R2.12.18(金)サンパチ日報管理者K編@あおもり医療・介護手帳

R2.12.18(金)サンパチ日報管理者K編@あおもり医療・介護手帳

 

AM

Zoom朝礼

訪問介護 連絡調整

配食サービス 連絡調整

家族 連絡調整

記録

 

PM

記録

出社

認知症疾患医療連携協議会

帰宅

 

【今日のいいこと】

日に日に寒さ増す毎日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

サンパチ前の道路も、降雪時の朝の通勤時間帯では、車の渋滞が発生しております。

リモートワーク中でも、唯一通常出勤を続けていた私も、朝の通勤ラッシュによるタイムロスを防ぐため、また、早朝の厳寒を避けるため、朝は在宅勤務に切り替えつつあります。

朝は自宅の暖かい環境で仕事をし、通勤ラッシュを避けて時差出勤するという、リモートワークの恩恵に預かっています。

北国では特に冬のリモートワークはオススメです。

もちろん、必要な訪問や面談はありますので、リモートワークと訪問外出をメリハリをつけて行っています。

 

 

さて、昨日は、午前中は在宅勤務、午後ははちのへ認知症疾患医療センター主催の認知症疾患医療連携協議会に介護支援専門員協会八戸支部として出席してきました。

会場は、初めての八戸市総合保健センター。

立派な建物です。

 

 

 

今回の議題では、青森県が作成した、認知症情報連携ツール「あおもり医療・介護手帳」が取り上げられました。

 

「認知症情報連携ツールは、認知症の人やその家族を含め、ご本人を支える医療・介護等 関係者の間で、認知症の人の治療や支援等に役立つさまざまな情報を共有するためのツ ールで、ご本人・ご家族が、ツール(手帳)を医療・介護関係者に提示し、関係者が最 新情報の閲覧・書込みを行うことで、互いに情報を共有して連携を深め、本人に合った 治療や生活の継続支援を行うものです。」

 

今後、市町村を中心に、普及を図っていきたいとのことです。

 

青森県の医療・介護関係者はその活用方法について理解しておく必要があります。

↓詳しくはこちらから
認知症情報連携ツール「あおもり医療・介護手帳」

 

お薬手帳のように、本人や家族が管理することを基本とし、ICTではなく、紙ベースのリングファイルでの連携ツールとなっており、専門職のみならず、本人・家族、県民の理解を得ていく必要があります。

情報がつまったファイルも、本人や家族が関係機関に持参しなければ、連携ツールにはなり得ません。

手帳を作成しただけでは何にもなりませんので、活用に向けたこれからの動きが大切であり、活用されなければ意味がなく、経費や労力、貴重な資源の無駄遣いとなってしまいます。

 

今後、市町村がどのように普及を図っていくかはまだ未定のようですが、介護支援専門員協会八戸支部としても、サンパチとしても、今後の動向を注視していきたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R2.12.7(月)サンパチ日報管理者K編@シナジー

R2.12.7(月)サンパチ日報管理者K編@シナジー

 

AM

Zoom朝礼

国保連介護請求事務

利用者訪問日時調整

家族連絡調整

 

PM

国保連介護請求事務

オンラインセミナー

介護請求事務

帰宅

 

【今日のいいこと】

本日は、事務所にこもり、毎月の国民健康保険団体連合会への介護給付費請求事務を行い、勤務時間いっぱいを使い、伝送処理を行いました。

毎月の介護給付費請求書と給付管理票作成を一人で行うとほぼ一日かかります。

その間、電話での連絡調整は行いましたが、一度も外出することなく一日が終わりました。

このように、ケアマネジャーは、利用者や家族と面談することなく、パソコンに向かう時間が思いのほか多く、これは年々増しているように感じます。

日々の業務を改めて振り返ると、利用者と直接関わる以外の時間、すなわち、記録や書類作成、保険者や関係機関への書類提出、関係機関との連絡調整、国や保険者への各種調査票の提出、更新研修や各種講習等に多くの時間を費やしていることに気付かされます。

 

来年度の制度改正に向けた議論においても、残念ながら、その方向性はさらに加速するように思います。

 

厚生労働省 社会保障審議会(介護給付費分科会)のページ

「質の高いケアマネジメントの推進
ケアマネジメントの公正中立性の確保を図る観点から、事業者に、以下について、利用者に説明を行うことを新たに求める。

・ 前6か月間に作成したケアプランにおける訪問介護、通所介護、地域密着型通所介護、福祉用具貸与(販売)の各サービスの割合

・ 前6か月間に作成したケアプランにおける訪問介護、通所介護、地域 密着型通所介護、福祉用具貸与(販売)の各サービスごとの、同一事業者によって提供されたものの割合」

 

また、パソコンに向かう時間が増えそうです。

「これは利用者が求めているものなのか」

「公正中立性の確保につながるのか」

「なぜ医療系サービスは含まれないのか」

巷では、様々な声が聞こえてきます。

 

独立型居宅介護支援事業所として、日頃から、公正中立を自負する私たちにとっても、その意味はまだ理解できません。

分科会において、介護支援専門員協会の代表者が一切反対意見を述べず、素直に応じていた点が非常に不思議ではありましたが、とは言え、ある意味で介護保険の恩恵を受けている私たちとしては、介護保険法は絶対ですので、出来る限り効率的に、ポジティブに取り組んでみようと思います。

 

当事業所で取り組む業務効率化、生産性の向上とは、利用者と関わらない部分の時間を出来る限り削り、ケアマネジャーの専門性に基づき、利用者と関わる時間を増やし、的確なアセスメントに基づいた適正なケアプランを作成することです。

 

これには、国や保険者は元より、介護サービス事業所や医療機関等、関係機関の共通理解と協働、連携が不可欠であり、その小さな積み重ねが、結果として高いシナジー(相乗効果)を生み出すと実感しています。

例えば、
「メールアドレスはありますが、普段見ないのでFAXでお願いします。」
「直接、紙でご持参下さい。」

と言われることがありますが、先日、初めてお付き合いする介護サービス事業所の担当者に電子メールについて確認したところ、「普段使ってないですね〜」とのことでしたが、数日後、

「メールアドレスを名刺に入れてみましたので、どうぞ」

との嬉しい反応があり、今では、お互いの都合の良い時間に電子メールを使い、利用者に関わる情報共有をしています。

連絡手段が電話のみの場合、双方が外出を繰り返し、たった一言伝えるだけでも一日がかり、また、ファックス作成の手間と送信費の削減となります。話し中もなく、メール送信履歴により、再確認も容易にできます。

このサービス事業所は、利用者支援においても、きっと、柔軟かつ前向きなケアをしていただけるような気がしていますし、効率的かつ密な情報共有により、より利用者ニーズに沿ったケアマネジメントを実践していきたいと思います。

以上のように、サンパチでは、スムーズな情報共有により利用者ニーズに即応でき高いシナジーが期待できる、メールやLINE、メッセンジャーを有効活用するサービス事業所とのお付き合いが多くなっています。

 

コロナ禍において、様々な制約があり、ICT化も進む中、いかにして生産性の向上を図り、利用者支援+α実践ができるか、今後の大きな課題であり、私たちに優位性があると信じ、これからも努力していきたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R2.12.3(木)サンパチ日報管理者K編@師走

AM

Zoom朝礼

有料老人ホームモニタリング訪問

自宅モニタリング訪問

家族自宅訪問

 

PM

訪問診療依頼連絡

モニタリング記録

11月サービス実績確認 入力

帰宅

 

【今日のいいこと】

 

早いもので12月となりました。

 

来年度の介護保険改正に向けた国の分科会では、スマホやタブレット、または事務職員を活用することで、ケアマネジャーの担当件数上限を39から44件へ増やす案が出されていますが、サンパチのオープン以来、ずっとスマホとiPadをみんなで使い続けていますが、現在1人担当30件程度でも毎月ギリギリまで走り回っている状態です。

 

私たちの生産性がまだ低いのかもしれませんが、スマホやタブレットを持ったからといって、利用者5人分のケアマネジメント業務の時間の余裕ができるとは思えませんし、事務員でも雇おうものなら、人件費で逆に赤字となりそうです。

 

このような改正案の効果には疑問がありますが、それとは別に、法人として、専門職として、生産性の向上は日々意識しています。

 

ケアマネジャーとして、社会福祉士として、限りあるリソースをどこに集中させるのか、あれもこれもの何でも屋と揶揄されるケアマネジャーですが、ある意味それが、良くも悪くもケアマネジャーの存在意義の一つになっています。

 

その存在意義を上手に果たしつつ、適切なケアマネジメント業務を所定時間内に終結させるためには、相応の努力と工夫、関係各所との勇気ある折衝が必要になります。

 

ケアマネジャー本来の専門性と地域包括ケアにおける役割、本来業務と付随業務、優先順位、ボランティア業務と他領域の業務など、法令をしっかり読み込み、他機関との交渉スキルを身に付け、適切に遂行していきたいと思います。

 

 

本題から少しずれましたが、生産性向上の一環として、現在、サンパチでは、モニタリングは毎月25日まで終わらせようキャンペーンを勝手に実施しています。

20日までにする勇気はありませんでした。

 

先月は4人ほぼ達成できました。

 

そのために、月初からのモニタリング訪問をスタートしています。

 

1日からモニタリング訪問している者もおり、私は昨日から開始しました。

 

不覚にも、今まで月初は実績確認と入力、国保連請求事務に明け暮れていましたが、ソフト上の実績管理を上限管理方式へと変更したため、大幅な時間削減となり、月初からのモニタリング訪問が可能となりました。

 

利用者の緊急的対応や複合的課題への対応が求められる場面においても、迅速かつ適切なケアマジメント、ソーシャルワーク実践ができるよう、また、社員のヘルスマネジメントのためにも、常に心と体に余裕を持った運営となるよう精進してまいります。

 

そして、年末に向けて、この師走を軽やかに駆け抜けたいと思います。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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