R3.6.13(金)サンパチ日報管理者K編@介護職員初任者研修
AM
Zoom朝礼
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有料老人ホーム連絡調整
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家族連絡調整
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支援経過記録
PM
自宅モニタリング
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銀行手続き
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有料老人ホーム連絡調整
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支援経過記録
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ケアプラン原案作成
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初任者研修講師
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帰宅
【今日のいいこと】
今週は、数年ぶりに、介護職員初任者研修の講師の依頼をいただき、終業後、5日間に渡り、講義をしておりました。
私の担当科目は、尊厳や人権、高齢者に関連する制度に関するもので、アドボカシー、ストレングス、エンパワメント、ノーマライゼーション、高齢者虐待防止法、身体拘束禁止、マズロー欲求階層、QOL、自立支援、自己決定、障害者総合支援法、成年後見制度といった内容です。
社会福祉士の専門知識と技能、ソーシャルワークの原理原則に関わる内容であり、介護職員初任者研修ではありますが、社会福祉士を意識しての講義となりました。
今後、介護という仕事を本格的に目指すであろう受講生の皆さんを前に、お話する機会を得たこと、大変光栄なことです。
テキスト通りの言葉を並べるだけでなく、介護事業所勤務時代の実体験や、現在のケアマネジメント業務の中での、多様な介護事業所との関わりの中での実例を多く交え、ひとつでも受講生の胸に残るよう意識しました。
介護職として、利用者の尊厳を守り、人権を擁護することとは、人として当たり前に優しく丁寧に接すること、利用者の自己決定を引き出すこと、そのために選択肢を提示すること、言葉掛けは必然的に、質問形、疑問形とすること、決して、命令形、指示形にはなりえないこと、など。
丁寧な言葉掛けをし、食事・排泄・入浴のみの低次の人間欲求だけでなく、高次の自己実現、楽しみ、生きがいを目指す支援をするのが、介護職の楽しさ、やりがいであること、など。
そして、そういった支援が可能となる職場を見つけること、など、お伝えしました。
また、社会福祉士としては、成年後見制度のメリットと、テキストにはないデメリットとなりうる点、申し立てから後見活動の実際についてお話しました。
おそらく、1割も胸に残すことはできなかったと思いますが、いつかどこかの評判の良いサービス事業所で再開できたら嬉しいなと思います。
受講生の皆さんの、介護職としての健全なるスキルアップと、ご多幸を心よりお祈りいたします。
今日も一日おつかれさまでした。