R6.12.31(火)サンパチ日報管理者小泉編@年末ご挨拶

R6.12.31(火)サンパチ日報管理者小泉編@年末ご挨拶

 

【今年のいいこと】

今年も残すところ、あとわずかとなりました。

毎年毎年、もう大晦日か…この1年何をしてきただろうか…何ができただろうか…

なかなか目に見える形での成果を提示することができず、どことなくモヤモヤしながら年を越していました。

 

 

しかし、今年は目に見える形での結果をようやく残すことができました。

事務所に大きな看板と照明をつけることができました(笑)

独立開業して以来の念願だったこと、やっと地域を明るく照らすことができました(笑)

 

さて、気を取り直しまして、今年を振り返ってみますと、まず、この人材不足が叫ばれる中、今年は3名のケアマネジャーや社会福祉士を新たに迎えることができました。

来年1月にはさらに1名のケアマネジャーが入社予定で、サンパチ史上最多の9名体制(内クラーク1名)となります。

おかげさまで、ケアマネジャー単独事業所としては、比較的大きな規模感となってきていますが「組織が拡大するとサービスの質が低下する」という介護業界でもあるあるの現象に抗うべく、サービス・支援の質も大切にした事業運営、仕組みづくりにさらにこだわっていきます。

採用(給与・福利厚生)+法令遵守(記録チェック)+生産性向上(効率化・AI・IT)

 

地域でいちばん生産性が高く、利用者満足度が高く、社員満足度が高い。
そして、地域のケアマネジメントの要であり、セーフティネットとなる、そんな会社を目指します。

 

来年からは、2つ目のオフィスとして「社会福祉士事務所サンパチ」も開設します。

優しく丁寧に対応してくださるオーナーさんと不動産屋さん、そして、忙しい中、前向きに準備に協力してくれた社員のみんな、すべての人に恵まれ、順調に準備が整いました。

社員みんなで備品の組み立てや掃除をしました。

2024入社組も大活躍^^

 

私も負けじと一日がかりでデスクを組み立てました(笑)

途中の冷やかし来客にも負けずに。

 

完成!

 

いつも飽きずに日報を見ていただいている皆さんだけには特別に新オフィスの場所をお知らせします(笑)
社会福祉士事務所サンパチ(介護あんしん相談室)

陽の光を浴びながらリラックスできるリクライニングチェアもありますので、ぜひ遊びに来てください^^

 

ご利用者、ご家族、サービス事業所、関係機関の皆さま、今年一年、大変お世話になりましてありがとうございました。

2025年も介護あんしん相談室サンパチ、並びに、社会福祉士事務所サンパチをよろしくお願いいたします!

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!

 

 

 

→日報一覧はこちらから

 

 

R6.11.23(土)サンパチ日報管理者小泉編@ケアマネ社会福祉士の週末

R6.11.23(土)サンパチ日報管理者小泉編@ケアマネ社会福祉士の週末

 

AM

青森県薬剤師会
「口腔ケアと誤嚥性肺炎予防についての研修会」
オンライン参加

 

PM

成年後見活動
被保佐人面談

帰宅

 

【今日のいいこと】

昨夜は、株式会社西町様の忘年会にご招待いただき、楽しいひとときを過ごしました。


↑セリシール柏崎 勤続表彰の様子

 

そして本日午前中は、昨夜の頭重感が残存する中、青森県薬剤師会の「口腔ケアと誤嚥性肺炎予防についての研修会」があり、八戸薬剤師会会長様より直々にご案内いただいたからには参加するしかないでしょう!といいうことで自宅からオンライン参加。

サンパチケアマネ、もう1名は会場参加。

 

「寝ている時も唾液誤嚥を防止するには、完全側臥位にするだけ」
→咽頭の構造上、唾液が気管に流れない!

VE(嚥下内視鏡検査)実演など、想像していた以上の内容でとても興味深い研修でした。

有料級の内容であり、ぜひ施設や介護事業所のケアスタッフに聞いてほしい、学んでほしい研修でしたが、介護職もケアマネもほぼ参加していないように見受けられ、少し残念でした。

食べることは生きることの基本ですので、「むせる→とろみ剤を使うだけ」ではなく、ケアマネジャーとしては、口腔ケアのニーズを探るアセスメントをした上で、必要な専門職へつなぐ、プランニングする意識を高く持っていたいと思います。

 

 

午後からは成年後見活動として、障害者グループホームへ訪問し、被保佐人と面談、平穏に生活していることを確認し、来月の生活費をお渡ししてきました。

ケアマネジャーとスクールソーシャルワーカー、裁判所調停委員などとともに、成年後見を現在5件受任中(新規1件待機中)です。

あまり日報に書かないようにしていますが、成年後見活動として、毎月5名の方の訪問、面談をしています。

ケアマネジャーとしての勤務時間は厳密に管理し、常勤時間(週40時間)は難なくクリアしていますので、行政の方どうかご安心ください(笑)

法人の役員には、1日8時間、週40時間等の制限はありませんので、週168時間(24時間×7日)を有効活用し(笑)、ケアマネジャーと社会福祉士の業務量をコントロールしつつ、幅広い福祉実践の両立を目指しています。

成年後見活動ではケアマネジャーとしては出会えないクライエント、対応できない支援活動を展開できます。

成年後見人はケアマネジャーと違い、本人や家族の立場での支援となり、被後見人のケアマネジャーや施設スタッフ等を相手に、学ぶべき点も多いです。

「(専門職から)説明されたけど、イマイチわからないなあ…こう説明されたほうがわかりやすいなあ」など。

 

現在、管理者個人での成年後見活動となっていますが、徐々に法人後見活動も行っていく予定です。

国のケアマネジャーに関する検討会では、本来業務以外(シャドウ・ワーク)の負担について議論され、身寄りなし問題も取り上げられています。

地域で唯一、ケアマネジャーと成年後見ができる事業所として、地域課題解決に取り組んでいきたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

→日報一覧はこちらから

 

 

R6.10.23(水)サンパチ日報管理者小泉編@別れと感謝②

R6.10.23(水)サンパチ日報管理者小泉編@別れと感謝②

 

AM

朝礼

連絡調整

家庭裁判所訪問

 

PM

金融機関手続き

有料老人ホーム訪問モニタリング

介護サービス事業所訪問

帰宅

 

【今日のいいこと】

とある方から、「いつもブログ楽しく拝見しています。ブログを見ていつも考えさせられます」との言葉をいただきました。

9割社交辞令だとわかっていますがとても嬉しいです笑
ありがとうございます。

 

前回の日報の続きとして、10月は担当利用者との別れが2つ続きました。

2人目は、もともと、奥様のケアマネ担当をさせていただいていた方。

奥様がお亡くなりになり、数年後、ご本人より担当ご依頼いただき、とても光栄でありがたかったこと、記憶しています。

妻を見送った後は、男ひとり暮らしを貫き、元気に毎日1時間以上散歩し、デイサービスでもとにかく健康のため歩き続ける。

営業職で培った会話術で、ユーモア溢れるトーク、高いコミュニケーションスキル。

時に厳しく、道理に合わないことにはこだわり、自らの意思を貫き通す。

でも、私はいつもよくしていただきました。

 

「ひとりはつらくて、さみしいこともある。でも、まだ家にいたい。」

 

ひとり暮らしにこだわり続け、施設入居を先延ばしにしながら、健康への自助努力を重ねる日々。

医療や介護専門職からのアドバイスを一応聞きつつ、長年のライフスタイル、考え方はかたくなに崩さず、平均寿命を超えても、毎日、元気に散歩に行く。

そんな中、めずらしく、私への呼び出しの電話。

「やっぱり最近思うように動けない。施設に入るよう手続きしてほしい。」

理想と現実に葛藤しつつ、ついに自ら下した決断。

翌日、本人の希望する施設へ入居申込み連絡をしていた時、不意に鳴る電話。救急搬送、入院の連絡。

そして、その翌日、さらに不意に訪れる訃報。

 

常にユーモアを忘れず、人にやさしく、時にきびしく、自分にさらにきびしく。

周りを気遣いながら、自分を貫き、自分の望んだであろう(在宅生活のまま)最期を迎える。

QOLの向上とは?

自立支援とは?

適切なケアマネジメント手法とは?

そして、

基本的人権の尊重とは?

自己決定権とは?

パーソン・センタード・ケアマネジメントとは?

幸福とは?

 

研修では得られない学び・気づき、自問自答が続きます。

 

少し早くて急でしたが、ご遺族も認めるお見事な最期、生き様でした。
男として尊敬します、憧れます。

ケアマネと利用者家族として、利用者として、大変お世話になりました。

本当にありがとうございました。

 

↓とある休日の空

 

 

→日報一覧はこちらから