11/19(火)サンパチ日報管理者K編@青森県版「ごちゃまぜ師」フォローアップ研修会
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青森県版「ごちゃまぜ師」フォローアップ研修会
【今日のいいこと】
本日はほぼ終日、青森県庁主催の研修会に参加しました。
県内各地の様々な属性の医療、介護、福祉関係者が集まり、学び合いました。
留守を守ってくれるスタッフに感謝しつつ、多職種連携・協働のための対話の場をつくるプログラムデザイン等の知識・技術について、演習中心に学びました。
ジグソー法やKP(紙芝居プレゼンテーション)法を使い、参加者全員で内容を要約化し、理解を深める手法を初めて体験しました。
・ロールチェンジ(役割を交代する)
主役をスィッチし固定化しない。みんなを主役に。・忙しいから「後で聞く」に次はない。2分あれば殆どは聞ける。2分は思っている以上に長い。
「質問」とは、問う側は答えを知らないから知りたい。問われる側は答えを持っているが、それを今話したいとは限らない。
「問い」とは、問う側も問われる側も答えを知らない。お互いが、みんなで思考し、対話で深め合う入り口。
よって、「質問」ではなく「問い」を重ね、対話を活性化させる。
・ファシリテーションには、
①「場づくり」
空間と関係性のデザインを工夫し安心安全な場を整える。②「グループサイズを使いこなす」
10人に意見を聞いても発言しにくい。まずは一人で考えをまとめたり思い出す時間を30秒~1分入れること、そして、2~3人のサイズで2~3分話すだけでも話すハードルが下がります。それを全体に共有してもらうことで考えを共有できる。③「問いを投げかける」
ファシリテーターは「問いがいのち」
「考えてください」という指示(インストラクション)は効果的ではない。指示されて身体は動くが、思考は動き出しにくい。話し合うテーマについて、どのような「問い」を、どういう順序で参加者に投げかけるのが良いかは、ファシリテーターの熟考のしどころである。
・否定的な点の深堀りでなく、ポジティブで楽しい問いから
「何が問題なのか?」→「どうすれば地域で一番笑顔の多い〇〇と言われるようになるだろうか?」・共通する話題や経験で実感をもって話せるテーマの問いから
「どんな研修を受けたいのか?」→「今まで一番楽しかった研修は?」 などなど④見える化(可視化)
ホワイトボードや紙の活用し、今話してることの共有化、内容の整理、抜け漏れチェック、最終成果物として形にする。
グルプメモリー(集団としての記憶)になる。「オール」OARRを設定する
開始前の方向付け→ボートのオールの意
①Outcome アウトカム(ゴールや目的、求める成果)
②Agenda アジェンダ(開始・終了時間、進行の流れ)
③Role ロール(役割や心構え)
④Rule ルール(約束事)などなど多くの学び合いができました。
これらは、職場の会議や、サービス担当者会議だけでなく、日常のさまざまな対話の場面で活用できるものであると思います。
このスキルを習得し実践することで、あらゆる対話が促進され、多職種連携、ケアマネジメントのみならず、ソーシャルワーク、事業運営、人材育成などなど、プライベート含め、さまざまな事象を円滑に進めることができる可能性を秘めていると感じました。自分の人生におけるOARRは何か?
一日を通して多くの学びがあり、頭の中がごちゃまぜになっていますが、少しずつ整理しつつ、更に学びを深めていきたいと思います。
今日も一日おつかれさまでした!