R8.8.9(日)サンパチ日報代表小泉編@高齢化という強み

R8.8.9(日)サンパチ日報代表小泉編@高齢化という強み

 

現在、SNSでは、毎年恒例とも言える、ケアマネジャーの高齢化が話題になっています。

介護労働安定センターの調査によると、ケアマネジャーの平均年齢は55.1歳、60歳以上は35.4%とのことです。

https://www.joint-kaigo.com/articles/48026/

SNSでは若手不足や業務負担の重さを指摘し、過酷な労働環境が敬遠される理由だという声や、全国介護支援専門員協会は更新制廃止だけでなく、処遇改善や書類簡素化を求め、政府の法改正だけでは不十分と発信しています。


当事業所のケアマネジャーの平均年齢は、おそらく、40代半ばから後半位だと思います。比較的ヤングな?事業所となっております。

ただ、私はケアマネジャーという仕事に、年齢はそれほど関係ないと思っています。

何歳であっても、意欲と向上心、好奇心を持ち、人とのコミュニケーションを大切にし、誠実に仕事ができる人であれば、長く続けていける職業です。

むしろ、年齢を重ねてきたからこその経験や人生観が、支援に活かされることもあると思います。

サンパチでは、希望があれば、70歳位まで現役で働ける職場を目指しています。

AIやICTの力も借りながら、年齢による負担を減らし、個々の状況に応じた役割や業務量を調整し、それぞれの経験や強みを活かすことができれば、十分可能だと考えています。

ライフスタイルに合わせて柔軟に仕事ができるのもケアマネジャーの強みかと思います。

国や政治、社会に対して声を上げていくことは大切ですが、ケアマネジャーの高齢化を嘆くだけではなく、老若男女、どうすれば年齢や性別に関係なく、働き続けられる仕事にできるのか。

みんなで考え、変えられるところから変えていきましょう。

ケアマネジメントも、私たち自身も、まだまだ進化、成長できると思います。

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

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R8.8.6(木)サンパチ日報代表小泉編@10年目のお別れ

R8.8.6(木)サンパチ日報代表小泉編@10年目のお別れ

AM
朝礼
連絡調整
記録作成

有料老人ホーム面談

PM
金融機関手続き

事務処理

連絡調整

帰宅

 

本日、当事業所で最も長くご支援させていただいていたご利用者が旅立たれました。

開設当初から10年に渡り、お付き合いさせていただいた方でした。

私がまだ新米のケアマネジャーだった頃、ご本人の希望によるケアマネジャー交代ということで、とても緊張しながら面談に臨んだことを覚えています。

 

「嫌なものは嫌」
「ダメなものはダメ」

ご自身の意思をしっかりと持ち、働きながらその手でお子さんたちを立派に育て上げてきたという自負をお持ちの方でした。

お話しする中で、その生き様からくる人としての強さを感じる方でした。

思いが明確な分、事業所やケアマネジャーに対するご要望も多かったと聞いていました。

それでも、私に対してはいつも丁寧で優しく接してくださり、逆に、ケアマネジャーとして育てていただいたような気がしています。

型にはまった課題分析や、サービスありきのケアマネジメントではなく、その人らしい自己決定の形、説明と同意の大切さを学ばせていただきました。


当時30代だった私も50代に手が届く年齢となり、ご本人も90歳を超えられました。


「あなたも大変ねぇ、こんなきかないババを相手にして(笑)」

晩年は穏やかでユーモアのあるお人柄が自然と表れ、周囲の皆に愛されながら過ごされていたと感じています。

最近までお変わりなく穏やかに過ごされていましたが、最期も静かに、穏やかに旅立たれました。


ケアマネジャーがご本人とお会いするのは通常月1回程度であり、サービス担当者の中でも訪問回数は決して多くはありません。

日々の業務や書類作成に追われていると、直接お会いできる時間の少なさと、職務上できることの限界に、ふと無力さを覚えることもあります。

しかし、この10年という月日の中、一人の人生の歩みに携わらせていただけたことを、心からありがたく感じています。

共に重ねてきた時間の意味は、きっと訪問した回数だけではないのだと思います。

こうした人生に触れ、共に歩ませていただくことの中にこそ、私たちの仕事の本当の意義があるのだと考えています。

書類や記録には残らない、こうした見えない時間の価値を、これからも大切にしていきたいと思います。

 

〇〇さん、本当にありがとうございました。
久しぶりにご主人と会えますね。
どうか、いつまでも仲睦まじくお過ごしください。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 


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R8.7.20(月)サンパチ日報代表小泉編@庭の枝切り

R8.7.20(月)サンパチ日報代表小泉編@庭の枝切り

 

本日は海の日。祝日の午前は、庭の枝切りからスタートしました。

太陽が照りつける中、約1時間作業し、久しぶりの庭仕事で良い汗をかきました。

作業を終えて、冷えたビールを一杯、、、といきたいところでしたが、、、今回の枝切り、実は自宅の庭仕事ではありませんでした。

成年後見活動として、空き家になっている被後見人の住宅で、庭木の枝が生い茂り、隣の住宅や道路にはみ出している状態になっていました。

 

庭の枝切りは、ケアマネジャーとして考えれば、完全に業務外の作業(シャドウワーク)です。

では、成年後見人としてはどうでしょうか?

 

成年後見人の主な役割は、ご本人の財産を管理し、生活や医療、介護、福祉などに必要な契約や手続き(法律行為)を行うことです。

財産管理には、預貯金だけでなく、ご本人が所有する不動産を適切な状態に保つことも含まれます。

その意味では、空き家の庭木を放置せず、近隣や道路に支障を及ぼさないよう対応することは、財産管理の一環といえます。

ただし、成年後見人が自ら枝を切ることまで、本来の職務として求められているわけではありません。

成年後見人の職務は、原則として、ご本人に代わって契約や支払いなどを行い、必要な支援が適切に提供されるよう手配することです。

造園業者などに枝切りを依頼し、契約を結び、ご本人の財産から適正な費用を支払うことが、後見事務としての一般的な対応になります。

一方、枝切りや部屋の掃除、実際の介護といった物理的な作業は「事実行為」と呼ばれ、成年後見人自身が行うことまで一般に義務付けられているものではありません。

本来、専門業者に依頼する必要がある作業は、無理をせず専門家に任せるべきです。

作業中の事故や建物の損傷、近隣とのトラブルなどが起きれば、かえってご本人に不利益を与える可能性があります。

そのため、作業の規模や危険性、緊急性、費用、ご本人の財産状況などを踏まえて、どのような方法がご本人の利益になるのかを判断しなければなりません。

今回は、安全に対応できる範囲の作業であり、業者へ依頼するほどの規模でもなかったため、自分で枝を切ることにしました。

また、経済的余裕があまりないという背景もありました。

成年後見人として、グレイワーク、シャドウワーク寄りだと認識しながら、枝を切りました。

写真のように、フェンスを越えて伸びていた枝を一本ずつ地道に切っていきました。

作業を終えると、切った枝がかなりの量になりました。

法的な義務として求められている作業ではありません。

それでも、ご本人の財産を守り、近隣との良好な関係を維持するためには、誰かが対応しなければならない仕事です。

成年後見人も、ケアマネジャー同様、本来業務ではないことを他専門職や関係機関、親族から求められることがあります。

成年後見人の仕事には、法律行為だけでは解決できない場面があります。

何でも自分で抱え込むことは適切ではありませんが、制度上の役割と現実の生活との狭間で、柔軟な判断を求められることがあります。

今回の枝切りは、成年後見人としての本来業務そのものではないかもしれません。

しかし、ご本人の財産と生活基盤を守るために必要となった、成年後見活動のシャドウワークだったと思います。

とはいえ、ケアマネジャーのシャドウワーク同様、「庭も綺麗になってスッキリしたし、いい汗かいて、今日は良い仕事したなあ〜」と自己満足だけしていては、後々、自らの職責と専門性をどんどん曖昧なものにしてしまいます。

必要なのは、常に自らの業務を自己検証することだと思います。

 

枝切り後、元気に暮らしているご本人の姿を見ることができました。

これからも、業務の範囲や安全性を見極めながら、ご本人にとって何が最も適切なのかを考え、生活基盤をしっかりと支えていきます。

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

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