R6.9.23(月)サンパチ日報管理者小泉編@ケアマネジャーの業務と役割

R6.9.23(月)サンパチ日報管理者小泉編@ケアマネジャーの業務と役割

 

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帰宅

 

【今日のいいこと】

秋分の日振替休日の本日もサンパチは元気に仕事してます!
(4名は有休・振休とってます^^)

先日、とある方から教えてもらったのですが、最近、SNSやネットで話題のケアマネに関するトピックスと言えば、こちらです。

 

横浜市「ケアマネジャーの業務と役割」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/kaigo-hoken/aramashi.files/0014_20240826.pdf

最近、耳にすることが多くなったケアマネジャーの「シャドウ・ワーク」。

なんだか、かっこいい響きにも聞こえますが、ケアマネジャーには、業務範囲外の仕事が多い、ということを指す言葉です。

 

 

厚生労働省
「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」
では、

○ 業務の範囲について、利用者や家族にとってもどこまで依頼できるのか分からないということがあり、ケアマネジャーとの間に認識の差がある。周囲の理解が必要であり、できるところから業務範囲を明確化した上で、関連職種も含めて啓発していくことが重要。

業務範囲外であっても市町村がケアマネジャーに依頼することがある。地域の課題として考えることが必要であり、市町村がそれを認識してリーダーシップを発揮して検討し、必要に応じて関係者を含めて協議して、インフォーマルな資源を生み出していくことが必要。 住民への丁寧な説明も必要。

○ 相談援助など基本的に必ずやるべき業務と市町村あるいは地域包括支援センターがやるべき業務、本人自身でやるべき業務というのは はっきり分けていかないといけない。そもそも何が本来業務たるべきかという観点からの検討も必要。

○ 家族への支援は行うべきであるが、家族の代行とは切り離して考えるべき。

○ 要介護度とは関係のない支援については業務範囲外とすることも考えられる。ただし、緊急時の対応というのは切り離せないので、報酬で評価することも必要ではないか。

ケアマネジャーに新たな役割や業務を担っていただくのであれば、介護報酬なのか他制度や利用者負担なのかも含め、報酬としてどう評価するのか幅広く考える必要がある。

従来は想定されていなかった業務に対する評価が必要。

 

といった、至極真っ当な意見も出されています。

 

私は、”ケアマネ業務外のことは一切やりません!” ではなく、ケアマネジャーの業務と役割を整理した上で、業務外と言われることであっても、私たちができること・やったほうがいいことには、チャレンジする価値があるというスタンスです。

そのことで、利用者の利益になり、私たちの職能の幅と経験値が広がり、個人と組織の成長につながると思うからです。

むしろ、ケアマネジャーの本来業務ばかり延々繰り返しても、ソーシャルワーカーとして面白みに欠ける!とすら思います。

ただし、法人として、その労力(負担)と対価をどう捉えていくか、十分に考えなくてはなりません。

 

この横浜市の、ケアマネジャーの視点にたった活動は、私たちにとって、非常に心強いものです。

ケアマネジャーの指導・指定権者である保険者・行政が「ケアマネジャーの業務と役割」について明確に形にして発信してくれることが、この課題解決の第一歩として非常に重要です。

一方で、このリーフレットにある「できないこと」は、ごく極端なほんの一例に過ぎず、物足りなさを感じます。

私個人の感覚としては、利用者家族よりも、連携する関係事業所、関係機関から求められ、困ってしまうことのほうが多い印象です。

ここで、細かく述べると、私も仕事がしにくくなりますし笑、お互い様の側面もあるので詳細は控えますが、良質な連携とは、まずは、お互いにお互いの業務と役割、専門性を理解することから始まると考えます。

お互いに、思いやりと勇気を持って、対話をしながら、理解し合うことが重要であると考えます。

そして、その先に「互恵」「Win-Win」「共存共栄」の関係が構築されると思っています。

私も少しずつ、発信、対話しながら、利用者・家族、行政、関係事業所、関係機関と良い関係を築いていきたいと思います。

 

今日も一日おつかれさまでした。

 

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