R4.8.16(火)サンパチ日報社員SY編@バーチャルトラベル

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みなさまこんにちわ。

この所、天候が落ち着かず体調を崩しやすい日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

私は、別名「飲む点滴」とも呼ばれている甘酒を飲みながら過ごしています。ちょっとバテ気味だな…と感じられているようでしたら、冷やし甘酒なる商品も出ておりますので、冷え冷えのをぐっと一本飲んでみてください。身体にとっては、良い栄養素が詰まっていますので、元気になる手助けをしてくれるはずです。(^^)

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、今月はVR旅行なるものをテーマにお送りしたいと思います。

定期的にサンパチポストにチラシが届くのですが、今回そこで見つけた記事になります。

スーパーとかにも置いてありますので、目にしたり手に取られる方も多いのではないかと思いますが、Plus+というフリーペーパーです。

 

その中にこのような、一面がありました。

興味を引かれませんか?

気になってパソコンで調べた所、登嶋健太様という方がこうした「VR旅行:疑似体験旅行」の提唱者でした。

 

以下、拝見したホームページからの要約抜粋となりますが、元々介護施設でセラピストとして入居者様向けのリハビリテーションを提供されており、支援を通してモチベーション持続の難しさを課題として感じられていたそうです。

 

入居者様へ「1年後に何をしたいですか?」と尋ねると、「近所で買い物がしたい」とか「公園に行きたい」等の返答はあるものの、上述のように動機としては弱かったそうです。

みんなが行きたいと言っていた場所へ登嶋様自ら赴き、写真を撮って入居者様へ見せたこともあったそうですが、入居者様が本当に見たいと思った場所とはズレがあり、もどかしさがあったそうです。

 

そんな中、当時(2014年頃)はGoogleストリートビューが一般化してきており、登嶋様はここに着目され、見たい場所を好き見れる事がモチベーションにつながるのではと考えたそうです。

 

そこからVRへたどり着き、入居者様にとっての「思い出の場所」を動画撮影。機材をそろえて、VR体験して頂いたところ曖昧だった記憶が動画を見た事でクリアに想起され、より深いところまでエピソードとして語る事ができたそうです。

 

 

こうした経緯を経て、クラウドファンディング(インターネット上で不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、サービスや商品の主旨、個人の思いに賛同した人から資金を集める方法)にて「VR旅行」としてプロジェクトを立ち上げ、集まった資金を元に「思い出の地」巡りをされたそうです。国内は35都道府県、国外は28カ所を訪れているのですから、賛同者はかなり多かったことが予測できます。

 

現在は、VRの研究とソフト開発に力を注がれており、VRでできるスポーツにまですそ野を広げられているようです。

 

高齢者に限らず、障がいによりお体の不自由な方など、バーチャル世界を通して叶いにくかったものが叶えられるというのは、モチベーション以上に生きがいや意欲の向上にもつながっていくコンテンツだなと感じました。

 

技術の進歩のすごさを感じた記事でした。チャンスがあれば、自分でもVR体験してみたいものです。

 

本日も一日お疲れ様でした。