R4.2.24(木)サンパチ日報管理者K編@合同事例検討会

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【今日のいいこと】

本日は、5つの居宅介護支援事業所による合同事例検討会を開催しました。

事前打ち合わせ会により、各事業所の役割分担を決定し、サンパチはチラシ作成、司会になりました。

 

 

サンパチからは5名全員がそれぞれ自宅から参加しました。

 

今回は、他事業所のケアマネジャー歴1年未満の方から事例提供がありました。

経験も浅いので、支援困難の壁にぶちあたっています!!

というよりは、多職種連携で、家族や本人の意向(フェルトニーズ)と、ケアマネジメントにおける課題分析結果(ノーマティブニーズ)をバランス良く、調整、マネジメントしながら、段階を踏みながら、徐々に家族と本人の意向を満たしつつあるという、どちらかというと成功事例のような事例提供でした。

 

市内5事業所から、14名のケアマネジャーと、スペシャルゲストの言語聴覚士と作業療法士、総勢16名の参加者より、様々な視点での質問と提案、アドバイスが出されました。

 

その中でも最も多かったのは、承認の意見でした。

専門職として導き出したニーズと、若干隔たりのある家族の希望をしっかりと受け止め、受容し、対話をしながら、ニーズと希望をすり合わせ、融合させ、ゴールに着実に近づいている点において、参加者より、承認の意見が多く出されました。

 

事例提供者の気づきとして、

当初、在宅生活は困難であるとの思い込みがあり、本人や家族の力を信じることが欠けていたこと。

家族主体ではなく本人主体で考えること。

ここがゴールと思わず、様々なインフォーマルサービスにも目を向け、より本人・家族の望む在宅生活が継続できるようにしたい。

 

といった話がありました。

 

 

事例検討会の後は、情報交換会として、八戸市介護保険課から出されたQ&Aについての疑問点や㊙情報の共有を行いました。

適正なケアマネジメントの土台には、適切な法令理解とコンプライアンスが大前提となりますので、現在、八戸地域を賑わしている、第2表の頻度は随時ではダメです問題を中心に意見交換がなされました。

 

私からは、国保連縦覧点検で指摘された退院退所加算についての話題提供を行いましたが、意見交換をしているうちに曖昧な点があることに気づき、終了後、すぐに介護保険課担当者へ電話にて要件確認し、自分の解釈が不足していた点に気づき、すぐに参加事業所へメールにて解釈の訂正を行いました。

 

介護保険業界に散見される、いちケアマネの解釈間違いによる都市伝説的嘘ルールを流布することだけは避けなければなりません。

 

事例検討会にてフレッシュなケアマネジャーの奮闘ぶりに刺激を受け、意見交換会ではコンプライアンスの注意点を再確認でき、非常に有意義な時間となりました。

 

年数回定期開催している取り組みであり、今後も継続していきたいと思います。

 

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

 

 

 

 

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