R5.7.22(土)サンパチ日報主任S編@第2回 八戸の医療的ケアを考える会
PM2:00~
「令和5年度八戸の医療的ケアを考える会 第2回勉強会」が、estacion(エスタシオン)で開催されました。
今回は、株式会社なの花東北(なの花薬局根城店 ブロック長)薬剤師の尾﨑絵理奈氏より、「薬局薬剤師の業務と医療的ケア児への関わり方」のご講義を頂きました。
薬剤師は、
(対物)
①処方箋の内容を鑑査
②処方箋に沿って調剤
③お渡しする薬の監査
(対人)
①処方箋に関する服薬指導
②指導後から次回受診までのフォローアップ
③薬物治療に関する情報提供
と、大まかな役割があります。
しかし、薬剤師にとって医療的ケア児の分野は、まだ未知の領域だそうです。
子どもだから大人の半分量ということではないこと、小児への適応の薬が成人と比較して少ないことなどが挙げられます。
「これから先の人生がある子供達をケアしていく親御さんや関係者の負担や不安を軽減できるように、正しい知識を情報を提供すること、薬の適正使用を続けていけるようなフォローをしていきたい」
ということで、対面して言葉だけを把握するのではなく現場に実際に行ってみること、退院時のカンファレンスへ参加すること、多職種の関係者と話し合う機会が作れればというお話がありました。
介護保険での居宅サービス担当者会議や、地域ケア会議など定期的に開催する会議はない様子でしたので、関係者が集まって子供達の支援内容を共有できるように、これからの課題になりそうです。
素敵なcafeで、会議ができることも知りました☕
https://8estacion.jp/
11月には、医療的ケア児のイベントも予定しているそうです。
決まり次第、アナウンスしていきます 😀
今日も一日おつかれさまでした!