R3.1.29(金)サンパチ日報管理者K編@電話会議研修

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AM

Zoom朝礼

自宅訪問 新規申請代行打ち合わせ

医療機関連絡調整

 

 

PM

記録作成

会議出席

書類整備

帰宅

 

【今日のいいこと】

先日、青森地方裁判所八戸支部にて、調停委員意見交換会に参加しました。

テーマは、「電話会議を利用した調停の進行上の留意点」。

「裁判所」の雰囲気に未だ慣れず、毎回、心地良い緊張感を味わっています。

新型コロナウィルスの発生に関係なく、調停の申立人と相手方の居住地が遠方にある場合などは、電話会議システムを利用した調停を行うことがあるとのことでした。

 

普段、Zoomは毎日使用していましたが、電話会議というものは初めての経験でした。

テレビ会議とも言えるZoomですら、モニター越しでの相手の表情や頷き、姿勢・体の動きが見えにくく、通常より、オーバーな相槌やリアクション、ジェスチャーが求められ、普通に話を聞いているだけでは、無関心、無反応、無気力といった印象を相手に与えかねません。

電話会議では、相手の顔が全く見えないため、音声のみでの話し合いとなり、通常の電話と同じと思われがちですが、複数人での電話となると、1対1での通常の電話とはまったく勝手が違いました。

申立人役と調停委員役に分かれ、ロールプレイを行いましたが、慣れないこともあり、とても話しづらく、また、相手の姿が全く見えないため、相手の様子、感情を感じ取りにくく、少なからず不安に感じました。

 

ましてや、調停という、切実な紛争事案を抱えた当事者の不安はさらに大きくなりかねません。

相手の声が小さめで、抑揚があまりない場合、音声情報がすべての電話会議では「やる気がなく、自信がなさそう」と感じられました。

 

介護職がコミュニケーション分野で学ぶメラビアンの法則(相手へ影響を及ぼす割合は、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%)を体感することとなりました。

音声のみで、相手に対して、いかに傾聴の姿勢を伝えるか、相手の感情を読み取るか、意識的に行う必要があることを学びました。

 

コロナ禍において、感染対策のため、実際の面談を避け、電話でコミュニケーションを図る機会も増えましたが、今一度、相槌・承認バリエーション、声のトーン・大きさ・抑揚・スピード等のコミュニケーションスキルを意識していきたいと思います。

裁判所書記官の進行により、弁護士、司法書士等の方々とロールプレイや意見交換をする貴重な機会となりました。

通常の仕事だけしていては、できない経験ができる、会えない人に会える、知りえなかったことを知る。

新しい役割に挑戦した醍醐味を少しずつ実感しています。

まだまだ、学ぶべきことが多いですが、努力してまいります。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

↓朝の散歩コースより

 

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