R5.4.4(火)サンパチ日報管理者K編@アップルパイ

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AM

スクールソーシャルワーカー勤務

 

PM

火葬参列

実績確認

家族連絡調整

帰宅

 

【今日のいいこと】


今日、午前中はスクールソーシャルワーカー勤務の日。

 

新年度となり、新しく赴任された先生を交えた、全教職員での顔合わせ会に参加しました。

 

新しい校長と教頭のもと、心新たに、生徒、家族、先生の支援に尽力し、不登校や望まぬ退学を防ぐべく、努めていきたいと思います。

 

 

 

午後からは、先日お亡くなりになられた利用者の火葬にケアマネジャーとして参列してきました。

 

 

参列と言っても、私ともう一人の支援関係者のみ。

 

通常、ケアマネジャーとして利用者の火葬に参列することはありません。

 

生前、自ら、数少ない親族にさえ、最期を見送られない選択をされた方。

 

そこには、色々な想いがあったと推察されます。

 

最期まで自らの意思を貫き、生き抜いたことへ、尊敬と感謝の気持ちを伝えることができました。

 

買い物の度にかかさなかったアップルパイを棺の口元に、封を切って置かせてもらいました。

 

やっと、鼻のチューブも酸素のチューブも外れたので、久しぶりに食べてもらえたことと思います。

 

 

過去でも未来でもなく、今を生きる利用者の想いを尊重した支援の大切さ。

 

良い出会いと別れ、ありがとうございました。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

 

 

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R5.2.21(火)サンパチ日報管理者K編@スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会

R5.2.21(火)サンパチ日報管理者K編@スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会

 

AM

自宅モニタリング

青森市へ移動

 

PM

第2回スクールソーシャルワーカー活用連絡協議会

移動

帰宅

 

【今日のいいこと】

本日、朝イチで、被保佐人とスタッフからの電話があり、携帯電話がつながらなくなったとの相談あり。

 

不安そうな様子あり、すぐに対応することと、明日訪問することを伝え、心配しないように説明をする。

 

その後、自宅から直接、モニタリング訪問のため、ご利用者の自宅を訪問し、その足で、青森市へ車で向かいました。

 

途中までは、道路状況も良かったのですが、やはり、みちのく有料道路に入った途端に急に軽い吹雪になりながらも、無事に到着。

 

オンラインでの研修や会議が普及し、久しぶりの青森市までのドライブで、その前までは、社会福祉士会の委員会や基礎研修、ケアマネジャーの更新研修などで毎月のように通った記憶が思い出され、当時の自分と、現在の自分を比較し、もっと今しかできないことを必至にやるべきだ、などと思いを巡らせました。

 

 

 

午後からは、青森県総合学校教育センターにて、こちらに参加しました。

 

 

第一部は、青森県立精神保健福祉センターの鈴木早苗先生の講義がありました。

 

印象に残っているのは、以前も、ヤングケアラーの研修で学んだ、逆境的小児期体験(ACEs)についてです。

 

暴力、虐待、ネグレクト、暴力の目撃、家族の自殺(未遂)、家庭内での薬物乱用、精神障害、親との分離、家族の服役などのACEs体験を4種類以上経験している人は、ACEsのない人と比べて抑うつや不安のリスクが3〜6倍、薬物乱用が7倍、自殺未遂が30倍、糖尿病が1.5倍、循環器・呼吸器疾患やがんが2〜3倍。(米国の疫学調査)

 

12種類のACEs(親の死別/離婚/別離,家族の精神障害/物質乱用/犯罪、家庭内暴力、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、身体疾患、経済的困難)のうち、3種類を経験している人は、ACEs経験のない人に比べて、何らかの精神障害を有するリスクが2.5倍。(日本の疫学調査)

 

このデータは、こどもを取り巻く環境が、こどもの心身の健康に非常に大きな影響を与えていることを表しています。

 

もちろんこれは、そういった環境で成長してきた大人にもいえることであり、障害や高齢分野にも関係するデータです。

 

ACEs経験が、がんにまで影響しているというデータがあるということでした。

 

 

不登校や自傷行為など、目に見える表層的な部分だけにとらわれることなく、その背景や因子を細かくアセスメントし、ニーズと優先度を導き出し、あらゆる社会資源を活用しながら、人と環境に働きかけていくソーシャルワーカーの役割が、教育現場においてもとても重要になると再実感しました。

 

 

第二部は、グループワークにて、他地域のスクールソーシャルワーカーや教頭先生らとの意見交換を通して、明日からの取り組みのヒントをいただきました。

 

2年目となる今年は、まず生徒との関わりを増やすこと、こどもを取り巻くネットワークを広げること、から始めていきたいと思います。

 

 

県内各地で活躍する社会福祉士の方々とも久しぶりにお話することができ、明日からの仕事の動機づけをいただいたような気がします。

 

私もまだまだ負けずにがんばります😌

 

たった2.3日少ないだけのはずの2月の仕事も充実を極めています。

 

ありがたい限りです。

 

場面場面で自分にしかできないことを意識してがんばります。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

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R5.2.10(金)サンパチ日報管理者K編@スクールソーシャルワーカー連絡協議会

R5.2.10(金)サンパチ日報管理者K編@スクールソーシャルワーカー連絡協議会

 

AM

スクールソーシャルワーカー連絡協議会

 

PM

利用者状態確認

家族連絡調整

書類整備

帰宅

 

【今日のいいこと】

 

本日、午前中は八戸市のスクールソーシャルワーカー連絡協議会に、県立学校のスクールソーシャルワーカーとして出席しました。

 

 

八戸市教育委員会の主催で定期的に開催されており、八戸市や県立学校、国立学校のスクールソーシャルワーカーや、八戸市こども家庭相談室の担当者らが出席し、八戸市スクールソーシャルワーカーからの事例報告や、出席者各々の活動報告や情報共有がなされました。

 

 

 

児童生徒の課題の背景として、生活困窮・経済問題が顕在化してきていること、家庭内における複合課題に対して、スクールソーシャルワーカーがどの程度入り込み、どういった手立てで支援に結びつけることができるのか、千差万別なケースに対して、日々、児童生徒のために考え、実践し続ける八戸市スクールソーシャルワーカーの皆さんの実践報告に感銘を受けました。

 

 

私からは、県立学校のスクールソーシャルワーカーとして、八戸市のこども家庭相談室の支援対象者の確認と、高校を退学することにより学校やスクールソーシャルワーカーとの関係が途絶え、生徒や家族に支援が行き届かなくなり、状況が悪化するリスクへの課題意識があること、高校は不登校生徒にとって最後の砦という意識を持ってスクールソーシャルワーカーとして関わっていかなければならないこと、などをお話しました。

 

 

また、小・中学校で不登校であった生徒が、高校進学を機に登校できるようになり、大学へ進学する生徒もいることなどもお伝えしました。

 

 

子どもは世の中の宝であることに変わりはありませんので、健全な成長により、社会を生き抜く力を身につけるために、社会全体で支えられるよう、微力ながら今後も取り組んで行きたいと思います。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

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