R2.10.7(水)サンパチ日報管理者K編@新型コロナ慰労金

R2.10.7(水)サンパチ日報管理者K編@新型コロナ慰労金

 

AM

Zoom朝礼

家族連絡調整

国保連請求処理

 

PM

有料老人ホーム担当者の利用者面談の立ち会い

有料老人ホームモニタリング

支援経過記録

モニタリングシート記録

国保連介護請求

帰宅

 

【今日のいいこと】

今月は「令和2年度青森県新型コロナウィルス感染症に係る介護サービス事業所等に対する緊急包括支援事業費補助金」として、各ケアマネジャーへいち早く50,000円ずつ現金で支給しました。

 

国の実施要項では、

「介護サービス事業所・施設等に勤務する職員は、1.感染すると重症化するリスクが高い利用者との接触を伴うこと。2.継続して提供することが必要な業務であること。3.介護施設・事業所での集団感染の発生状況を踏まえ、 相当程度心身に負担がかかる中、強い使命感をもって、業務に従事していることに対し、慰労金を給付することとしています。 」

とされ、ケアマネジャーもその対象に含まれており、法人が従事者の代理で請求し、交付することとなっています。

 

看護、介護職に比べ、利用者と接触機会の少ないケアマネジャーではありますが、多少恐縮しつつも、国の施策に則り、受領しました。

 

接触機会や感染可能性が比較的低い立場であるからこそ可能となるコロナ禍でのフレキシブルなケアマネジメントのため、個人的にも有意義に活用したいと思います。

 

長期戦が予想される新型コロナウィルス対応ですが、利用者、ケアマネジャー自身の感染対策は元より、過度な感染対策により、利用者の自由権や社会権などの基本的人権、幸福追求権等が侵害されることのないよう、利用者へのアドボカシーの視点も大切に支援していきたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

↓今週の旗です。

 

→日報一覧はこちらから

 

 

R2.9.30(水)サンパチ日報管理者K編@市民後見人研修会

R2.9.30(水)サンパチ日報管理者K編@市民後見人研修会

 

AM

Zoom朝礼

自宅モニタリング

電話モニタリング

記録

 

PM

市民後見人フォローアップ研修会

新規利用相談対応

家族電話連絡

記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

9月最終日までモニタリング訪問実施、今月も盛り沢山で、やりがいのある月でした。

 

午後からは、市民後見人フォローアップ研修会に参加してきました。

会場は、事務所斜め向かいの八戸市総合福祉会館はちふくプラザねじょう。

いつもながら、歩いて行けるので助かります。

 

今まで1人で歩いて行ってましたが、今回は2人で歩きました。

昨年度、サンパチに入社直後に養成研修を受けたケアマネSYも今年度から市民後見人の仲間入りを果たしました。

社会福祉士事務所としても、頼もしい限りです。

 

ケアマネジャーとしても、財産管理や身元引受人、キーパーソンの課題に直面することが少なくなく、成年後見制度に関する知識と経験を事務所として有していることは、ご利用者・ご家族にとっても大きなメリットになると考えています。

 

日頃、様々な関係機関、専門職とやり取りをする中で、成年後見制度に関する基本的理解はまだまだ進んでいないと感じることがあります。

 

成年後見制度は、万能ではなく、ケースバイケースで、メリット・デメリットがありますが、有用な支援ツールの一つであることには間違いありません。

 

今回は、実際に活動している市民後見人の先輩からの事例発表でした。

 

専門職後見人ではなく市民後見人として活動しているからこそ、関係機関へ密な相談、連携をしている点は大変勉強になりました。

 

専門職後見人は一定の知識を有しているため、自力で後見活動を進めていける部分も多いと思われますが、市民後見人は、専門職より福祉や医療の知識を有していない分、市民目線で関係機関へ密に相談、連携をしている傾向にあり、そのことが、被後見人への多面的視点による最適な支援につながっていると感じました。

 

受講者より、

「ケアマネジャーを変更する際のルールは存在するのか?」

「どうやってケアマネジャーを探せばいいのか?」

といった質問があり、急遽、マイクを託されました。

 

ご本人・ご家族の希望にていつでも変更でき、実際にそのようなケースも多いこと、数多くある事業所から自力で良いケアマネジャーを探すのは簡単ではないこと、市役所に行っても個別の紹介はしていないこと、(様々な要素があるので)必要な時は詳しく相談にのりますと話しました。

 

成年後見制度のみならず、ケアマネジャーについても、市民の皆さんにはまだまだ分からない点が多いということを実感し、成年後見人としても、ケアマネジャーとしても、社会福祉士としても、さらに地域での理解が進むよう、皆で努力していく必要があると思いました。

 

もう少し爪跡が残せるよう精進してまいります。

 

 

 

↓戴き物の南郷ブルーベリー大福。

予想を上回る美味しさに驚き、久しぶりにサンパチ内でヒットしました!ネーミングもおしゃれです。


(画像は八戸市公式Twitterよりお借りしました)

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

→日報一覧はこちらから

 

 

R2.9.24(木)サンパチ日報社員O編@社会資源

R2.9.24(木)サンパチ日報社員O編@社会資源

 

ズームミーティング

モニタリング

支援記録

 

PM

通院調整

支援記録

帰宅

 

【今日のいいこと】

『認知症でも地域の見守りで一人暮らしできる!』

今回は私の担当している利用者様のお話です。

 

Aさんは、10代で実家を出て、主に飲食店で働いて、働いて、働いて、、、。

約50年前、市内一等地に自分のお城を築きました。

 

Aさんの口癖は

「苦労してこの家を建てた、ここにいるのが今は一番幸せ!!」

訪問する度に、満面の笑みでお話してくださいます。

 

そんなAさんは、一人暮らしで一昨年あたりから

「道に迷い自宅に帰れない」

「他人の物を自宅に持ち帰る」

「銀行でお金が下せない」

等々の認知症状が現れ、高齢者支援センターで訪問、見守りが行われていました。

 

高齢者支援センターの引継ぎで、私が担当ケアマネになったのは数ヶ月前からですが、引継ぎの際に、Aさんを見守ってくださる関係機関にご挨拶に伺いました。

【駐在所】
帰宅困難時の保護、家族連絡、地域のパトロール時見かけ時の声掛け

【コンビニ】
馴染みの店員による声掛け、買い物支援

【ガス会社】
灯油配達、生活の見守り

【民生委員】
月1回程度の訪問、地域行事の参加の声掛け、生活状況の把握

【銀行】
来店時、現金引き出しの見守り、声掛け

              

介護保険以外のサービス、いわゆるインフォーマルな『地域の社会資源』に挨拶に伺ったのは初めてでした。

各機関の方々は、日頃からAさんを見守っているだけあり、いろいろ情報を提供してくださいました。

特に関係ない話ですが、私の行きつけのコンビニと同じでした、、、。

その他、新聞、牛乳販売配達所には、電話にて連絡し、緊急時にはケアマネまで連絡頂くようお願いしました。

どちらも業務内容に「高齢者の見守り」が含まれているとのことで、快諾してくださいました。

 

Aさんは「歩くことが健康法だと思っているよ」と。

少なくとも1日2回は、買い物、散歩の為に外に出られている様です。

近所のスーパーの休憩所で出会った方々とお話されることも楽しみの一つ。

 

そして、明るめの素敵な色合いのお洋服を着て、かわいらしい花柄のバックを持って外出されています。

認知症にて忘れることは多くなっていますが、おしゃれを忘れずに、人と触れ合いを求めて外出されているAさん。

交流の場を提供しているこのスーパーも重要な社会資源であると認識しました。

 

認知症人口は年々増加しています。

認知症によるトラブル、事件、事故等ニュースでも話題になっています。

介護保険制度だけでは支援しきれない部分も多くあり、社会資源と連携することで、認知症の一人暮らしであっても、住み慣れた家、場所で、その人らしい生活が送れることを、Aさんから勉強させて頂いているところです。

 

最後に今後の認知症人口の推計について厚労省の参考資料を掲載します。

なんと!2025年には約700万人5人に1人が認知症となるようです。

 

今後ますます、地域での認知症見守り体制の構築が、住み慣れた地域生活の鍵となるのではないでしょうか。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

先日、初対面の方に「花に例えるとりんどうだね」と言われました。

→日報一覧はこちらから