今日、何気なく、録画していた「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ていたら、震災後、石巻に移り住み、被災地の命を支え続ける、長純一先生が出演されていました。
昨年10月八戸で開催された「在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク 第23回全国の集いinはちのへ2017」の2次会でご一緒しました。
心に残った長先生の言葉がいくつかありました。
「困難にこそ、飛び込む」
“厳しい状況の中に自分が飛び込むということ。より困難を抱えてる苦しんでいる人たちがいるという事実から逃げないで向き合っていく。少しでも一緒に考えたいという姿勢がまず何よりも大切”
→困難を抱えている人を救うために対人援助職は存在しているが、困難を共有し立ち向かうことは援助職にとって大きなパワーを必要とし、時にストレスを生むこともある。そんな中でも逃げないで向き合い、”すべてを解決してあげる” のではなく、まずは”一緒に考えたい”という姿勢、考え方を持つこと、ケアマネジャーにも通じる。そして人生においても同様、困難にこそ飛び込み、成果・成長を手に入れる。
「声なき声を拾う」
“自分から訴えることがない、自分の我慢が足りないんだと思っている人たちの、声なき声をどれだけ拾うかが大事な仕事”
→認知症や寝たきりの方、正確な意思疎通か困難な方の、声なき声をいかに拾うか。声がないから「満足している」としていないか?ケアマネジャーにも求められている。
「どんな時もそばにいる」
→うまくいってる時や楽しい時だけでなく、つらい時、苦しい時、困っている時こそ、対人援助職は、常にその人の心のそばにいるべき。その積み重ねがラポール形成につながる。
今日も1日おつかれさまでした!
明日からも良い1週間となりますように!