R3.9.29(水)サンパチ日報社員SY編@社会福祉士基礎研修Ⅱ
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新規ケースへの対応
皆様こんにちは。
朝晩、だいぶ冷え込むようになってまいりました。
寒がりにとっては、布団から出ること自体が辛すぎる季節です。
いつの日か布団(こたつでも可)から出ることなく、仕事ができるシステムが確立されればいいのにと今年も明々後日の方向に思考を飛ばしております。
さて、19日(日)に6回目となる、社会福祉士基礎研修Ⅱを受講しました。
来年の2月までで全11回の開催となりますので、ちょうど折り返し地点といったところです。
今回は、人材育成系科目と言う事で、スーパービジョンに関する講義とモデルセッション、演習としてスーパーバイジー体験を行いました。
スーパービジョンとは、対人援助職が指導者から教育を受ける過程の事を指します。今回は、社会福祉士会が行うスーパービジョンと言う事で「より良いソーシャルワーカーを育成する」ことを目的としている事、またその中身について学びました。
スーパービジョンだけで捉えるなら、私たちも日頃の業務で活用している事が多いと思います。
例えば、新人が入社した際は先輩が新人について教育や指導を行うでしょうし、勤めていれば担当のお客様の事で悩みが生じますから、職場内の経験者へ相談し助言や指導を得る事があると思います。
どうでしょう、皆様の職場内でも結構スーパービジョンを求めたり求められたりしている事が多いのではないでしょうか?
研修では、社会福祉士会が行うスーパービジョンと言う事で、3つの機能に重点を置いて専門職としての育成を目指していますという講義がありました。
テキストそのまま抜粋となりますが、ちょっとお付き合いください。
〇支持的機能
事例を通して気付きをうながし、スーパーバイジー(指導や助言を必要とする人)が主体的な課題意識に基づいて問題解決改善に取り組むよう進めるもの。
〇教育的機能
知識や技術を教える事。また、スーパーバイジーが考えていたことの間違い等、明らかに指導が必要、もしくは説明し理解を正すもの。
〇管理的機能
組織メンバーとの協働や職場組織のルール・特性等を理解しながら、適切に役割遂行を行う事が出来るようにするもの。
となっています。
指導や助言を受けるという受け身ではなく、自分が抱える問題を解決していくために、スーパービジョンを活用していく事となります。
私は知らなかったのでびっくりしたのですが、社会福祉士協会を通してこのスーパービジョンを受ける際には、契約を交わした上で、スーパーバイザーとして名簿登録されている中から、担当者をコーディネートしてくれるという流れになっています。
職場内でのスーパービジョンでは、同じ空間で同じ職種として仕事をしている事から、言外の雰囲気は伝わりやすいと思います。
ただ、この社会福祉士会によるスーパービジョンは、職種も違えばそもそも初対面となりますので、自分の所属や業務についてまず言語化できなければなりません。
何に悩んでいるのか、何を考えているのかも正しく伝えていく言語力が求められます。
自己チェックシートなどいろんなツールも活用していきますので、険しい山となるでしょうが自己分析や振り返りがしっかりと行われますので、スーパービジョンを終えた時には一皮むけた新しい自分が見えてきそうです。
どれくらいの人が、社会福祉士協会のスーパービジョンを受けられているのかは不明ですが、福祉の世界に身を置く以上は、受けて損と言う事はまずないだろうなと言う事を強く感じました。
いつの日か、自信を持って一皮むけたと感じられる自分に会ってみたいものです。
本日も一日お疲れ様でした。