R3.6.30(水)サンパチ日報社員SY編@地域ケア会議
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皆様、こんにちは。
16日(水)に根城公民館にて地域ケア会議が開催され、事例提供者として参加させて頂きました。
かなり緊張しましたが、良い経験と学びを得られた時間でしたので紹介したいと思います。
今回、90歳代で独居生活を送られている方のケースを事例として挙げさせて頂きました。
自立した生活を送られており、介護保険サービスはお使いになられていません。
大きく以下の3点について話し合わせて頂きました。
①独居生活を安全な形で維持していく手立てについて
②健康管理や緊急時の対応をどうしていくか
➂介護保険サービス利用へのタイミングとは
各専門領域からの参加者として、民生委員・包括職員・インフォーマルサービスとしての訪問看護職員・デイサービス職員・福祉用具相談員・主任ケアマネとなります。
①に関しては、独居生活であることから定期的に人の目に触れるにはどうしたらよいかという視点で意見が交わされました。
その中で、見守られる側ではなく、何か役割を持ってもらう事で本人自身が地域に参加していくような方法もあるのではないかとの意見を頂き、自分の中には無かった視点でしたので、ハッとさせられた意見でした。
具体的な形にできると、やりがいに繋がり生活の質が豊かになる可能性のあるご意見を頂けました。
②の健康管理に関しては、自費での訪問看護サービスがあり話し相手を務めつつバイタルチェックや健康に関する相談・助言の実施、買い物に付き添いながら食事面の助言を行う事が出来るというお話を頂けました。
医師からの意見書は必要なくお互いの契約に基づいて利用ができるシステムとなっております。
このため、医療・介護サービスに基づく訪問看護と自費サービスの訪問看護も併用されている方もいらっしゃるとの事です。
頂いたパンフレットの掲載許可を頂きましたので、興味ある方はご覧ください。
時代ならではの見守りとして家電製品にお知らせ機能が備わったものがあり、電気をつけたりポットを使用したりすることで、携帯電話等に連絡が届くというものです。
これは、距離関係なく知らせが届くので、遠方に住んでいたとしても使用状況のお知らせから安否確認できる形となっております。
時代のなせる技だなぁと、関心してしまいました。
(象印 みまもりほっとラインホームページより抜粋)
➂に関しては、現時点では本人自身が利用を必要としていない事もあるため、信頼関係を築きながらタイミングを見て、働きかけていく事が本ケースでは大事になるのではないかと意見を頂きました。
本人なりの生活像と家族が抱える独居生活への心配に対して、どのように折り合いをつけていくかは、これからの関りの中で糸口を見つけたいと考えております。
本当は、もっとたくさんの事について話し合い、意見を頂戴しておりますが個人情報も考慮した結果、ざっくりとした表記となり申し訳ありません。
ケア会議の司会進行や書記の他、ケア会議開催までに多くの采配を頂きました高齢者支援センターみやぎの皆様には、本当にお世話になりました。
また、本ケースを通して様々なご意見を頂きました、各関係者の皆様もありがとうございました。
頂いた意見をご紹介しながら、本人や家族にとってちょうど良い所を目指していきたいと思います。
今日も一日お疲れさまでした。