R3.7.8(木)サンパチ日報管理者K編@調停委員研修

 

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【今日のいいこと】

先日、家庭裁判所にて、調停委員研修会に参加してきました。

 

テーマは、ステップファミリーや親ガイダンスといった、調停における子や親子関係の理解についての内容でした。

 

 

ステップファミリーとは、「再婚や事実婚により、血縁のない親子関係や兄弟姉妹関係を含んだ家族形態。ステップは英語で「継(まま)」の意。夫婦のどちらか、または両方が、以前のパートナーとの間にもうけた子どもを連れて再婚した場合に生じる。」ものです。

 

家事調停において、子の福祉は重要な視点となっています。

 

親同士の紛争に、子が影響を受け、健やかな成長が阻害されないように、当事者となる父母双方が子の福祉のために十分留意する必要があり、その理解を深めるために、家庭裁判所調査官による親ガイダンスを受けていただくことがあります。

 

親同士の紛争とは別に、例え、離婚が成立し親権がいずれかの親に決定したとしても、父母両方が子との健全な関係を継続していくことが、子の健やかな成長のために必要であると考えられています。

もちろん、個々の事情により例外も存在します。

 

 

何らかの紛争が存在するために離婚などの調停は申し立てられますが、「子の健全な成長のため」といった点については、両者の想いが重なる部分があり、そういった視点の中で、紛争の解決、合意のためにアプローチすることも有効であることなど、勉強になりました。

 

 

このことは、日々のケアマネジメント業務や相談援助においても、一見、意見が相反する関係性の中でも、両者の想いが重なる共通点を見出し、合意できる点を模索すること、そういった視点を提示していくことも、時には有用であると感じました。

 

 

家庭裁判所内での研修という貴重な機会を、円滑な調停運営と、日々の業務や生活全般にも役立てて行きたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

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