事実質問と思い込み質問

今日は、弘前まで、勉強しに行ってきました。

 

とても、雰囲気の良い、オープンなコラーニングスペースにて開催された、第4回近未来くらし方検討会に参加してきました。

 

ムラノミライの代表理事である中田豊一さんを講師にお招きする予定です。発展途上国で自立支援を続けてきた中で事実質問やメタファシリテーションという方法論を体系化された方です。」

事実質問とメタファシリテーションについて、お話を伺ってきました。
モニタリングに利用者さんのところへ訪問し、

私「最近、体の調子はどうですか?」

 

と質問することが多い私ですが、

利用者「良くないなあ」

私「体の調子良くないんですね」

私「どこが良くないですか?」

利用者「みんなどご」

 

私「今、腰とか膝が痛いですか?」

 

利用者「いいや」

私「今、頭が痛いですか?」

利用者「いいや」

私「じゃあ、今は、調子いいですか?」

 

利用者「まあ、悪くないな」

 

 私「それは良かったです」

といったやり取りをすることがありますが、

「最近、体の調子はどうですか?」⇒思い込み質問

「今、腰とか膝が痛いですか?」 ⇒事実質問

事実質問をしない場合、

「◯◯さんは、体の調子が良くない」

という、思い込みに基づく、モニタリング結果になってしまいます。

最終的に、事実質問をすることで、

「(体の調子は)まあ、悪くない」

 

ということになりました。

思い込みを引き出す質問をしないこと、事実質問を繰り返し、利用者の心身状況の事実を把握することを意識したいと思います。