーシャルワーカーは、課題となっている事柄に対して、白黒はっきりさせ、審判することが役割ではなく、生徒はじめ、親、家族、友人、学校、時には、加害側含め、関わるすべての人々が不利益を被ることなく、将来的に福利を享受できるような環境の調整が大切な役割であると感じました。

最終的には、WIN-WINでオールハッピーを目指す。

綺麗事ではありませんが、生徒児童を中心として、各関係者の立場や役割を尊重し、関係性の調整を図りながら、虐待事案は見逃さず速やかに対応し、最終的には穏やかで平和的な解決を目指すことだと思います。

実際は、そうスムーズにいかないことが多々あるということを前提にした考え方になります。

 

文字にすると当たり前で簡単なことのようですが、実際には、相手側を無意識で批判的に捉えたり、つい非難したり、自己防衛本能から敵対的に考えてしまうことが多くあります。

 

ソーシャルワーカーはバイスティックの7原則を活用することで、円満な関係性の構築を図ることが可能になると思います。

 

自分たちが日頃、目にしていないだけで、すぐ近くで、様々な困難や苦しみ、悩みを抱える子どもたちが存在していることを思い知らされます。

45年間生きてきても、自分の気づかないことが多くあり過ぎるという、当たり前過ぎることを痛感します。

 

 

 

もし、児童虐待かなと思ったら、

 

 

 

県内各地区のスクールソーシャルワーカーの実践に触れることで、少しずつ、自分が果たすべき役割が形作られていくのを感じられ、非常に有意義な機会でした。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

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R4.3.20(日)サンパチ日報管理者K編@SSWrオンライン会議

R4.3.20(日)サンパチ日報管理者K編@SSWrオンライン会議

 

AM

雪かき

スマートフォン返却手続き

 

PM

青森県社会福祉士会
スクールソーシャルワーカーオンライン会議

帰宅

 

 

【今日のいいこと】

昨日は思わぬ3月の降雪により、雪かきで1日終わりました。

 

 

今年から、少し雪かきをすると腰が重くなるという、年齢的な身体の変化を強く感じております。

 

 

 

午後からは、先輩のSSWrと一緒に、青森県社会福祉士会のスクールソーシャルワーカー部会によるオンライン会議に参加しました。

 

初めての参加で、少し緊張の中、

 

「新型コロナウィルスの影響による教育現場の実情と課題について」をテーマに、県内のスクールソーシャルワーカーの方から発表がありました。

 

・児童、生徒間の交流機会の減少

・ストレスや不安の増大

・家庭の経済的な困り感の増大

・学校側のオンライン授業への対応

・新型コロナウィルスを原因として出席停止から不登校へつながるリスク

・家庭の経済的事情に関する相談をしづらい状況

 

 

私はまだ数ヶ月のSSW活動であり、特に何か意見を発するまでの経験や知見はないのですが、県内で活躍するスクールソーシャルワーカーの諸先輩方の実践状況と課題について拝聴する貴重な機会となりました。

 

自分の周りでは、生徒児童や保護者、先生から「新型コロナウィルスが原因で…」といった言葉を耳にすることはなく、その影響はさほど大きくないと考えがちでしたが、目に見えにくい部分での、ストレスや不安、経済的困窮などの影響が、不登校や家庭の課題等の根本的な要因として存在する可能性が多分にあると感じました。

 

スクールソーシャルワーカーとしても、社会福祉士としても、ケアマネジャーとしても、これだけ世界にインパクトを与えている新型コロナウィルスによるクライエントへの身体、精神、心や思考への隠れた影響がないか丁寧にアセスメントする必要があると思いました。

 

今後のスクールソーシャルワーク活動、ケアマネジメント活動に役立てていきたいと思います。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

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R4.2.20(日)サンパチ日報管理者K編@ヤングケアラー

R4.2.20(日)サンパチ日報管理者K編@ヤングケアラー

 

AM

カーリング決勝応援

 

PM

弘前大学「子どもの貧困」プロジェクト・セミナー
「ヤングケアラーの支援を考える」

 

【今日のいいこと】

今日は休みでしたので、自宅で、午前中はオリンピックのカーリング女子決勝の応援、素晴らしい銀メダルでした。

ゲーム中の逆境においても、常に笑顔で、仲間に声を掛け合う姿にとても感銘を受け、自分を振り返る良い機会となりました。

 

そして午後からは、

弘前大学「子どもの貧困」プロジェクト・セミナー
「ヤングケアラーの支援を考える」

にオンラインで参加させていただきました。

 

最近耳にする機会が多い、「ヤングケアラー」ですが、具体的には下記のような状況にある子どもたちのことを指しています。

 

今までは、「ヤングケアラー」と言われる子どもたちは、家庭内で非常に大変な状況に置かれているといった認識程度しかありませんでしたが、今回のセミナーに参加し、そのリスクはより重大であり、子ども自身の生涯に渡り、うつ、自殺、犯罪に巻き込まれるリスクが高まる可能性がある研究データも存在し、子どもの将来に非常に重大な悪影響を及ぼしかねない状況であることを学びました。

 

ヤングケアラーは、定時制や通信制の高校に多い傾向にあるとのことで、現在、スクールソーシャルワーカーとして、そこに勤務している自分にとって、理解しておかなければならない課題であると改めて感じました。

 

拝聴し、心に残った点、今後の子どもや家庭の支援で生かしていきたいと思ったことは、

 

学校において、遅刻・欠席が多い、居眠りをする、提出書類が送れる、学費の滞納といった生徒に対するアセスメントでは、ヤングケアラーであるかどうかの視点も必要である。

 

生まれてからケアをされて、ケアをする立場になり、やがてケアを受けて死んでいくのは当たり前といった考え方が重要。
大切なのは、子どもや家族の特定の人にケアの負担が集中しないように様々な社会資源を活用しケアをすること。

 

コロナ禍でヤングケアラーは増加しているが、ヤングケアラーはみつけにくい。
自覚できない、相談しない・できない、ケアしないといけないと思いこんでいるといったことがある。

 

支援する際に気をつけなければならない児童生徒の気持ちとして、

・家族をとても大切に思っているので、家族のことを悪く思われたくないと必死に隠している。

相談したことがとても恥ずかしく、後悔している。

「助けてあげる」「困っているんでしょ」という視点で近づくと、とても嫌な気持ちになる。

そして、

いつでも向こうから相談できる体制を作る。新しいことにつなぐ場合はグイグイ行かない。

児童生徒を焦らせず「頑張ってるね」と見守る。必要な場合は、先が見通せるよう支援する。

児童生徒が大切に思っているものは何か、誰か、何を願っているか、それが家族なのか、丁寧なアセスメントが必要。

・ケアも人生の一部であり、取り上げると穴が開いて苦しみもがくため、取り上げるのではなく、自分の楽しみもできるよう調整する。

 

これらのことは、児童生徒のみならず、高齢者支援においても、ぜひ実践していきたいと思いました。

 

 

貴重なお話を聞くことができ、充実した休日となりました。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

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