R5.9.30(土)サンパチ日報管理者K編@八戸市高齢者虐待講習会

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【今日のいいこと】

先月のことですが、新型コロナウイルスの影響もあり数年間、機会のなかった、集合研修での講師の依頼をいただきました。

 

八戸市高齢者虐待防止研修

 

八戸市高齢者虐待防止研修

来年度から、介護サービス事業所に対して、職場内におけるハラスメント、利用者等からのセクシャルハラスメントへの対策が義務化されるということで、多くの受講者が参加されました。

 

八戸市高齢者虐待防止研修

 

ちなみに、介護現場におけるハラスメント対策は努力義務となっていますが、暴力的、精神的、セクシャルなハラスメントを放置することは、スタッフのメンタルヘルス異常、休職、退職につながる可能性もあり、人材不足が深刻な介護業界において、大きなリスクとなりえます。

 

オンラインではない生の人前で話すのは数年ぶりということで、散りばめていたアイスブレイク的な小ネタを出す勇気がなくなり、若干省きながら70枚のスライドの説明を時間内に収めることに集中しました。

その結果、研修予定通り90分ちょうどで終わることができました。

 

しかし、一つだけ心残りが。

研修中に受講生からスマートフォンでwebアンケートへ回答いただきましたが、時間の都合上、研修内でシェアすることができませんでした。

そこには、ハラスメントに関する、現場で日々奮闘する実践者の生の声が記されていました。

当初は研修内だけで使おうと思ったアンケートでしたが、せっかく回答してくれた受講者の方々に感謝と尊敬を込め、ここに記させていただきます。

 

Q1.利用者や家族等からハラスメント(かもしれない)行為を受けたことがありますか? またそれはどの種別ですか?

 

回答していただいた方の75%が何らかのハラスメント行為を受けたと感じているという結果でした。

 

 

Q2.差し支えなければ、その内容を簡単に教えてください。

 

・性的な冗談を言われる。

 

・業務に関係のない相談をもちかけてきて延々と話し続ける。話を切り上げようとすると暴言をはく。

 

・家族でやるべき対応を、ケアマネに押し付けてくる。言葉の暴力(プロだからできるでしょう?家族壊されたらどう責任をとる?)

 

・おしりをさわられた。

 

・他のヘルパーが行くと、なぜ来ないとしつこく原因を聞かれる。

 

・①勝手にデイの準備をしたと、2年半介護拒否。無視。された。 ②トイレに行きたいと訴えあり。 いつも使用しているトイレが使用中であったため待つよう伝えたが漏れてしまうとのことで、本人様の了解を得ていつもと違うトイレを利用した。精一杯危険なく介助を行ったが、終わってから『痛い思いをした。このトイレを使わなければよかった。ひどい目にあった』と介助終了してから面と向かって言われた。

 

・泊まり時家族がバジャマを持参させたが本人はきがえることを拒否された為きがえさせずやすんでいただいた。家族よりプロではないのかと叱責された。

 

・身体的暴力では、つねられるや蹴られる。また、椅子を振り上げられる、精神的暴力では、殺すと言われる、かんだガムをあげると言われる。薬を飲まないと言われる。

 

・歩行不安定な方を介助しようとして、手を振り払われたり、靴を履かせようとして蹴られた。

 

 

 

こういった切実な現場の声が、事業所内、そして、ハラスメント対策の先頭に立つべく事業主へ届いているかどうか。

 

受講していただいた実践者の皆さんが、これからも、安心安全な環境のもとで、末永く、自分らしく、その専門性を十分に発揮されること、実践者のQOLが高まっていくことを心から願っています。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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