12/26(水)サンパチ@訃報

12/26(水)サンパチ@訃報

AM

有料老人ホーム連絡調整

ケアプラン作成

自宅訪問
現場検証立ち合い

 

PM

有料老人ホームモニタリング

サービス担当者会議

法人会議

支援経過記録

帰宅

 

【今日のできごと】

出勤後、有料老人ホームより、昨日緊急訪問した方の訃報の連絡。家族やスタッフに付き添われ旅立たれたとのこと。

間もなく、デイサービスより、送迎のため自宅訪問すると、床に倒れ動かなくなった状態の利用者を発見し救急要請したとの連絡。担当である同僚ケアマネジャーが駆け付けると、死後硬直が進み救急搬送できないため、警察による現場検証になるとのことで、自宅へ駆けつける。
本人に関わっていた全サービス事業所への警察による詳細な聞き取り。県外の家族、葬儀会社との連絡調整、高齢者支援センター、介護保険課への報告を実施。

2日前いつもと変わりなくヘルパーの支援を受けていた。ヘルパー、デイサービス、ケアマネジャー、警察署員らが連携し、見守り、支援体制を形成していたことで、毎日不安な状態で一人暮らしを続けることや、死後長期間経過することは回避できた。

生前「健康第一だけど自然に任せるしかない。一人で暮らせなくなったら死ぬだけだ。」と話し、デイサービスやヘルパーやご近所の支援を受けながら一人暮らしを続けていた利用者。硬直した体のそばには、好きだったお酒とタバコが置かれていた。自らの意志で冬は病院にも行かず服薬もしないが体調安定しており主治医も把握していた。

今は、本人が悔いなき立派な人生を精一杯生ききったこと、家族もできる限りの支援を行ったこと、それらすべてを最大限肯定し、承認し、本人の安らかな眠りと、家族、関わったすべての人たち、支援した人たちに心の平穏が早く訪れることを祈るより他ない。

短いお付き合いの中、長きに渡る人生の最期に立ち会わせていただいたこと、人の生き様の最期のあり方の一つを間近で見せていただいたこと、支援を通し様々なことを学ばせていただいたことに心から感謝し、ご冥福をお祈りいたします。