1/25(土)サンパチ日報管理者K編@八戸市医療と介護の多職種連携研修会

1/25(土)サンパチ日報管理者K編@八戸市多職種連携研修会

本日は、午後から八戸市主催の研修に参加してきました。

7人の専門職の方々とのパネルディスカッションに、青森県介護支援専門員八戸支部として参加させていただきました。

土曜日の午後にも関わらず、多くの専門職の方が参加していました。

テーマは、さらに連携がうまくいくためには、連携の課題と改善策について、でした。

他専門職、他職能団体の方々の地域連携への取り組みの本気さが伝わるプレゼンに大きな刺激を受けました。

座長と会場からのご指名により、顔・腕・腹が見える関係作りと自らの実践例、特に居宅療養管理指導としての歯科医、歯科衛生士、薬剤師、管理栄養士の技能の理解と活用の必要性、時にはお酒を酌み交わすことの大切さをお話しました。

 

そもそもなぜ連携しなければならないのか?

 

それは間違いなく、利用者のため。

利用者の生活のため。

利用者の尊厳を守るため。

利用者の自立支援のため。

 

連携は手段であって目的ではない。

 

利用者と専門職をつなぐ役割のケアマネジャー。

誰よりも多職種の専門性を知り、ネットワークを持ち、誰よりも連携が上手でなければならない。

 

一方、連携の大切さはわかっているが、アセスメント、ケアプラン作成、モニタリング、再アセスメント…、基本的業務に忙殺され、連携まで手が回らない、といった声も聞かれる。

 

ケアマネジャーが自分たちをつなげてくれない、職能を理解してくれていないという他職種からの無言の要望は、ケアマネジャーへの期待の表れ、連携のキャスティングボードを担っている証。だからこその権限と重責。

連携により高まる利用者の暮らしの質とケアマネジメントの質。

 

業務効率化、省力化、生産性の向上を図りつつ、限られた労力と時間を、どこにどの程度配分していくのか。
ケアマネジャーには高いセルフマネジメント能力が求められる。

決して簡単ではないと実感しているが、やらなればならない。

なぜならそれは、ケアマネジャーだから。

 

 

今日も1日お疲れ様でした。

11/16(土)サンパチ日報管理者K編@福祉関係者のための成年後見活用講座

11/16(土)サンパチ日報管理者K編@福祉関係者のための成年後見活用講座

PM

福祉関係者のための成年後見活用講座

小規模多機能ホームくらし(無印)の家 見学

懇親会

【今日のいいこと】

青森県社会福祉士会、上十三支部からお声がけいただき、「福祉関係者のための成年後見活用講座」に全スタッフで参加してきました。

私は、社会福祉協議会、司法書士の講演に続き、パネリストとして登壇しました。

 

 

 

と言っても、トータルで15分だけ、市民後見人の立場で、八戸市市民後見人の活動内容についてお話しました。

 

70名程の福祉関係者が集まる中、今回は特に、初めて「成年後見」についてお話する機会を得たこと、この点ではとても大きな経験となりました。

内容の面でも、笑いの面でも、満足のいく話はできませんでしたが、次につながる経験でした。

バネルディスカッションのテーマでもあった「ぶっちゃけトーク」の難しさも再確認しました。

来年以降は、社会福祉士としての成年後見活動にも注力していきたいと考えているので、非常に貴重な経験となりました。

また、会場に着くと、青森県社会福祉士会、上十三支部の研修担当の10名程の会員が和気藹々と準備に当たっていました。

多くの会員が支部研修の運営に参画するその姿は、私が考える「会員の、会員による、会員のための会の運営」に合致するもので、とても感銘を受けました。

八戸支部でも、このように、受け身ではなく、能動的かつ積極的な会員の支部運営への参加が図られような環境を作っていきたいと思います。

職能団体に加入すると、どうしても、会費を払って、会は何をしてくれるのか?メリットは?会に何かしてもらおう、といった考えになりがちですが、会という枠組み、ネットワークを使って、自らが目指す専門職としての姿や実践を実現する、または、それに資する自己研鑽を自ら行っていく場であると思います。

そのためには、全会員に開かれた、柔軟性の高い組織となることが重要であると思います。

研修の後は、お待ちかねの懇親会です。

県内の社会福祉士らと親交を深めました。

十和田の80歳を超えた女将さんが一人で切り盛りするお店。もつ煮と焼き鳥は絶品でした。

(旨過ぎて写真を撮り忘れ、画像は食べログから)

研修ではできなかった見事な「ぶっちゃけトーク」が展開され、中でも、社会福祉士の大先輩である某事務局長が放った「子供はいますが普段は独身です!」の圧倒的な言葉の余韻に今も浸っています。

中渡会長はじめ、上十三支部の皆さんには大変お世話になりました。十和田の個の強さ、つながりの深さを改めて感じました。本当にありがとうございました。

↓サンパチ一の贈り物上手SYからの差し入れパンプキンケーキ

今日も一日お疲れ様でした。

10/27(日)サンパチ日報管理者K編@青森県歯科衛生士会三八支部シンポジウム報告

10/27(日)サンパチ日報管理者K編@青森県歯科衛生士会三八支部シンポジウム報告

10/20(日)に歯科衛生士会三八支部のシンポジウムに参加してきました。

口腔ケアは、高齢者の死亡要因の上位を占める肺炎、窒息や、低栄養を防ぐことができることなど、具体的データを元にした講義で、改めてその必要性を実感する機会となりました。

何より、ケアマネジャーはアセスメントやモニタリングで利用者を訪問する際、食事時間を避けることが多く、利用者の食事摂取場面を観察することが少ないのではないでしょうか。

口腔衛生のアセスメント方法を、ケアマネジャーが学ぶ機会はほぼないと思います。ケアマネジャーは利用者の口腔内を見せてもらうことは少し勇気がいることであり、見た所で大まかにしかわからないというのが現状ではないでしょうか。

今回、食事摂取場面のアセスメント方法として、
・むせる
・食べこぼす
・口に食べ物をため込む
・丸飲みをする
・上記の症状で食事に時間がかかる
・痩せてくる
※これらを外部観察で抽出できるかが重要なポイントとなる

・いつも目が開いているか
・常にゴロゴロと湿性の音がしていないか
→唾液誤嚥をしていないか
食事後に声の変化はないか
など、学びました。

 

皆さんは、歯科衛生士居宅療養管理指導の運営基準を見たことがあるでしょうか?

そこには口腔ケアだけでなく、
摂食・嚥下機能の維持・向上に必要な実地指導、歯科保健のための食生活指導
と記載されています。

今後は、虫歯の治療や義歯作成だけでなく、連携できそうです。
また新たなネットワークが広がりました。大きな収穫です。

 

午後は、シンポジウムにて、医師、歯科医師、管理栄養士、言語聴覚士、介護福祉士の方々と共に、ケアマネジャーの役割と「食べる」「口腔ケア」への関わりの現状と課題を少しだけお話させていただきました。

発表資料→R1.10.20歯科衛生士会シンポジウム発表資料

シンポジストとして依頼を受けての参加でしたが、誰よりも学びが大きかった気がします。
前日の、シンポジストや歯科医、歯科衛生士さんたちとの懇親会もとても楽しいひと時でした。

有意義な機会をいただいた、青森県歯科衛生士会三八支部の皆さん、ありがとうございました。