R7.7.3(木)サンパチ日報管理者小泉編@八戸市虐待等防止対策会議

R7.7.3(木)サンパチ日報管理者小泉編@八戸市虐待等防止対策会議

 

AM

朝礼

退院退所情報記録書作成

実績確認

 

PM

実績確認

パワポ資料作成

帰宅

 

【今日のいいこと】

先日、八戸市福祉政策課主催の「八戸市虐待等防止対策会議」に出席しました。
青森県介護支援専門員協会八戸支部からの推薦を受け、介護支援専門員の立場として参加しました。

https://www.city.hachinohe.aomori.jp/soshikikarasagasu/fukushiseisakuka/johokokai/1/5244.html

 

会議の冒頭では、八戸市長より任期2年の委嘱状をいただきました。
公的な立場として、地域の実情や現場の課題を正しく届けていけるよう、身の引き締まる思いです。

この会議は、八戸市内における高齢者・障がい者・児童・いじめといった虐待等の問題に対し、行政・医療・福祉・教育・警察など多機関が連携し、包括的な対策を協議・検討する場です。
条例に基づき設置された八戸市虐待等防止対策会議のもと、関係各課や現場での対応状況の報告、必要な施策への質疑応答が行われました。

高齢者虐待については、令和6年度の相談件数が115件、そのうち虐待・疑い事例は97件と、過去3年間で最多となっており、依然として深刻な課題です。
内容別では「身体的虐待」「心理的虐待」が多く、加害者の6割以上が実子(息子・娘)という結果が報告されました。

相談の多くは警察から寄せられており、日々利用者と関わる我々ケアマネジャーの役割がますます重要になっていると実感します。
虐待の背景には、介護負担・経済的困窮・認知症への対応困難など複合的な要因があり、制度だけで解決できないケースも少なくありません。

私からは、過去の実際のケースを念頭に、「八戸市配偶者暴力相談支援センターへ65才以上の方が相談した場合、対応の主体はどこになるのか?」を質問しました。
DVとしての支援(こども健康部 こども家庭相談室)と、高齢者虐待としての支援(高齢福祉課)、どちらが主体的に対応するのか、確認した所、連携して対応しているとの回答がありました。

今後もこうした実際の現場からの声を会議の場で伝え、制度と実践をつなぐ役割を果たしていきたいと思います。
サンパチでは引き続き、地域や関係機関との連携を深め、誰もが安心して暮らせるまちづくりに貢献してまいります。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R7.4.1(火)サンパチ日報研修報告編@BCP机上訓練

R7.4.1(火)サンパチ日報研修報告編@BCP机上訓練

 

3/27に全員で行ったBCP机上訓練を紹介します。

 

日時:令和7年3月27日(木)

内容:BCP(感染症・災害発生時)机上訓練

場所:サンパチ根城事務所

 

 

 

感染症・災害発生時ともに想定したシナリオに沿って初動の確認と、こんな時はどうする?こうならない為には?などの意見を皆で出し合いました。

 

 

具体的に話し合った意見を抜粋(災害発生時)

・地震が発生した後にまずどんな行動をとるか

・車を運転している時に地震が起きたら

・利用者への安否確認はどのように行うか

 

 

普段のモニタリング時に気をつける事をはじめ、安否確認アプリの使用や備蓄品の確保などのすぐに始められる点も再確認することができました。

 

 

早速できるところから始めたいと思います!

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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R7.3.25(火)サンパチ日報研修報告編@青森県社会福祉士会三八支部研修会

R7.3.25(火)サンパチ日報研修報告編@青森県社会福祉士会三八支部研修会

 

ケアマネジャー5の研修報告を紹介します。

 

日時:令和7年3月15日(土)

内容:身寄りのない方の入院や入所における権利擁護に努めるために

主催:青森県社会福祉士会三八支部

講師:弘前市役所 

福祉総務課 滝口 氏

弘前圏域権利擁護支援センター 

相談員 藤田博美 氏

 

 

★学び・気づきとなったこと

 

・身元保証サービス系の支援が増えたが、契約トラブルの発生や、適正な事業運営を確保するために、内閣府 孤独・孤立対策推進室他各省により 「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」が作成されたことを知った。

 

・「終活支援体制整備事業」は、シルバー人材センターや社協、寺や病院、葬儀社、不動産関係、掃除業者などの様々な職種での協働を勧めている。

公助だけではなく、互助共助が含まれていたことが印象に残った。事業所の掘り起こしのきっかけにも繋がる。

 

弘前圏域権利擁護支援センターに寄せられる相談は、概ね1か月に100件(延べ数)。年々、相談件数や、成年後見制度の申立て件数も増加している。相談相手は、意外と親族からが多い。

(相談内容は、不動産管理や処分、保険金の請求、親亡き後…)入院先やケアマネからの相談は、身元保証支援や金銭管理が多い。

あらゆる窓口の確保、ケアマネなどのシャドウワークからの脱却もある。

 

・課題を抱えた身寄りのない方と向き合う場合に、とかく「後見人」と発想しがちであるが、後見人の機能を適正に認識し、任せきりにするのではなく、お互いの役割を明確にしながらチームとして支援していくことが必要である。

 

・弘前市が中核機関として取り組んでいる高齢者終身サポート事業者ガイドラインを説明していただき身寄りのない高齢者への支援を整備している計画を講演いただいた。

身寄りのない高齢者支援を支援する民間の企業、社会資源がない中、成年後見人のみでは担うことができないところを市を中心に取り組んでおり、地域で高齢者支援することが学びとなった。

 

・高齢者等終身サポート事業者ガイドラインがあることを初めて知り、弘前市での終活支援体制整備事業についての取り組みなどを学んだ。

身寄りのない人への支援として、相談者はケアマネが多いと思っていたが、親族からの相談も多いことに驚いた。

 

 

 

★明日からの業務に活かせること

 

成年後見人が利用できると「〇〇ができる」と断言しないこと。成年後見制度を理解したうえでも、支援を断定はしないこと。

 

・独居の方、老々介護などは今後も増えていくと予測される。ケアマネとしては、将来の見通しを検討し、エンディングノートの活用や、親戚や支援者の発掘も意識していく必要がある。

 

・「身寄りのない利用者に何かあったら・・・」と漠然と不安がるのではなく、個々のケースについて「身寄りがないとはどういうことか?」「何かあったらの「何か」とはどういうことを指しているのか?」など、きめ細かく具体的に思考して、利用者本位・個別ケアを心がけていこうと改めて感じた。

 

・身よりのない高齢者を成年後見人にすべて委ねるのではなく、ケアマネ、地域で連携し支援して行くことが必要であること再認識し業務に生かして行きたい。

 

安易に成年後見人の説明をせずに、自分自身もしっかり理解した上での説明したいと感じた。身寄りがいないと漠然にとらえるだけでなく、+何が問題か考えながら、相談していければいいと関感じた。

身元保証人がついたからと言って、任せきりにせず、チームで支援できる体制づくりもケアマネが担っていければ良いと感じた。

 

 

弘前市の身寄りのない方の支援の現状と課題、新たな支援体制の説明や、成年後見の相談の実際から見える課題と今後の展望について学び、ケアマネジャーもどのように支援に協力できるかを学べる研修となりました。

 

サンパチでは、今後もケアマネジメントスキル向上のため、多種多様な会議等に積極的に参加していきます!

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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