R3.3.7(日)サンパチ日報管理者K編@コロナ禍の介護保険事業分析

R3.3.7(日)サンパチ日報管理者K編@コロナ禍の介護保険事業分析

 

AM

買い物

散歩

ランチ

帰宅

 

PM

余暇

 

【今日のいいこと】

本日は、天気も良く穏やかな休日でした。

年頃となった息子とホワイトデーや諸々の買い物に出かけました。

途中、河川敷をRUN & WALK。

 

背丈だけでなく、体力も負けているであろう現実に、複雑な心境です。

人間的にはまだまだ負けていられません。

その後は男ランチ。

 

 

 

帰宅してからは、当事業所のKGI(Key Goal Indicator=最終的な目標数値)の一つである利用者数、年間増加数の今後の展望、予測のために、まずは、現在のコロナ禍の影響を分析するため、市内の介護保険事業の状況を、厚生労働省の介護保険事業状況報告 月報(暫定版)にて、具体的数値を分析しました。

 

私の感覚では、令和2年度はコロナ禍の影響による介護サービス利用控え等にて、例年より要介護認定者やサービス受給者が相当数減少しているのではと思っていました。

市内の外部環境を正しく理解した上で、今後の事業運営の方向性を考えていきたいと思います。

 

【八戸市のデータ】

第1号被保険者数
・令和2年12月   69,733人※前年比+1,031人
・令和元年12月 68,702人※前年比+820人
・平成30年12月 67,882

要介護(要支援)認定者数
・令和2年12月   11,331人(要支援1,436人)※前年比+269人
・令和元年12月 11,062人(要支援1,319人)※前年比+27人
・平成30年12月 11,035人(要支援1,300人)

第1号被保険者 要介護(要支援)認定者数
・令和2年12月  11,059人(要支援1,394人)※前年比+284人
・令和元年12月 10,775人(要支援1,267人)※前年比+45人
・平成30年12月 10,730人(要支援1,254人)

居宅(介護予防)サービス受給者数
・令和2年12月   7,532人(要支援602人)※前年比+159人
・令和元年12月  7,373人(要支援556人)※前年比+76人
・平成30年12月 7,297人(要支援人538人)

第1号被保険者サービス受給者数
・令和2年12月  7,342人※前年比+174人
・令和元年12月 7,168人※前年比+112人
・平成30年12月 7,056人

居宅(介護予防)サービスの利用回(日)数
・令和2年12月  152,232回※前年比+5,904回
・令和元年12月 146,328回※前年比-2,777回
・平成30年12月 149,105回

 

上記から計算すると、

第1号被保険者の要介護(要支援)認定率(認定者÷被保険者)
・令和2年12月  15.9%
・令和元年12月 15.7%
・平成30年12月 15.8%

第1号被保険者のサービス受給率(サービス受給者÷被保険者)
・令和2年12月  10.5%
・令和元年12月 10.4%
・平成30年12月 10.4%

 

上記のデータより、

・当地域では、昨年のコロナ禍においても、65歳以上で要介護(要支援)認定を受けている方の割合は減少していない。むしろ増加傾向。何らかの介護サービスを利用している方の割合も減少していない、むしろ増加傾向。

 

・令和2年12月は令和元年12月と比べ、訪問介護が4,700回増加、訪問看護が1,600回増加、訪問リハビリが600回減少、通所サービスは微減。サービス受給者自体は159人増加しているので、通所サービスは実質減少、訪問リハビリは減少、訪問介護・看護は大幅増加。コロナ禍の影響と考えられる。

 

・令和2年12月の要介護1〜5の居宅サービス受給者数は6,930人。八戸市内の居宅介護支援事業所79ヶ所、1ヶ所あたり利用者87.7人の計算となる。

 

・令和2年12月の居宅サービス受給者数は前年12月より約160人増加している。八戸市内の居宅介護支援事業所は79ヶ所。1事業所平均、年間わずか約2人の増加数でしかない。令和元年では1事業所平均、年間約1人の増加数でしかない。

もちろん、1ヶ所あたりのケアマネジャー在籍数は異なるが、高齢化に伴い顧客となる要介護者が年々増加していくといわれている中で、年間増加数だけを見ると市内で年間160人、月13.3人に過ぎず、79ヶ所の居宅介護支援事業所による顧客獲得競争となっているという見方もできる。

 

実際、当事業所のここ1年間における利用者数は一進一退を繰り返しながら、わずかに増加といった状況で、開設当初と比較し増加率は鈍化している。

 

 

介護保険事業状況のデータ分析により、コロナ禍においても、当事業所の顧客となりうるターゲット層に大きな変化はなく、むしろ増加傾向にあることがわかりましたので、外部環境のせいにすることなく、KGIの達成、そのための KPIの設定、顧客満足度とケアマネジメントスキルの向上に取り組んでいきたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

 

 

→日報一覧はこちらから