R3.1.2サンパチ日報管理者K編@新春所感

R3.1.2サンパチ日報管理者K編@新春

 

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年はいろいろとお世話になり、心よりお礼申し上げます。

本年もよろしくお願いいたします。

令和3年 新春

 

 

 

いつになくのんびりとしたお正月を過ごさせていただいております。

4ヶ月間に及ぶダイエットで-6kgとなった体重も、大晦日からの3日間で早くも+3kg戻しました。

 

 

 

毎年恒例の今年の目標なるものに思いをめぐらすも、具体的指標の数値化はなかなか難しく、事業所としての担当利用者〇〇〇件、月の売上〇〇〇万円、社員給与〇〇万円賞与〇〇万円、決算利益〇〇万円、個人としての成年後見受任◯件、調停委員◯件、といった程度となり、肝心なケアマネジメントの質、内容、中身に関しての指標の数値化は難しい面があります。

営利法人とはいえ、一般企業と違い、お客様の件数や売上が上がれば目標達成!とは言い切れない面がある介護保険事業。

顧客満足度が必ずしも事業所の売上に比例しない、介護保険事業の特異性。

意思を表出しにくい状態にある利用者が顧客であるがゆえに、良質なサービスが必ずしも選ばれているとは言い切れない側面があります。

 

ケアマネジャーの評価指標とは?

担当件数?売上?ケアプラン作成数?障害自立度改善率?認知症自立度改善率?要介護から要支援改善率?利用者訪問数?医療機関連携数?看取り件数?複合課題ケース担当数?担当指名数?

いずれも、売上と介護度改善率など相反する指標もあり、一筋縄ではいきません。介護保険法の理念は紛れもなく「自立支援」ですが、矛盾した制度設計が根本的課題であることは明白です。

「自立支援」と「法人の利益確保・コンプライアンス」

この絶妙なバランスでの両立を図ることが必要であり、これが当法人の社名、エコノモラル【エコノミー(経済)+モラル(道徳)】の考え方になっています。

ケアマネジャーや社会福祉士の良し悪しを判断する具体的評価指標が理解できていなければ、そこに向かって進むこともできません。

 

良いケアマネジャーとは?

利用者にとって?家族にとって?関係事業所にとって?保険者にとって?会社にとって?

例えば、保険者にとって良いケアマネジャーが、利用者にとって良いケアマネジャーであるとは限りませんし、逆もまた然りです。

対象が変われば、まったく異なった評価となります。

 

 

今年は、この日報はじめアウトプットを前提としたインプットを意識しつつ、ケアマネジャー・社会福祉士としての評価指標を追求していきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。